免税だけではない!ワイキキのDFSで買い物をする重要なメリット

今回は、ハワイ旅行中、ブランド物など高価なものを購入予定の人に伝えたい情報です。

DFSで買うと防犯対策になる

ワイキキの中心地には、Tギャラリア ハワイ by DFS(以下、単にDFS)という免税店があります。旅行者がこの店で買い物をする時に免税以外に重要なメリットがあるのをご存知ですか?

その重要なメリットとは、DFSの3Fで買い物をすると「防犯対策になる」ということです。

なぜ防犯対策になるかと言うと、DFSの3Fで購入した商品はその場では受け取れないからです。その商品は、帰りの飛行機の搭乗直前に受け取ることになるんですね。

そのため、お店で買った高額な商品を自分自身が滞在先のホテルまで持ち帰らなくて済みます。

日本の約28倍以上の強盗事件が発生しているハワイ

商品を受け取らなくて済むのがメリットということを聞いて、「まさか、ハワイは治安がいいんでしょ?強盗なんかに遭うわけがないよ。」と思った人は注意が必要です。

と言うのも、ハワイは、日本で一般的に思われているほど治安が良いわけではなく、かなりの数の犯罪が発生している場所だからです。

事実、日本の外務省の2011年の調査によると、ハワイは日本と比較して、強姦事件で20倍以上、強盗事件では約28倍以上、と極めて高い犯罪発生率となっています。

この犯罪にはハワイ在住者だけではなく観光客も被害に遭っています。むしろ観光客を狙った犯罪があるくらいです。実際、「staradvertiser waikiki robbery japanese」というキーワードで、検索してみると、日本人旅行者がワイキキで被害にあったニュースがたくさん見つかります。

このキーワードは、ワイキキの地元新聞名であるstaradvertiserに加えて、ワイキキ、強盗、日本人、という条件を意味しています。

この高い犯罪発生率から分かる通り、ハワイでは日本にいる感覚で高級なブランドものを買った袋を油断してブラブラと持ち歩いていると、強盗に狙われる危険が十分にあり得ます。

なので、ハワイ滞在中はいかに「あっ、こいつ金持ってんだな」と強盗に思われないか、が重要です。つまり、これ見よがしにブランドものを買った袋を持ち歩く行為は、ハワイではもってのほかの行為というわけです。

DFSの3Fで購入したものは空港の搭乗直前に受け取れる

さて、DFSの3Fで購入した場合は、買った商品をその場で受け取ることができません。そして、その商品を受け取れるのは、帰りの飛行機に搭乗する直前となります。

これは「アメリカ国内に輸入する前の商品を空港で受け取っているんだよ」と言う形にし、アメリカの税金がかからないようにするために、こうなっています。つまりアメリカの税金を免税するために、このような工夫がされています。

そして、空港の搭乗直前に受け取るれることが防犯面でのメリットになります。買った高額の商品をホテルまで持ち帰る必要がないからです。

当然ですが、持っていないものを強盗することはできませんよね。なので、DFSの3Fで購入するだけで、防犯対策になります。また、ハワイでは、自分の宿泊先に置いた荷物も安心できません。

例えば、朝食のためにちょっと部屋を空けた隙に、盗まれる可能性があるからです。DFSで買った場合は、そのように宿泊先の部屋に置くリスクもなくせます。

空港受け取りになるのは3Fで買った場合のみ

ここまで繰り返し「DFSの3F」と、「3F」を強調して来たのには、理由があります。と言うのも、DFSは、正確には3Fのみが免税フロアだからです。そして1Fと2Fは免税フロアではなくセールスタックス(物品販売税)を割引するフロアとなっています。

そのため、DFSでは3Fで購入したもののみ空港で受け取りと言うことになり、1F、2Fで購入した物はその場で持ち帰ることになります。

実際のところ強盗に狙われるような高額なブランドものの時計やバッグは3Fで扱っていることが多いです。なので、この点は特に問題がないはずです。

ハワイでは油断は禁物

今回の記事でご紹介した通り、ハワイは一般的に治安が良いと思われているのとは裏腹に、実際には、強盗事件が多数発生している場所です。

そして、ワイキキのメインストリートのカラカウア通りでは、日本人観光客を多く見かけるため、日本と同じような気持ちで、油断して過ごしてしまいがちです。

ですが、やはり油断は禁物です。特に高額なブランドものを買って持ち歩いている時は、「狙われる可能性がある」と言うことを警戒しておいて損はありません。DFSで免税品を買うと、そのように持ち歩いて狙われるリスクをなくせます。

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