今回は、初めてのハワイ旅行で、ハワイに日本から食べ物を持ち込みたい人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、私が2018年1月にオアフ島を訪れたときの入国審査で体験した、「こんなことを聞かれることがあるんだな」という話です。
ハワイへの食べ物の持ち込みには申告が必要
ハワイ旅行で、その入国審査が初めての人が知っておきたいのが、「ハワイへ食べ物を持ち込む際には申告が必要」という事実です。
具体的には、アメリカ入国時に必要な税関申告書という書類に、次の質問項目があり、そこに「はい」の欄にチェックして提出することになります。
私(私たち)は以下のものを持ち込んでいる
(a) 果物、野菜、植物、種、食品、昆虫
そして、食品を持ち込む場合の注意事項として、JALの次のページの注意点が参考になります。
アメリカ合衆国/ハワイ税関申告書記入のご注意
肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込むことはできません。これらのものを所持していながら、申告を行わなかった場合は、虚偽申告とみなされ、多額の罰金が科せられる場合があります。
特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子なども持ち込みが禁止されており、申告の対象となっています。
JAL: アメリカ(ハワイ含む) 各国出入国書類の書き方より引用
このように申告しても持ち込めないものさえあるわけですね。また、申告せずに持ち込もうとすると、虚偽申告として罰金となる可能性があることもわかります。
というわけで、ハワイに食べ物を持ち込みたい人は、正直に申告する必要があります。
入国審査で「食べ物を持ってきてないですか?」と確認される
さて、私は、2018年1月にハワイ出張をしました。その際に、「入国審査でこんなことを質問されることがあるんだな」と思ったのが、「食べ物を持ってきてないですか?」と入国審査官に確認されたことです。
なぜこう質問されることを疑問に感じたかというと、これまでの私のハワイ訪問でした入国審査で、このような質問をされたことがなかったからです。つまり、この時が初めての体験でした。
また、私は上でご紹介した税関申告書の持ち込みの質問項目は、「いいえ」とチェックして提出していました。それにも関わらず、このような質問をされたので、「おや?何か疑われているのかな?」と感じました。
私は、食べ物の持ち込みに関する質問を、入国審査の後にする税関のスタッフにされるなら、特に疑問に感じることはありませんでした。税関申告書の書類の内容をもとにチェックするのが、そのスタッフの仕事だと考えるからです。一方、今回は、税関の手前の入国審査で、それを確認されました。なので、「おや?」と感じたわけです。
ちなみに、この時は、入国審査にあたり、APC KIOSKの機械は使わず、有人の窓口で行なっています。この時は、機械のレーンに行列ができていて、有人の窓口を使うように促されたんですね。
正直に申告した方が良い
今回、入国審査官に、「食べ物の持ち込みの有無」を質問された経験から、改めて、食べ物の持ち込みに関して「正直に申告した方が良いな」と感じました。下手に嘘をつこうとすると、この質問でドギマギしてより疑われる可能性があるからです。
また、私の実体験として。この食べ物の持ち込み申告を「はい」にした場合の、その後の税関のチェックにそれほど時間が取られないことも、正直に申告した方が良い理由です。
というわけで、例えば、「英会話が苦手」という理由から、英語を使う可能性が増えることを面倒がって、虚偽申告するくらいなら、正直に申告するのが良いと改めて感じました。