今回は、小さい子連れで初めてのハワイ旅行を検討している人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「子供の体調が悪くなった時を考えるとオアフ島滞在が安心ですよ」というお話です。
急な子供の体調不良、911に英語で電話ができるか?
ハワイ旅行にあたり、子供の急な体調不良を想定していますか?万が一そうなった場合、次のことを考える必要があります。
- 病院がどこにあるか
- 日本語で話せる医師がいるのか
- どうやって診察の予約を取るのか
- 救急を受け付けるのか
- 海外旅行障害保険に対応しているのか
そして、大けがなどで本当に急を要し、アメリカの救急ダイヤル911番に電話をする必要になった場合。電話をして英語で状況を説明し、現在地の場所を説明する必要があります。
この電話は、英語が苦手な人にとって、かなりハードルが高いものとなります。
私自身、ハワイで運転中、自損事故を起こして911に電話をした経験があります。その際には、もともと英会話が苦手な上に、事故による動揺もあり、ほとんど会話になりませんでした。
この時は、たまたま通りがかったローカルの人に電話を代わってもらい事なきを得ました。ですが、その親切がなければ、事故現場でさえ伝えることができませんでした。
子供と一緒のハワイ旅行はオアフ島が安心
子供に何かあった時に911に電話して状況を説明する難しさを考えると、ハワイ旅行の滞在先としてはやはりオアフ島が安心です。
なぜかというと、オアフには、そもそもの病院の数が多く、日本語が通じる病院の数も多いからです。例えば、ワイキキ周辺にある日本語OKの病院は以下の通りです。
ワイキキ周辺にある日本語OKの病院
- ドクターオンコール・クリニック (DOCTORS ON CALL)
- ワイキキ緊急医療クリニック (URGENT CARE CLINIC OF WAIKIKI)
- 上野メディカル・クリニック (HAWAII UENO MEDICAL CLINIC)
- 聖ルカ総合内科クリニック (St.Luke’s Clinic)
また、上述の病院のうち、特にドクターオンコール・クリニックは、旅行者が利用でき24時間対応、そして日本語対応の病院です。ドクターオンコール・クリニックは、ストラウブ総合病院が提供しているサービスで、日本語専用受付ダイヤルがあります。。
利用するためには、その日本語専用の受付ダイヤルに電話をするだけで簡単に行えます。また患者をホテルから病院まで、その帰りも無料での送迎を行っています。また海外旅行傷害保険に対応した病院でキャッシュレスで受診できます。
このようにオアフ島のワイキキでは、このように24時間体制で日本語OKの病院があります。かつ、その病院は、旅行者が利用しやすい体制が整っているので、子供に急があった時に安心できます。
隣島の病院事情
一方でハワイ島やマウイ島など隣島の病院事情はどうでしょうか。隣島にも、もちろん病院はあります。ですが、オアフ島の比較するとその数が限られています。
さらに隣島では日本語が通じる病院は、「基本ない」と考えた方がよいです。一部、ハワイ島では通訳サービスを利用して受診できる病院があります。ですが、原則としては、隣島では日本語が通じる病院がないわけです。
つまり隣島は、オアフ島と比較すると日本語が通じる病院の少なさと言う意味では安心できない場所となります。なので、子供の体調に何かあった時を考えると、やはりオアフ島に滞在するのが安心です。