今回は、小さい子連れでのハワイ旅行にあたり、その部屋の間取りを検討している人に伝えたい情報です。
私は、これまでにした小さい子連れでのハワイ旅行で、部屋に仕切りのない日本のワンルームマンションのような間取りとなる「スタジオ」と、寝室がちゃんと区切られた「1ベッドルーム」に宿泊したことがあります。
その体験の比較をご紹介します。
小さい子連れのハワイ旅行で「スタジオ」に宿泊した経験の概要
では、私が、小さい子連れのハワイ旅行で「スタジオ」に宿泊した経験の概要からご紹介します。
現在、私には二人子供がおるのですが上の子が、1歳の時に、ワイキキのアクア・オアシスホテルのジュニアスイート キチネット付きの部屋タイプに泊まったことがあります。
公式サイトによるとこの部屋の広さは、46平米とのことです。部屋のキッチンは、簡易なキッチンとなる「キチネット」とのことでしたが、意外にそのスペースは、広い印象でした。次の写真の通りです。
ベッドとソファーのある寝室兼リビング的な空間が、このキッチンと1つにつながる空間につながる間取りだったので、この部屋は、「スタジオ」タイプの部屋になると考えています。
その後、上の子が4歳、下の子が0歳のときには、ザ・リッツ・カールトン・ワイキキビーチのデラックスオーシャンビュールームの部屋タイプに宿泊したことがあります。
公式サイトによるとこの部屋の広さは、40平米とのことです。私が宿泊した部屋は、縦に長い間取りで、入り口から見ると、まず入ってすぐにある廊下沿いにキチネットがあり、それと並ぶように浴室・洗面・トイレの空間がありました。その奥にベッドがある空間があり、その奥がソファーやテーブルがあるリビング的な空間となっていました。
リビング的な空間は、可動式の間仕切りでベッドの空間と仕切れるようになっていました。ただ、仕切らないのが標準の使い方で、キッチンからリビング的な空間まで、1つの空間となるため、こちらも「スタジオ」タイプの部屋に当てはまると考えています。
小さい子連れのハワイ旅行で「1ベッドルーム」に宿泊した経験の概要
一方、小さい子連れのハワイ旅行で1ベッドルームに宿泊した経験の概要をご紹介しますと。
まず、上の子が2歳の時に、ワイキキ・バニアンの1ベッドルームの部屋タイプに宿泊したことがあります。この建物には、アストングループが運営するホテルのように予約して利用できる部屋もあるのですが、私は、Airbnbを利用して、個人が所有するリノベーション済みの1ベッドルームに宿泊しました。
この建物の1ベッドルームの広さは基本全て同じはずですので、アストンの公式サイトの情報を引用すると、その部屋の広さは、50平米となります。
私が宿泊した部屋では、キッチンとリビングのある空間と、ベッドと浴室がある空間は、かつてはあったであろう間仕切りがなくなり1つの空間となっていました。つまり、全てが1つの空間となっていました。
なので、この部屋も、上でご紹介したリッツの部屋と同じように「スタジオ」と呼んでも良いように思ってしまいます。が、アストン運営の部屋タイプでは、例えば「1ベッドルーム・デラックス・オーシャンビュー」のように紹介されています。ので、やはりこの部屋は、「1ベッドルーム」と考えるのが妥当ですね。
また、上の子が4歳児、下の子が0歳のときに、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアンの1ベッドルームに宿泊したことがあります。こちらは、部屋の広さは、78平米でした。この部屋は、ベッドのある寝室とリビング・キッチンの空間が完全に仕切られていたので、典型的な「1ベッドルーム」の間取りと言えますね。
「スタジオ」と「1ベッドルーム」に宿泊した経験の比較
それでは、以上の経験をもとに、小さい子連れのハワイ旅行で「スタジオ」と「1ベッドルーム」に宿泊した経験の比較しますと。
まず挙げたいのが、キッチン設備の違いです。私が宿泊した「スタジオ」の部屋タイプでは、そのキッチンの設備が全て、設備が簡易な「キチネット」となりました。アクア・オアシスに関しては、キチネットにしては、空間が広かったのですが、コンロが2口しかないため、やはり本格的な料理をするには、向いていませんでした。ワイキキのリッツ、デラックスオーシャンビュールームのキチネットも同様で、コンロは2つしかない環境でした。
一方、1ベッドルームとなるワイキキアンのキッチンは、フルキッチンとなり、コンロに関しても口がたくさんある上、オーブン付きの環境でした。なので、食材を買ってきて料理をする環境としてとても役立ちました。小さい子連れだと外食は気が疲れるため、部屋での自炊をしたくなります。そういった時にこのキッチン環境の違いが出てきます。
次に挙げたいのが、部屋の広さの違いです。私が宿泊した例では、スタジオの部屋タイプよりも、1ベッドルームの部屋の方が、その部屋が広かったです。そして、部屋が広い方が、開放感やリゾート感がありました。特に、小さい子供は、所狭しと動き回るので、広いに越したことはないと感じました。
ほか、「ソファーベッドを使うとして、リビングと寝室の空間を分けたいか」も、スタジオと1ベッドルームを選ぶときのポイントになると思いました。私たち家族の実体験では、今回ご紹介した上述の部屋では、家族全員同じ寝室のベッドを利用したため、このポイントは関係ありませんでした。
ですが、例えば、「お父さんはいびきがうるさいので、リビングのソファーベッドで一人で寝てほしい」のような要望があった場合。寝室とリビングが分かれている1ベッドルームの方が、その要望には、向いている部屋タイプとなります。
広さに関して、大は小を兼ねると言いますか、やはり「広くて困ることはないな」と言うのが正直な感想となりました。