今回は、ハワイ旅行で初めてホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ空港)から日本に帰国する人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、2019年1月に、私がホノルル空港の保安検査で「気をつけたほうが良いな」と感じた体験談です。
具体的には、この時は、ホノルル空港の保安検査が混雑しており、検査のために預けた貴重品(財布、スマホ、カメラなど)に対して、自分の目が全く届かなくなる体験をしました。
予算停止の影響で保安検査が混雑する
私が、2019年1月にホノルル空港から帰国する時は、保安検査がとても混雑していました。その理由は、政府による予算停止の影響で、公務員の給料の支払いが止まっていたことです。
以下の記事では、それによってホノルル空港のTSA(セキュリティ)のスタッフが、無給で働くことになってしまっていることが紹介されています。
Star Advertiser: Government workers plan ‘silent march’ at Honolulu airport to protest shutdown
このように、私がホノルル空港から帰国する時は、この予算停止の影響で、空港の保安検査のスタッフも足りていない(もしくは、やる気のない)状況でした。私は、ホノルル空港ターミナル2のデルタ航空のチェックインカウンター近くで保安検査を受けたのですが、この影響のためか2レーンしか稼働していませんでした。
時期としては、1月でも正月を外した、日本人旅行者にとっては繁忙期ではない時期でした。行きと帰りどちらの飛行機も空席が目立つ状況でしたが、デルタ近くの保安検査前には、長い行列ができていました。
検査のために預けた荷物とボディーチェックのレーンがバラバラになる
このように混雑した状況下で、ホノルル空港の保安検査を受けることになったのですが、「これは気をつけたほうが良いな」と思う体験をしました。
何に気をつけたほうが良いかと言うと「検査のために預けた荷物を喪失しないように気をつけたほうが良い」と言うことです。と言うのも、この時の保安検査では混雑のためか、検査のために荷物を預けるのとボディーチェックにあたり、2つの異なるレーンで、バラバラに受けることになったからです。
普通であれば、検査のために荷物を預けたレーンでそのままボディーチェックを受けて、同じレーンの先で荷物を受け取りますよね。一方、この時は、人によっては、荷物を預けたレーンとは異なるレーンでボディーチェックを受けることになりました。
実際、私がそうなったのですが、自分の荷物を預けたレーンでボディーチェックを受けられず、荷物を預けたレーンから、かなり離れることになりました。ボディーチェック中は、預けた荷物に対して、全く目が届かない距離です。
そして、荷物の受け取りは、ボディーチェックをしたレーンからいちいち、預けたレーンに戻ることになりました。
極力目を離さないように気をつける
つまり、検査のために預けた荷物に対し、誰かに間違って持って行かれたり、最悪盗まれるようなことがあったりしても、それに気がつけない位置でボディーチェックを受けることになりました。
私は、この時は、財布、スマホ、タブレット、デジカメなどの貴重品を預けていたので、それに目が届かない状況となり、ヒヤリとしました。
これらの貴重品は、保安検査では身につけておくことはできず、預けるしかない状況になります。一方で、今回のように、預けたレーンから離れた場所でボディーチェックを受けることになることもあります。
理想を言うと「そもそもハワイ旅行に貴重品を持ち込まない」と言うことになるのですが、財布やスマホは、必需品でそうも行きません。ので、ホノルル空港において、混雑時の保安検査では、預けた荷物から目を離しそうになる状況があることを想定しておき、そうなった場合、極力目を離さないように気をつけた方が良いです。