今回は、初めてのハワイ旅行での観光先選びのご参考として、オアフ島で動物と触れ合える場所をご紹介します。
オアフ島では、飼育動物や野生動物に限らず、様々な動物を見るチャンスがあります。その動物を見ることを観光のプランに組み込んでみるのはどうですか?というのがこの記事でお伝えしたいことです。
また、この記事では、「初ハワイの人でも簡単に体験しやすいもの」という観点でご紹介します。ちなみに、この記事では動物を見られるだけでも、「触れ合える」と表現しています。つまり、物理的に動物に触れない場合も含んでいます。
ホノルル動物園の動物
では早速始めましょう。最初にご紹介したい動物と触れ合える場所ですが、ホノルル動物園です。
ホノルル動物園は、ワイキキの南東の端にあり、初ハワイでワイキキに滞在する人であれば、簡単にアクセスすることができる場所です。
で、ホノルル動物園ですが、おそらく想像している以上に規模が大きいです。具体的には、上野動物園の広さが0.143平方kmなのに対し、ホノルル動物園の0.17平方kmです。つまり、敷地の広さでは、ホノルル動物園の方が、上野動物園よりも広いわけです。
飼育している動物は、哺乳類で40種、鳥類で124種、爬虫類で58種と、その種類も多いです。なので、動物を見るのが好きな人には、なかなかオススメな観光スポットと言えます。
ワイキキビーチの防波堤沿いで魚
次に。ワイキキに滞在する場合は、ワイキキビーチに訪れるのは簡単です。そのワイキキビーチには、防波堤がある箇所が2箇所あります。具体的な場所を、Googleストリートビューで示しますと、次のとおりです。
で、この防波堤沿いの内側が動物を見られるスポットなのです。具体的には、この防波堤の内側では、魚が泳いでいるのが見られます。その種類も様々いるので、実際に潜ってみると「ワイキキの近場で、こんなに魚を見られたんだ」と思うことになります。
この防波堤沿いの内側は、ワイキキに滞在する場合、徒歩でアクセスできますので、一番手軽にシュノーケリングできる場所となります。
クアロア牧場で乗馬
次に。ワイキキから車で北に1時間程度行った場所には、クアロア・ランチと言う牧場があります。クアロア・ランチは、ワイキキからは、車がないとアクセスしにくい場所なのですが、ワイキキ発のツアーがあるため、初ハワイの人でも訪れることは難しくありません。
この牧場は、バギーや乗馬、クルージングなど様々なアクティビティが楽しめるオプショナルツアーで人気の観光スポットとなっています。で、そのアクティビティの中から、乗馬を選ぶことで、動物と触れ合うことができます。
クアロア・ランチで乗馬を体験する方法としては、大きく2つあります。1つは、半日コースや1日コースのツアーで選べる1時間の乗馬の体験です。もう1つは、乗馬だけを2時間体験するコースです。
通常日本人観光客が、クアロア牧場で体験するのは、前者の1時間の乗馬体験となります。半日コースや1日コースで訪れることになるからです。で、この1時間の乗馬体験は、馬に乗っていれば、勝手に馬が行列に合わせて歩いてくれるので簡単です。なので、「乗馬は怖そう」と思っている人でも、難しくなく体験できますよ。
ラニアケア・ビーチでウミガメ
次に。オアフ島のノースショアには、ラニアケア・ビーチという野生のウミガメが見られるビーチがあります。
・Googleストリートビューでラニアケア・ビーチの場所を見る
ここも車がないとアクセスしにくい場所ではあるのですが、ノースショアへのツアーに参加すると、大抵の場合、このウミガメを見られるビーチを訪れることがコースに含まれています。
つまり、初ハワイの人でも、ノースショア観光のツアーに参加することで、野生のウミガメを見ることができます。実際に野生のウミガメをみるとわかりますが、それなりに大きく存在感があります。
ただこのウミガメは、保護の対象なので、餌をあげたり、体に触れたりすることが、禁止されている点にはご注意ください。
その他
以上、オアフ島で動物に触れ合える観光の仕方をざっとご紹介しました。また、今回ご紹介した以外にも、オアフ島で動物と触れ合えるチャンスは、たくさんあります。
たとえば、ワイキキ水族館、シーライフ・パーク、ハナウマ湾、野生のイルカと泳ぐツアー、冬場のマカプウ岬でホエールウォッチングなどです。ほか、裏技的な体験としてPetcoのようなハワイの大型のペットショップに行っても、動物に触れ合える体験ができます。
なので、オアフ島は、動物好きな人が楽しめるチャンスは、たくさんあると言えますね。
最後に余談となりますが。この記事を書くきっかけは、獣医をしている友人から、「獣医師の学会が、毎年秋にオアフ島で開催されるんだよ」と聞いたことにありました。
その学会に参加する獣医にとって、「オアフ島は動物と触れ合えるチャンスはどれくらいあるんだろう?」と考えたことが、この記事を書くきっかけでした。こうしてまとめてみると、そのチャンスは結構あることがわかりますね。