今回は、ハワイでUberを一人で利用するのが初めての人に伝えたい情報です。それが初めての人が意外に悩むことになるのが、「助手席に乗るか、後部座席に乗るか」という点です。
そのご参考に、私が2018年1月にオアフ島でUberを一人で利用した時に、助手席と後部座席、どちらも利用した感想の違いをご紹介します。
Uberを利用した2つの区間
私は、この時のハワイ滞在では、Uberを二回利用しました。オアフ島のノースショアのライエからワイキキまでの移動と、ワイキキからダイヤモンドヘッドまでの移動です。
1つ目は、オアフ島のノースショアのライエにあるポリネシア・カルチャー・センターという施設から、ワイキキにあるワイキキ・サンドビラ・ホテルまでの移動です。距離にして、36.5マイル(約58km)、時間にして70分くらいのドライブとなりました。
2つ目は、ワイキキからダイヤモンドヘッドまでの移動で、10分程度の乗車となりました。このUberで移動した2つの区間は、どちらも一人で利用しました。
助手席に乗った時の感想
1つ目のノースショアからワイキキまでの移動では、「結構長い時間乗ることになるし」と考え、助手席に乗ることにしました。その方が、長時間乗る車内での退屈しのぎにドライバーと会話がしやすいと考えたからです。
実際にノースショアからワイキキまでの運転が始まると、その期待通りになりました。助手席だとドライバーの横に座れるので、話がしやすく、車内で色々な話をしながら楽しく過ごせました。
例えば、お互いの家族構成や、以前に乗せた日本人観光客とのエピソード、ハワイでのUberのビジネスについてなど、様々な話ができました。このドライバーと私は、お互いに、「子育て中の父」という共通項があり、話が弾みやすかったです。
ただし。私は、男性なのでそのような怖さを感じませんでしたが、女性一人での乗車でドライバーが男性の場合は、「助手席に乗るのはちょっと怖いかもしれない」とも感じました。ドライバーに襲われるリスクがないとは言い切れないからです。実際、この時のドライバーは、「日本の女の子は可愛いね」という発言をしていました。そのような目で見ているドライバーがいる点は、意識した方が良いと感じました。
また「助手席は、事故が起きた時にリスクが高いのでは?」と考えている人は、このように助手席に乗ることに危険を感じますよね。最近のデータによると、その常識は変わっているようです。例えば、次の警視庁交通局が公開している資料では、助手席も後部座席も、事故発生時の死者数に大きな違いがなくなっていることがわかります。
平成28年の死者数では、運転席1,004人、助手席155人、後部座席179人となっており、むしろ後部座席の方が死者数が多いくらいです。あくまで日本での事故での例となりますが、「助手席だから危ない」とは限らないことがわかります。
というわけで、この長距離ドライブでは、「助手席に座ってよかった」と感じました。
後部座席に乗った時の感想
次の2つ目のワイキキからダイヤモンドヘッドまでUberで移動した時は、後部座席に乗りました。
この時は、宿泊していたワイキキ・サンドビラ・ホテルの車寄せでこのUberの車を待っていました。結果、ちょうど私の目の前が後部座席のドアとなるように、Uberの車が停まりました。結果、自然と後部座席に乗り込むことになりました。
ノースショアからの戻りの時は、私が乗り込むドアを選択できる位置、具体的には、私の体よりちょっと前に車が停まったので、乗り込む座席を私が選ぶことができました。一方、この時は、そのような選択の余地がない感じで、後部座席に座ることになりました。
という経緯でダイヤモンドヘッドまでの10分程度をUberで移動することになりました。結果、「やはり後部座席だと会話がしにくいもんだな」と感じました。というのも、助手席と違って、後部座席は、ドライバーまでの距離があるからです。
もちろん積極的に話しかければ違ったんでしょうけど、この時は、ほとんど会話をせずに乗車することになりました。実際のところ、10分程度の乗車でしたので、私としては、車内で会話があってもなくても、どちらでも構わなかったのですが、「助手席の方がドライバーと会話がしやすい」というのは、改めて感じました。