今回は、初めてのハワイ旅行でオアフ島のワイキキに滞在する人のうち、その治安が気になる人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、CRIMEMAPPING.COMと言うサイトを使うと、ワイキキ周辺での犯罪の発生状況が地図上でとてもわかりやすく確認できることです。
そして、その犯罪発生件数の多さを見ることで、ワイキキ周辺は「気を引き締めて過ごした方が良い場所」と言うことがわかります。
ワイキキ周辺の治安はあまり良くない
初めてのハワイ旅行にあたり、「ハワイは日本語が通じて、人々も穏やかで、安全な場所」のような印象を持っている場合は、それを改めた方が良いです。
特に、オアフ島のワイキキを含むホノルルエリアの治安が良くない事実は、NEIGHBORHOOD SCOUTでホノルルエリアを表示すると確認できます。
NEIGHBORHOOD SCOUTでホノルルエリアの治安の状況を確認する
このページを使うと、地図上でホノルルの治安について、エリア別(NEIGHBORHOOD別)で確認でき、色が濃いほど治安が悪いエリアとなっています。
そして、この記事を書いている現在、ワイキキとその周辺はその色が濃いエリアとなっていることが確認できます。また、このページ上には、100を最も安全とした犯罪指数(Crime Index)について、ホノルルは12という結果も掲載されています。他年間の犯罪の発生件数など、参考になるデータがあります。
具体的な犯罪の発生状況を地図でわかりやすく確認できる
このようにエリア全体の統計を見るだけでも、ワイキキ周辺のエリアは治安がそれほど良くない場所ということがわかるのですが、さらに具体的に、いつどこでどのような犯罪が起きているかを確認する方法があります。
それが冒頭にご紹介したCRIMEMAPPING.COMというサイトで、ワイキキ周辺の犯罪の発生状況は、次のリンクから確認できます。
CRIMEMAPPING.COMでホノルルの犯罪の発生状況を見る
上のリンクを表示すると初期表示では、ホノルル全体が対象エリアとなっており、その時点で凄い数の犯罪が起きていることがわかるはずです。例えば、私がこの記事を書いている現在では、2021年2月の1週間で720件もの犯罪が起きていることがわかります。
また、上のリンクの地図をもっとワイキキエリアを拡大したのが次の図です。
この例では、ワイキキだけでも2021年2月の1週間で138件の犯罪が起きていることがわかります。新型コロナの影響で日本人旅行者がほとんどいない2021年2月でさえこの状況ですので、ハワイで油断しがちな日本人旅行者が多い場合は、その数がどうなるかは想像できるはずです。
犯罪の内容別にフィルタできる
ちなみに、CRIMEMAPPING.COMには、フィルタ機能があり、例えば、「What」のフィルタでは、何の犯罪かでその件数を絞り込むことができます。
地図上で見える、ワイキキ周辺の犯罪の発生件数があまりに多すぎてわかりにくい場合は、このフィルタを使って絞り込むと、どこでどのような犯罪が起こったのかがわかりやすく絞り込めます。ちなみに、私がこの記事を書いている現在の期間では、ワイキキでは「Theft / Larceny(窃盗)」が多い印象で、これは旅行者が被害に遭いやすい犯罪ですよね。
以上ご紹介したように、このCRIMEMAPPING.COMを見ると、具体的にいつどこでどのような犯罪が起こったかがとてもよくわかるので、「ワイキキの治安は決して良い方ではない」という事実を、客観的に確認できます。
そして、その事実を知ることで、ワイキキ周辺は、「気を引き締めて過ごした方が良い場所」ということがわかります。