今回は、ハワイ旅行中に、海で泳ぐ、シュノーケリングをする、など海でよく遊ぶ予定の人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「ハワイのビーチの水質の安全性は、このサイトで確認できる」というお話です。
ハワイの海水の水質が心配になる理由
私は、普段水泳を趣味にしています。ので、ハワイ旅行でビーチを訪れた際にも、そこでする水泳を楽しみにしています。つまり、よくハワイの海で水泳をするのですが、そうしているときに、ふと、「いま泳いでいるこの海の水質は安全なんだろうか?」と不安を感じることがあります。
というのも、ハワイの海の水質に関して心配になるニュースを聞いたことがあるからです。例えば、次の記事をご覧ください。
Hawaii News Now: Man Who Fell Into Polluted Ala Wai Dies
これは、ワイキキ近くのアラワイボートハーバーに落下して亡くなった男性の死因が、臓器不全を起こすバクテリアへの感染だった、ということを報じた記事です。上の記事では、その感染源が、直接海水からなのかはわからないともあります。ですが、海水が原因でないとも言い切れない感じです。
また、2015年の8月には、大雨で下水が溢れワイキキビーチに流れ込み、ビーチが閉鎖されたこともあります。次の記事の通りです。
CNN: Hawaii’s Waikiki beaches shut after 500,000-gallon sewage spill
このように、ハワイのビーチの海水の水質が心配になるような事件が、ハワイではたまに起きているわけです。
ハワイの海水の安全性を確認する方法
一方で、ワイキキビーチのように、その水質にいざ問題があるときは、「ちゃんと閉鎖される」ということを考えると、その海水は、チェックされているとも言えます。そして、そのチェックした結果に問題があるかを簡単に確認する方法があります。
その方法とは、ハワイ州のClean Water Branchが運営する、CWB Systemというサイトを確認することです。
例えば、このサイトのAdvisoriesのページを見ると、直近で水質に問題があったエリアをリストで確認できます。
例えば、2018年1月中旬には、アラモアナセンター近くの「アラモアナビーチの水質が悪い」と言う情報が、このCWBのサイトに掲載されていました。次のリンク先の通りです。
CWB System: Beach Advisory, Ala Moana Park, Center
私は、この時たまたまアラモアナセンター近くに用事があり、ついでに「アラモアナビーチ近くのマジックアイランドラグーンで泳ごうかな?」と考えていたのですが、この水質の悪いと言うニュースを知りやめました。
CWB SystemのViewerのページでは、同じ注意を地図上でわかりやすく確認することもできます。このように、CWB Systemを使うと、一覧や地図で、ハワイで水質に問題があるエリアをわかりやすく、すぐに確認できます。
2017年の11月から使えるようになった
さて、このCWB Systemは、2017年11月にリニューアルされたものです。次記事では、そのことを紹介するハワイの地元新聞の記事です。
Star Advertiser: Revamped website makes water quality data more accessible
逆にいうと、これまでこのようにわかりやすくハワイの水質を確認する方法がなかったというわけですね。現在は、このサイトで確認できるので、ハワイの海でよく遊ぶ予定の人は、事前にチェックするのがオススメです。