今回は、ハワイ旅行で初めてレンタサイクルで行動する人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、ハワイにおいて駐輪中の自転車が「具体的にこんな鍵を利用していました」という、具体例です。
bikiは例外です
この記事を書いている2018年現在、オアフ島の主にワイキキおよびその周辺では、自転車共有サービスのbikiが利用できます。
最初にお伝えしたいのは、今回の記事において、「このbikiについては鍵の問題は関係ないですよ」という点です。というのも、bikiは、bikiストップと呼ばれる公式の駐輪場間の移動にしか使えないからです。
実際、bikiの日本語ページにも、次の記述があります。
利用中にバイクのそばを離れたり放置することは禁じられています。バイクをなくしてしまった場合の責任と賠償金はお客様に課せられます。
bikiの自転車は、「自由にどこでも駐輪できるわけではない」ということですね。つまり、鍵のかかる公式のbikiストップにしか停められないので、bikiの自転車は、鍵に関して気にすることがありません。なので、bikiは例外というわけです。
ハワイ時間2018年10月29日の地元新聞の記事に、「ホノルルで駐輪場なしの自転車共有サービスが始まる」という記事が公開されています。
Star-Advertiser: Dockless bikeshare launches in Honolulu
bikiの場合、駐輪できる場所が限られましたが、こちらはその制限がなくなります。つまり、普通のレンタサイクルと同じように駐輪場所とその盗難防止を意識する必要があります。
ワイキキで駐輪中の自転車が使っている鍵の例
というわけで、biki以外の自転車がハワイで駐輪しているときに使っている鍵の具体例を写真でご紹介します。まず、ワイキキにある自転車ラックに駐輪中の写真から始めましょう。
次の写真は、ワイキキのカラカウア通り沿いの自転車ラックに駐輪中の写真です。
前輪からフレームにかけて、うねうねとした太めのワイヤーの鍵を利用していることが写真からわかります。
次の写真も、同じくワイキキのカラカウア通り沿いの別の自転車ラックに駐輪中の自転車です。
この写真は一見するとどこを鍵で固定しているかわかりにくいですが、よく見るとサドルのあたりをU字型の鍵で固定しているのがわかります。
ちなみに、U字型でのこの固定の仕方は、「盗難の恐れがあるのでは?」と心配になりました。というのもサドルを抜かれると鍵が簡単に外せそうだからです。
ワイキキ以外の場所で駐輪中の自転車が使っている鍵の例
続いて、ワイキキ以外の場所で駐輪中の自転車が使っている鍵の例をご紹介します。
次の写真は、オアフ島の東側にある「天国の海」としても有名にラニカイビーチ近くに駐輪中の自転車です。
後輪を暗証番号式のワイヤーの鍵で固定しているのがわかります。この様子を見て私は、ラニカイビーチでは公共の自転車ラックが見つからないため、「このように駐輪するしかないんだな」と感じました。
続いて、次の写真は、ワイキキから車で10分ちょっとの距離にあるカハラモールに駐輪中の自転車です。
前輪を暗証番号式のワイヤーの鍵で固定しているのがわかりますね。
レンタル自転車を盗難された場合のリスクを知る
以上のラニカイビーチやカハラモールに駐輪している自転車ですが、おそらくレンタルサイクルで、その鍵もレンタル業者から借りたものを使っていると思われます。
ハワイでこのようなbiki以外のレンタル自転車を初めて利用する人が、確認しておいた方がよいのが、実際に盗まれた場合のリスクです。
レンタル自転車の場合、その業者で盗難保険に入れないことがあるからです。また、自分で海外旅行保険に入っていたとしても、「レンタル品の盗難は対象外」となる可能性もあります。
つまり、レンタル自転車を盗まれると、その罰金を自腹で払うことになる可能性があります。その可能性がある場合、業者が貸してくれる暗証番号式のワイヤー型の鍵では、不安を感じることになります。
なので、ハワイでレンタル自転車を借りる場合、「盗まれた場合の罰金がいくらか」、「自分が入る海外旅行保険はレンタル自転車の盗難について補償があるか」は、必ず確認しておいた方が良いです。また、レンタル業者が貸してくれる鍵に不安を感じる人は、自分でそれを準備するのも1つの方法です。