赤ちゃんと行けるハワイの定番観光スポット

赤ちゃんとのハワイ旅行を計画している時に、「この観光スポットは赤ちゃんと行けるかな?」と心配していませんか?

今回は、そのように心配している人へのご参考として。10ヶ月の赤ちゃんとの実体験を元にした、赤ちゃんと行けるハワイの定番観光スポットをご紹介します。また、その場所を実際に訪れてみてわかったポイントや注意点についても触れます。

赤ちゃんとは丸一日観光するのが難しい

初めに、赤ちゃんとのハワイ観光のポイントからご紹介します。

赤ちゃんとのハワイ旅行では、丸一日外出して観光するのが難しくなります。その理由は、赤ちゃんの体調と観光時間のバランスを考える必要があるからです。

つまり、赤ちゃんのお昼寝の時間、ミルクや離乳食の時間、おむつ替えやお風呂の時間などの赤ちゃんの体調管理と、親の「ハワイの観光を楽しみたい」と言う気持ちとに、どこまで折り合いをつけるかがポイントになります。

丸一日ずっと外出する観光が難しいため。たとえば「オアフ島一周ツアー」のような一日中外にいるツアーへの参加は難しくなります。また半日のツアーだったとしても、自分の宿泊先から遠出するような場合は、注意が必要となります。そこまでの移動時間の間、赤ちゃんが車の中に拘束されることになるからです。

なので、私の赤ちゃんとのハワイ旅行の実体験としては。ワイキキに宿泊の場合、観光スポットには午前中の涼しい時間に出かけて、一度ワイキキに戻り休憩。余裕があればまたワイキキ近辺に出かける、と言う滞在の仕方になりました。

徒歩で行けた場所

では、具体的に、赤ちゃんと行けたハワイの定番観光スポットをご紹介します。その前提として。宿泊先はワイキキで、赤ちゃんはベビーカーで移動することとします。

まず、ワイキキ宿泊で、ベビーカーの赤ちゃんと徒歩で行けた観光スポットをご紹介すると、次の通りです。

徒歩で行けた観光スポット

  • ワイキキのカラカウア通り沿いの繁華街
  • ワイキキのビーチ全般
  • ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター
  • ワイキキ・ビーチ・ウォーク
  • ホノルル動物園
  • ワイキキ水族館

ご覧の通り、ワイキキの主要な場所は、基本的にどこでもベビーカーで行けました。特にワイキキの繁華街は、ベビーカーでも歩きやすいように歩道が整備されており快適です。

ただ交差点付近では、一部段差が大きい場所がありました。そのような場所では、ちょっと遠回りして歩く必要がありました。いずれにせよ、ワイキキの繁華街は、日本の街中よりはよっぽどベビーカーで歩きやすい環境です。

強いてワイキキで不便だったところをあげると、ビーチですね。なぜかと言うと、ビーチに着いてから砂浜の上でベビーカーが使えないからです。

ビーチの砂浜手前にベビーカーを停め、ベビーカーを放置できれば良かったのですが、ハワイではそうも行きません。盗難される可能性が高いからです。なので、ベビーカーを畳んで砂浜の上を持って歩くことになりました。この点が不便でした。

またホノルル動物園とワイキキ水族館に行く際の注意点として。ワイキキの北西側のホテルに宿している場合は、これらの場所へ徒歩で行くのが大変です。なぜなら、動物園や水族館はワイキキの南東の端にあるからです。

なので、そのような場合は、徒歩で向かわずトロリーを活用してアクセスするのがオススメです。

トロリーで行けた場所

次に、トロリーで行けた観光スポットです。

まず、赤ちゃんとのハワイ旅行でのトロリー利用時のポイントとして。トロリーには、ベビーカーを折りたたんで載せることができます。なので、トロリーで出かけた先でもベビーカーを利用することができます。

ただトロリーの車内は狭く、また赤ちゃん連れが座れる席は安全性の理由から決まっています。そのため、ベビーカーの上げ下ろしは結構大変です。現実的には、A型やAB型の大きなベビーカーを持ち込むのは難しいです。B型で相当コンパクトになるものでないと、トロリーの利用は大変です。

