今回は、小さい子供を二人連れたハワイ旅行で、コンドミニアムタイプの部屋に宿泊するにあたり、1ベッドルームと2ベッドルームのどちらが良いか検討している人に伝えたい情報です。
私は、2019年1月に4歳児と0歳児(10ヶ月)と妻、同年8月に5歳児と1歳児と妻を連れて、4人でハワイ旅行をしました。
そして、1月の旅行では1ベッドルームに宿泊し、8月の旅行では2ベッドルームに宿泊しました。その宿泊体験を比較した感想をご紹介します。
それぞれの旅行で宿泊した施設の概要
初めに、それぞれの旅行で宿泊した施設の概要からご紹介します。
2019年1月の時には、オアフ島旅行をしました。この旅行では3つの宿泊先に滞在したのですが、そのうちの1つが、ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジにあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアンでした。
ワイキキアンで宿泊した部屋タイプは、眺望がパーシャルオーシャンビューの1ベッドルームで、26階の部屋となりました。1ベッドルームなので、当然寝室は1つしかない部屋だったのですが、その寝室には、ベッドが2台あるダブルの部屋でした。
一方、2020年8月の時には、ハワイ島旅行をしました。この旅行では、ハワイ島の西側、カイルア・コナにあるコナ・コースト・リゾートという宿泊施設に滞在ました。こちらは、現在、ウィンダムが管理しているタイムシェアの宿泊施設です。
コナ・コースト・リゾートでは、2ベッドルームの部屋タイプに宿泊しました。宿泊した建物は、主寝室からお隣のゴルフ場越しに海が見渡せる立地で、2階建ての建物の2階の部屋となりました。この部屋では、2つある寝室のうち、主寝室には、キングサイズのベッドが1台ありました。一方、2つ目の寝室には、ベッドが2台ありました。
以上、これら2つの部屋に宿泊した時の体験を比較します。
「大は小を兼ねる、広い方が快適」と感じた
今回、グランド・ワイキキアンとコナ・コースト・リゾートという異なる施設に滞在した体験の比較となります。かたやワイキキにある新しい高層タワーのワイキキアン、かたやハワイ島のちょっと古めで低層のコナ・コースト・リゾート、ということで、施設の特徴が大きく異なります。
ので、そういった施設の特徴の違いはおいておいて、ここでは、「小さい子供を2人連れてハワイ旅行で、1ベッドルームと2ベッドルームに泊まった体験の比較」というベッドルーム数に注目した観点で比較します。
で、結論を述べますと、2020年1月にワイキキアンの1ベッドルームに宿泊した時と比較し、同年8月にコナ・コースト・リゾートの2ベッドルームに滞在した時には、「大は小を兼ねるな。広い部屋の方が快適だ。」と感じました。
というのも、2ベッドルームでは、寝室の使い方の選択肢が広がったからです。例えば、「大人と子供」という分け方で、2つある寝室を分ける以外にも、妻と私のうち、1歳児と添い寝をする大人が、主寝室のキングサイズのベッドを使い、もう片方の大人は、5歳児とベッドが2つある寝室で寝る、のようなことができました。
1ベッドルームでは、選択肢が限られる
一方、ワイキキアンの1ベッドルームに滞在したときは、「2つあるベッドをどう使い分けるか?」という選択肢しかありませんでした。
正確には、このときは、0歳児のためにベビーベッドを借りていたのですが、そこに寝かせると夜中泣いて起き出してしまい、結局添い寝になりました。また、この部屋にはリビングにベッドにもなるソファーがあったのですが、寝る直前までそのリビングのソファーで寛いだり、小さい子連れの状況から設置するのが面倒になったりと、ソファーベッドを利用する気になれませんでした。
そのため、0歳児と添い寝をする大人は、ダブルのベッドの片方で落下しないように、かなり気を使いながら寝ることになりました。また、4歳児と添い寝をする方は、ベッドを狭く使うことになりました。
この時に、もし2ベッドルームに滞在していたら、もっと快適な睡眠環境を作れたのは、間違いなかったです。
ただ、実際には、1ベッドルームと2ベッドルームでは、宿泊料金が変わり、当然ながら広い方が高くなります。タイムシェアで考えるならば、購入費用や年間の管理費の額が、2ベッドルームの方が高くなるわけですね。ので、単純に「広いから2ベッドルームにしよう」というわけには、いかないはずです。
ですが私の実感として、小さい子連れ二人でのハワイ旅行にあたり、予算が許すなら、2ベッドルームが快適なのは間違いなかったです。予算の都合で、グレードの高い施設の1ベッドルームと、それよりグレードが低い施設の2ベッドルームのどちらかを選ぶしかないとすると、広さを優先して2ベッドルームを選びたいくらい「快適さが違う」と言う感想になりました。