仕事でハワイを訪れたときに戸惑ったこと

今回は、仕事でハワイに初めて行く人へのお役立ち情報として、私が仕事でハワイを訪れた時に戸惑ったことをご紹介します。

ハワイは、アメリカですので、仮に取引先が日系企業の関連会社だとしても、日本とは違った文化や習慣があるんですね。初めてだとその違いに戸惑うことになるわけです。

入国審査で渡航目的を「ビジネス」と答えると

では、早速始めましょう。仕事でハワイを訪れる際に、最初に悩むことになるのは、アメリカでの入国審査です。

この入国審査では、ハワイに滞在する理由を尋ねられるわけですが、そこで「どう答えるか」と言うことなんですね。で、観光で訪れた場合は、この時の回答は簡単です。「観光」や「休暇」と言えば良いだけだからです。

一方、問題なのは、仕事で訪れた時の答え方です。

実体験として私は、この入国審査で質問される渡航目的として「ビジネス」と答えたことがあります。で、その結果ですが、やはり、「どんなビジネスをするんだ?」と担当官から、質問が返ってきました。

で、「変に答えると別室送りになるのかな〜?」と心の中で不安を感じつつも、「ハワイに顧客がいてミーティングをするだけ」と言う趣旨のことを英語で伝えました。その結果、「OK」と、それ以上深く質問されることはありませんでした。

渡航目的を「ビジネス」と答えると、以上のように質問が来ることがあるので、それを知っておいたほうがよいです。

ちなみに、この時は、簡単な回答で済んだので良かったです。ですが、仮にさらに踏み込んだ質問をされた時、うまく英語で答えられたかは、わかりませんね。

用紙のサイズはA4ではなくレターサイズ

次に。日本とハワイのビジネス習慣の違いとして、よく使う用紙のサイズの違いがあります。

日本の企業では、一般的にA4サイズで書類を作りますよね。ところが、ハワイではレターサイズというサイズの用紙を使うんですね。

で、A4とレターサイズですが、大体のサイズ感はとても良く似ています。ですが、微妙に縦も横もその長さが違っているんですね。A4のほうがちょっと縦長な感じです。そのため、この2つのサイズの用紙は、うまく重ならないわけです。

なので。もしハワイの企業に向けて、企画書や提案書など紙に印刷する前提の資料を作る場合は、レターサイズで作ったほうが親切です。また、そうしておくと、客先のプリンターを借りて資料を印刷するような時に、サイズの違いによるずれを意識せず印刷できるメリットもあります。

オフィスビルのトイレでも鍵が必要

次に。これはそのビルによっても変わる話なのですが、ある客先のビルを訪れた際に。そのオフィスのフロアにあるトイレを利用するために、鍵が必要なことがありました。

日本の場合、オフィスビルのトイレであれば、トイレの入り口に鍵が掛かっていると言うことはありませんよね。そもそも、トイレの入り口にドアがない場合さえあります。

一方、ハワイのそのビルでは、トイレの入り口にドアがあって、鍵がないと開けられなくなっていたんですね。なので、トイレを使いたい時は、「すみません、鍵を貸してください」と言う感じで、利用することになりました。

この「オフィスビルのトイレの入り口にドアがあり、鍵が掛かっていること」ですが、私は意外と衝撃を受けました。と言うのも、「限られた人しか使わない安全そうな場所でも、ハワイでは警戒する必要があるのだな」と感じたからです。

ちなみに、ハワイではオフィスビルに限らず、飲食店のトイレでも入り口に鍵がかかっていることもあるんですね。やはり、ハワイは、日本のようには安全な場所ではないということなんですね。

朝サーフィンをしてから仕事する

次に。ハワイならではの文化として、ハワイでは平日の朝にサーフィンしてから、仕事をする人が結構います。早朝の日の出くらいの時間にサーフィンをして、一旦自宅に帰り、その後、出社する感じですね。

日本ではこのようなことをするのは難しいので、朝サーフィンをしてから仕事をする感覚に、最初は戸惑いを覚えます。

ですが、ワイキキで仕事をしていて、同じくワイキキのサーフポイントでサーフィンをする人にとって、このような働き方は、全く無理がないんですね。なぜなら、ランニングするのと同じような手軽さで、サーフィンができるからです。

これは、そのように働くあるハワイ在住者の方の話なのですが。日本の友達からは、「毎日サーフィンができて羨ましい」と言われるそうです。ですが、ハワイに住んでいると、「サーフィンは本当に当たり前にできるので、羨ましがられるのが不思議」なんだそうなんですね。

それだけ、ハワイはサーフィンがしやすい環境ということなんですね。

ビル内でモバイルWi-Fiルーターの電波が安定しない

最後に。仕事でハワイを訪れる人にとって、ネット環境は必須ですよね。

で、私の実体験では、客先のオフィスのビル内で、レンタルしたモバイルWi-Fiルーターの電波が安定せず、全然使い物にならなかった体験を何度かしています。

なので、レンタルのモバイルWi-Fiルーター以外にも、ネット環境を得る方法を検討しておいた方が良いです。

その時は、その客先のWi-Fiを借りられたので問題がなかったのですが、それができない場合はかなり困ることになりました。

モバイルWi-Fi以外にネット環境を準備する方法としては、たとえばSIMフリースマホを用意し、現地のプリペイドSIMを使って、テザリングする方法があります。

で、そのプリペイドSIMに、AT&TのGoPhoneなど、大手キャリアのものを利用すれば、私の経験した範囲では、ワイキキのビル内でもネットを快適に利用することができました。

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