では、ワイキキからトロリーで行けた観光スポットをご紹介すると次の通りです。

トロリーで行けた観光スポット

  • アラモアナ・センター
  • アラモアナ・ビーチパーク
  • カハラモール
  • ダイヤモンドヘッド
  • チャイナタウン
    などなど

以上の通り、トロリーで行けるところは、赤ちゃん連れでも、どこへでも行くことが可能でした。またアラモアナ・センターやカハラモールでは、ベビーカーがあったおかげで、快適にショッピングを楽しめました。

一方で。たとえばダイヤモンドヘッドの山頂まで行きたい場合は、ベビーカーは使えません。またダイヤモンドヘッドの麓にベビーカー置き場がないからです。

なので、赤ちゃんとダイヤモンドヘッド山頂まで行きたい場合は、抱っこ紐で行くことになります。そのため、ベビーカーで見晴らしの良いトレッキングを楽しみたいなら、マカプウ岬がオススメです。

ちなみに私は、実際に抱っこ紐で赤ちゃんを抱えダイヤモンドヘッドを登った経験があります。その結果は、結構きつかったです。上り坂の大変さもありましたが、暑さで赤ちゃんと自分の服の間が汗まみれになる点も大変でした。

ほかチャイナタウンは、ワイキキよりも歩道が狭くごちゃごちゃしているので、ベビーカーだと歩きにくい場所がありました。このようにベビーカーを持って行くと、逆に歩きにくい場所もあるので、ご注意ください。

レンタカーで行けた場所

最後に。レンタカーで行けた観光スポットをご紹介しますと、次の通りです。

  • ハナウマ湾
  • マカプウ岬
  • タンタラスの丘の頂上(プウ・ウアラカア州立公園)
  • ヌウアヌ・パリ展望台
  • カイルア(カイルアタウン、カイルアビーチ、ラニカイビーチ)
  • ワイケレ・プレミアム・アウトレット

以上の通り、レンタカーがあると赤ちゃんとのハワイで行ける範囲が広がります。これらの観光スポットは、遠くてもワイキキから片道40分程度の範囲にあります。なので、車の中に赤ちゃんを拘束する時間も少なく済みました。

これらのうちハナウマ湾は、ビーチに降りるために急な坂道があります。なので、赤ちゃんを抱っこした状態で上り下りするのが結構大変です。そして、この坂道の登り下りが大変な人のために、有料ですが小さいトロリーがあります。なので、赤ちゃんを抱っこしている人だけでもこのトロリーを利用するのがオススメです。

マカプウ岬、タンタラスの丘の頂上、ヌウアヌ・パリ展望台は、どれも絶景が楽しめる観光スポットです。これらのうち、マカプウ岬は自分の足で登ることになりますが、道が舗装されているのでベビーカーでも登れます。なので、赤ちゃんが一緒でも、トレッキングを楽しみたい場合は、マカプウ岬がオススメです。逆に、絶景は見たいけど車で楽に登りたい人は、タンタラスの丘の頂上やヌウアヌ・パリ展望台がオススメです。

カイルアは、カイルアタウンとビーチのどちらも、赤ちゃんと楽しめました。ただ、カイルアタウンは、ワイキキほどは歩道が綺麗に整備されておらず、デコボコした歩道があります。なのでベビーカーでやや歩きにくい場所がありました。ただ、ベビーカーで歩くのが無理なほどではありません。

またビーチは、ラニカイビーチに行きたい場合は、駐車場を考える必要があります。一番確実なのは、カイルアビーチパークの一番南東側の駐車場に停め、そこから歩くことなのですが、10分程度は歩くことになります。その歩道は一部が狭く、車道との距離が近いので注意が必要です。

最後に、ワイケレ・プレミアム・アウトレットですが、これはベビーカーでショッピングできます。ただ、段差が大きい場所があり、所々遠回りが必要な場所もありました。

ハワイの定番観光スポットは赤ちゃんとでも行ける

以上、赤ちゃんと行けるハワイの定番観光スポットをご紹介しました。

ご紹介した通り、ハワイの観光定番スポットは、赤ちゃんと楽しめる場所がほとんどです。ただ赤ちゃんの体調を考えて行動を考えると、一部はレンタカーがないと訪れにくい場所もありました。

また赤ちゃんとのハワイ旅行であれば、そもそも無理に出かけず、ホテル滞在を中心にゆっくりするのも一つの過ごし方となります。

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