ハワイ旅行で、初めてサーフィンに挑戦する人は、初サーフィンに不安はありませんか?
実は私も初サーフィン体験がハワイのワイキキビーチでした。で、その体験は、楽しかった一方で色々と大変な思いもしました。
そこで今回は、ワイキキビーチでサーフィンデビューをするときに気をつけることをご紹介します。
初回は必ずサーフスクールで基本を習う
まずワイキキビーチは、サーフボードを手軽にレンタルできます。そのため、サーフィンをやろうと思えば10ドル用意して水着でビーチに来れば本当にすぐにできます。
例えば、デューク・カハナモク像のすぐ裏にあるStar Beachboysは、一番わかりやすい場所にあるレンタルショップの1つです。
・Star Beachboys
http://www.starbeachboys.com/
このようにワイキキビーチは、サーフィン自体は本当に手軽にできる環境でサーフィンデビューにはオススメです。ですが、初回は必ずサーフスクールでサーフィンを基本を習うようにしてください。そうしないと最悪の場合、死亡する危険さえあります。
サーフスクールで習う良さとして、まずレッスン中の安全が確保されるメリットがあります。と言うのもサーフィンの危なさの一つとして、別のサーファーとの衝突事故があるからです。
そして、サーフスクールで習うとそれを避けられます。なぜかと言うと、サーフスクールでサーフィンの練習をするときは、地元に顔が効くスタッフが、初心者の練習場所を確保してくれるからです。
具体的には、サーフスクールのスタッフは、生徒のために乗りやすい良い波を選んで後ろから指示を出してくれます。そのスタッフと初心者の間に割り込んでくるようなサーファーは普通いません。ので、別のサーファーとの衝突事故を避けることができるのです。
特に日中のワイキキビーチは混みます。ので、人に衝突する心配がない状況で練習できることは初心者にとって重要です。また衝突事故だけではなく、万が一溺れた、怪我した、などの時にもスタッフが後ろで見守ってくれる安心感は違います。
上にラッシュガードを着たほうがよい
ワイキキビーチのサーファーを見ていると、男性であればサーフパンツのみ、女性であればビキニで颯爽と乗りこなしている人がいます。ですが、最初のうちは上にラッシュガードを着たほうが良いです。
その理由は、サーフボードの上の面には、立った時に滑らないようにするためのワックスが塗ってあるからです。そして、ラッシュガードを着ていないと、パドルというサーフボードに寝そべって水泳のクロールのように漕ぐ動作をする際に、そのワックスと自分の胸が擦れて、擦り剥け痛くなります。
ラッシュガードを着ていると、その擦り傷を防ぐことができます。ラッシュガードは、ワイキキのサーフショップで簡単に手に入ります。値段も30ドル〜とお手軽に買うことができます。
もちろん日本から準備をしても良いのですが、現地でも簡単に入手できます。
女性がビキニでやる場合の注意点
次に女性がビキニでサーフィンをするときの注意点として。ビキニが水を含むと意外にずれやすい点があります。上はラッシュガードを着ていれば問題ありませんが、注意が必要なのは下の方です。
というのも、水を含んで重くなったビキニは、垂れ下がりやすいんですね。そのため、自分が気がつかないうちにずれてしまうことが多々あります。
特にサーフィンがはじめてで四苦八苦している状況では、自分の水着がずれていることに気がつかないこともしばしばです。
そのため、周りの男性陣のサーファーにとってはラッキーに、女性にとっては恥ずかしい状況になることがありますのでご注意ください。
波があるかを確認する
サーフィンは、波に乗るものなので当然ですが波が来ないことにはなにもできません。つまり、波が少ない時期だと、海面にプカプカと浮いて待っている時間が長くなります。ワイキキビーチの場合は、冬場は波が少なくなる時期なのでその点には注意が必要です。
波の確認方法は、このブログの『ワイキキでサーフィンをする時に確認すべき4つのサイト』の記事で紹介しています。
ただ、一度もサーフィンの経験がなければ、波情報を見ても、ライブカメラで海の様子を見ても、よく分からないのが当然です。なので、初めての場合は、レッスンを申し込みたいと思うサーフスクールのスタッフに、問い合わせて聞くのがオススメです。
サーフスクール側もビジネスなので、波がない時期でもレッスンを受け付けます。ですが、やはりレッスンのプロは波がない時期はその時期なりに練習しやすいポイントを熟知しています。
クラゲが発生する時期に気をつける
ワイキキの海では、「BOX JELLYFISH」と言う種類の毒針を持ったクラゲが発生する日が毎月あります。その時期に気をつけてください。
クラゲが発生している日にサーフィンを行うと刺される危険があるので、サーフィンは諦めた方が無難です。クラゲの発生する日はだいたい決まっており、次のサイトのようにクラゲの発生予報カレンダーで確認できます。
サーフィンをする場合、自分の旅程とクラゲの発生時期が重ならないかを確認しておいてください。また、その時期に必ず発生するとも限らないので、最終的には現地での確認が必要です。
ワイキキビーチでのサーフィンは最高に楽しい
以上、ワイキキビーチでサーフィンデビューをするときに気をつけることをご紹介しました。
このように気をつけることはあるのですが、実際のところワイキキビーチほどサーフィンデビューに向いている場所はなかなかありません。
なぜならワイキキビーチでは、気候が良く、サーフボードを手軽に借りられ、またサーフィン用品も手軽に揃えられる環境があり、さらに日本語でのサーフスクールがあるからです。
またワイキキの波はロングボード向きであることも、サーフィン初心者向けの場所である理由ですね。ワイキキの場合、上手い人でもロングボードで楽しむのが普通なので、初心者でも変な見栄を張らずにロングボードで練習することができるオススメの場所です。
ハワイの気持ち良い気候の中ハワイの波に押されて進む爽快感は、日本では体験できないもので最高に楽しいですよ。