今回は、女性で、特に一人ハワイ旅行を計画されているみなさんに向けて、気をつけたいことをまとめてみました。ドキドキわくわくの一人海外旅行、ちょっとした心がけ次第で、楽しい思い出にも苦い思い出にもなりえます。では早速見てみましょう。
ハワイでのファッションについて
ハワイに到着!開放的な気分とともに、「ファッションだってばっちりハワイ風に決めたい!」そんな女子も多いですよね。分かります、その気持ち。雑誌の特集などで日本のメディアが発信している「ハワイ」のイメージはとてもおしゃれだし、「南国のバカンスに来た!」という気分も盛り上がりますからね。
でも、ちょっと待ってください。
そのイメージ、あくまでも日本のメディアが作ったハワイのスタイルであって、現地のスタイルとは異なります。ワイキキやアラモアナなどの観光地やホテル内だったら、タイダイのマキシワンピースも目立たないかもしれません。
でも、少し冒険心があって「ローカルのレストランでロコモコやパンケーキを食べたい」、「ダウンタウンにある話題のレストランに行ってみたい」、「バスで移動したい」など、ローカルな行動に近づけば近づくほど、日本メディアが作ったハワイのスタイルは、いかにも「日本から観光してます」的なファッションになってしまうんです。
実際のハワイではロコやアメリカ人達は、昼間はシンプルな短パンにタンクトップやTシャツといった、「どこにおしゃれをしたらいいんだろう」ぐらいの勢いです。なので、実はファッションに気合いを入れすぎるよりも、ラフな格好で過ごすほうが、ハワイではこなれた感が出てきます。逆に夜のお食事・バー、ナイトクラブになると、ロコたちはボディコンシャスなワンピースにハイヒールを履いてキメてきます。
「おしゃれするな」といっているわけではないんです。「郷に入ったら郷に従え」のことわざ通り、まずは見た目から現地化することが、自分の身を守ることにも繋がるんですね。この点は、女性一人旅では特に重要なポイントなので、以下でより詳しく説明します。
自分の身は自分で守る。日本人狙いのナンパに注意!
日本人女性が一人でワイキキを歩いていると、現地の男性に声をかけられることが多いです。そして、一人で旅をしていると、ちょうど話し相手が欲しくなっていたり、日本ではあまりナンパ文化が積極的じゃないので、思わず嬉しくて反応してしまいたくなるんですね。
でも、冷静に考えてみてください。週末ならまだしも、平日の昼間にワイキキをぶらぶらしている現地の男性って、どんなお仕事しているんでしょう。ハワイ在住の日本人女子達からは、彼らのような男性はとても敬遠されています。
ハワイでは一般的に、「日本人女性は優しい」、「おしゃれでかわいい」、そして「NOとはっきりと断らずに嬉しそうに話してくれる」…そんなイメージを持たれています。それは大和撫子の美徳でもあり、私もいち日本人として誇りに思います。ただ、ナンパとなるとその美徳が利用されてしまうんです。
そしてハワイに住んでいる普通の男性は、面識のない女性に道で声をかけるなんてことは、まずしません。また、欧米の女の子達を見ていれば分かりますが、彼女らはたとえ声をかけられても、きっぱりと無視するか、もしくは、あまり反応せずにサラリと流しています。
少し厳しい話になりますが、ハワイ州のレイプ犯罪率は日本の20倍です。それは、次の外務省のホームページを見ると確認できます。
短期滞在して帰っていく女性達は、訴訟問題にも繋がりにくく、訴えたくてもどうしていいか分からない日本人女性は格好の餌食なのです。女性も最初から遊ぶ目的でしたら、何も言うことないですが、賢い女性でしたら自分の身は自分で守ってくださいね。
女性一人でのハワイの安全な過ごし方
そこで、女性一人でのハワイの安全な過ごし方をご紹介します。これは、ハワイに暮らしていて、実際に女性一人でも行動することが多い私の実体験からオススメする方法です。
ハワイですが、常識の範囲内で行動する分には安全です。具体的には、大通りを歩く、人気の少ない場所に行かない、夜間の移動はタクシーを使う、といった基本的なこと守れば、特に心配する必要はありません。
基本的な安全な過ごし方として。昼間は他の町に行ったり海に行ったりとアクティブに動いて、夜間は観光客の多いワイキキでディナーやショッピングを楽しむ、と言うのが安全な過ごし方としてオススメです。
一方気をつけることとして、ハワイは残念ながら観光客狙いの窃盗が多いのも事実です。なので、ビーチに荷物を置きっぱなしにしない、手荷物には常に気をつけるなど、日本の常識とは違う外国にいることを常に意識し気をつけることです。
加えて前記した、できるだけファッションを現地化させる、声かけされても嬉しがらないなどの点に気をつけていれば、そこまで気を張らずに過ごすことができます。
英語は過剰に心配せず堂々とする
最後に、ハワイ滞在中のメンタルの面で言えば、「英語ができないからどうしよう…」といった不安を感じるかもしれません。確かに、ハワイでは英語が必要とされる場面は必ず出てくるでしょう。
それが海外旅行の醍醐味でもあるのですが、あまり過剰に心配する必要はありません。英語を話せないことで不安な態度を見せるよりも、日本にいるときみたいに普通に堂々としてればよいのです。
ハワイは、移民国アメリカの中でも太平洋の真ん中に位置するため、英語が話せなくても堂々と住んでいる移民がたくさんいるんですね。おどおどしてしまって、変に怪しまれたり、見下されたり…なんてことになったら、悲しいですよね。
なので、普段通り明るい笑顔で過ごせば、最大限にハワイ時間を楽しめます!この記事を参考に、女性一人のハワイ旅行をどうか安全に楽しく、素敵な時間を過ごされてくださいね。