ハワイ旅行でレンタカーを借りる予定で、スマホをカーナビ代わりにするつもりの人は、「どの車載ホルダーを使おうかな?」と悩みますよね。特に普段日本での運転時に、車載ホルダーを使っていない場合は、改めて購入することになるため、「何を買おうかな?」と迷うことになりませんか?
今回は、そのように迷っている人へのご参考情報として、ZESTY Smart Holder 370Sと言う安物の車載ホルダーを、ハワイで実際に試してわかったことをご紹介します。
今回、お伝えしたいことは、「ご紹介する車載ホルダーがオススメ!」と言うことではありません。と言うもの私自身他の車載ホルダーとの使い勝手の違いを試していないからです。なので、今回の記事はあくまでハワイで車載ホルダーを試した一例として読んでいただければ幸いです。
車載ホルダーは必須
はじめに。『試してわかった!ハワイでスマホをカーナビ代わりにする時に気をつけること』の記事で、詳しくご紹介しているのですが、ハワイ旅行のレンタカーでスマホをカーナビ代わりにする場合、車載ホルダーは必須です。
その理由ですが、まずハワイはスマホを見ながら運転すると違反で取り締られるのがまず1点です。つまり、日本と同様、スマホを見ながらの運転は危険なので、このような違反があるのでしょう。
次の理由として、車載ホルダーに固定していると運転しながらスマホの画面が見やすいことがあります。当然ですね。また、もし車載ホルダーがない場合は、助手席の人に持ってもらって地図アプリを見てもらうことになり面倒です。
以上の理由から、車載ホルダーは必須です。
実際に試した車載ホルダー
それでは、早速私がハワイで実際に試した車載ホルダーをご紹介しますと、ZESTY Smart Holder 370Sと言う車載ホルダーを試しました。
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私がこの車載ホルダーを使うことを決めた理由は、簡単です。と言うのも、たまたま入った秋葉原のお店で、とても安く売っていたからです。これが私がスマホの車載ホルダーを初めて買う経験でした。なので、「とりあえず安物を試して満足できなかったら、違うのを試そう」と考えて購入することにしました。
この記事のトップの写真が、実際にZESTY Smart Holder 370Sを、ハワイで借りたレンタカーに装着している様子です。ちょっとわかりにくいですがバックミラーの後ろにある黒いものが、その車載ホルダーです。余談となりますが、この写真を撮影している場所は、ワイケレプレミアムアウトレットの駐車場です。
この写真を見るとわかるように、この車載ホルダーは、吸盤で固定するタイプのものでした。なので、フロントガラスの内側であれば、写真のように貼り付けることができます。また粘着シートが付属されており、それが張り付く場所であれば、ダッシュボードなどにも固定できると言うのがウリとして紹介されていました。
吸盤の反対側は、大きなクリップとなっており、つまり洗濯バサミのように使います。そのクリップにスマホを挟んで利用するわけです。
以上が、車載ホルダーZESTY Smart Holder 370Sの基本的なところです。
致命的な問題はなくとりあえずはこれで十分
さて。それでは、この車載ホルダーを利用してみた感想をご紹介します。まず全体的な総評として、致命的な問題はなくとりあえずはこれで十分、と言う結果となりました。つまり、とりあえずは、ハワイ旅行中にこれを車載ホルダーとして十分使うことができたと言うことです。
なので、「安かった割にはちゃんと使えて良かった」と言うのが私の感想です。また、素材がとても軽いプラスチックでできているので、持ち運び時に重くない点は、この商品の良さと感じました。
また安物なので外観も安っぽいのですが、それが逆に良かったです。と言うのも、ハワイで車内に高級そうなものを置いておくと、車上荒らしに合う危険があるからです。この車載ホルダーは、見た感じいかにも安っぽいので、車上荒らしも取る気を失うはずです。もしちょっと高そうなものを使っていたら、駐車のたびに車載ホルダーを外す手間が発生することになり面倒でした。
車載ホルダーごと揺れる
一方で、やはり使ってみていくつか不満もありました。その不満として、たとえば、車が揺れるとスマホも揺れることがありました。この車載ホルダーですが、吸盤で固定する力に限界があり、ちょっとガタガタした道を走ると車載ホルダーごと揺れます。そのためそのような道を走る時は画面が見にくかったです。
そして、この車載ホルダーは、このように揺れが大きいため、ドライブレコーダーのように運転中の動画をスマホで撮影するのには向いていません。その用途で利用することを考えていた場合は、もっとしっかり固定できる車載ホルダーを選ぶべきです。
ダッシュボードに固定できない
次に、上で「この車載ホルダーには、粘着シートが付属しており、それでダッシュボードに固定できるのがウリ」とご紹介していたのですが、私が試した限りはダメでした。と言うのも、この粘着シートがスマホを挟んだ車載ホルダーの重さに耐え切れず、剥がれてしまったからです。
粘着シートが剥がれたのは、もしかするとハワイの日差しの強さでダッシュボードが熱くなることが原因だったのかもしません。ですが、この粘着シートでの固定は、とにかくすぐに剥がれるので使い物になりませんでした。
結果として、上でご紹介した通り、車載ホルダーをフロントガラスの内側に固定して使うことになりました。
吸盤を固定するレバーに指を挟んで怪我をしそうになる
最後に、この車載ホルダーですが、吸盤を固定するレバーに指を挟んで怪我をしそうになる点が残念でした。具体的には、この車載ホルダーでは、吸盤を固定するためにバネ式の「バチンッ」と止めるレバーがあります。そのレバーをバチンとする際に、自分の指を挟みそうになるわけです。
実際、私はこのレバーに一度指を挟んでしまって、本当に痛い思いをしました。その結果、このレバーの操作には、かなり慎重さが求められることがわかりました。
そして。このような構造上の問題があること自体に、「やはり安物だな」と感じることになりました。
とりあえずは使えた
以上、ZESTY Smart Holder 370Sと言う安物の車載ホルダーをハワイで試してわかったことをご紹介しました。
ご紹介した通り、致命的な欠陥はなく、とりあえずは車載ホルダーとしてハワイ旅行中に使うことができました。ただ、やはり安物ゆえの使い勝手の悪さはあるので、「この車載ホルダーを人にオススメしたいか」と問われると、「・・・」と言う回答にならざるを得ません。
なので、この車載ホルダーは、安さ重視でとりあえず使えれば十分、と言う考えの人向きの車載ホルダーと言えます。そして、今回ご紹介した不満が我慢できない人は、別の車載ホルダーを検討することをオススメします。