今回は、初めてのハワイ旅行の旅程を計画している人に伝えたい情報です。これまで、このサイトでは、「ハワイ旅行の旅程を立てるときには、アメリカの祝日に注意」と言うことをご紹介しています。
今回は、そのアメリカの祝日にも違いがあり、その違いがハワイ旅行の仕方に影響を与える可能性がある、と言うことをご紹介します。
なぜアメリカの祝日に注意が必要なのか
ハワイ旅行の旅程を立てるときは、アメリカの祝日に注意が必要です。その理由を挙げると次の通りです。
- 宿泊施設が混雑し、予約が取りにくい可能性がある
- ハワイの観光スポットも混雑する
- 祝日には入れない観光スポットがある
- 祝日は現地のツアー会社が休みになる可能性がある
などです。
日本人旅行者からすると、ハワイ旅行の旅程を立てるときに、アメリカの祝日は、あまり意識しないものです。それを意識せずハワイを訪れ「えー、そうだったのか。」と意外に後悔することになるのが、上で挙げた4つの理由の最後にある、「現地のツアー会社が休みなる可能性がある」点です。
と言うのも、「この日は、現地申し込みでオプショナルツアーに参加する日にしよう」と旅程を立てていても、実際にハワイを訪れると、「祝日のため現地ツアー会社が休みとなりで参加できない」と言うことになるからです。
フェデラルホリデーには特に注意が必要
このようなことがあるので、特に「オプショナルツアーに参加しよう」と考えている人は、その参加予定日が、アメリカの祝日に当たらないかを注意した方が良いわけですね。
さて、私は、2018年1月に出張でワイキキを訪れていました。その際、ハワイの取引先の社長さんと一緒に晩飯を食べに行く機会があったのですが、その際に、「アメリカの祝日にも、違いがあることをご存知ですか?」と言う話を、その社長さんから伺いました。
簡単に言うと、アメリカには、「フェデラルホリデーと、それ以外の祝日(例えば州の祝日)の違いがある」そうで、経営者の目線では、特に「フェデラルホリデーが重要」なのだそうです。なぜかと言うと、「フェデラルホリデーに社員を働かせると、追加の給料(ハワイの場合は、時給が倍になる)を払う必要があるから」とのことでした。
これは、法律でそう定められているのだそうです。そのため、「フェデラルホリデーは、会社を休みにしたいと考える経営者は多いんですよ」と言うことでした。
つまり、フェデラルホリデーは、ハワイのオプショナルツアー会社が休みになる可能性が高いと言うわけですね。そのため、フェデラルホリデーには特に注意が必要です。
フェデラルホリデーのリスト
では、具体的にフェデラルホリデーとして、どのような祝日があるのかをハワイの祝日を例にご紹介すると次の通りです。
ハワイの祝日リスト
Martin Luther King Jr. Day*
Presidents’ Day*
Prince Kuhio Day
Good Friday
Memorial Day*
King Kamehameha I Day
Independence Day*
Statehood Day
Labor Day*
Election Day
Veterans Day*
Thanksgiving*
Christmas Day*
※最後に*があるのがフェデラルホリデー
ご覧いただくとわかる通り、ハワイの祝日リストのうち、フェデラルホリデーの方が多いくらいです。なので、基本、「アメリカの祝日には注意が必要」と言うのが大前提となります。
そして、Prince Kuhio Dayのようなハワイ州独自の祝日の場合は、「もしかしたら、オプショナルツアー会社が営業しているチャンスがあるかも」と考えるのが無難と言うことがわかります。