今回は、「ハワイで生まれて初めてサーフィンをします」という人にお伝えしたいお役立ち情報です。
生まれて初めてサーフィンをするときは、ハワイでするにせよ、日本でするにせよ、サーフスクールのレッスンを受けるのがオススメです。
そうすると、サーフィンの仕方だけでなく、危険性やマナーなどについても学べるからです。特に離岸流の危険性や他のサーファーとの関わり方を学んでいないと、命の危険もあるのがサーフィンです。
で、今回お伝えしたいのは、そのサーフスクールでレッスンを受けたらアドバイスされるであろう、3つのコツです。これらのコツは、私がサーフィンをやり始めた時、何度となくもらったアドバイスなので、初サーフィンの人に役立ちます。
また、今回は、ワイキキでサーフィンデビューをする想定でいますので、ロングボードでサーフィンをしている前提でのコツとなります。
パドリングする時に寝そべる位置
では、最初のコツからご紹介します。サーフィンをする時ですが、波の起こるポイントまでは、「パドリング」という動作で移動することになります。これは、サーフボードの上に寝そべって、手で水面を掻いて進む動作となります。
で、このパドリングをするために、サーフボードに寝そべる位置が重要なんですね。自分がパドリングする姿勢での重心と、サーフボードの重心の位置が合うように、寝そべる必要があるわけです。
なぜこの位置が重要かというと、その位置によってパドリングの進みやすさが変わってくるからです。重心が前過ぎても、後ろ過ぎても、板が海中に沈み込むことになります。すると、それだけ抵抗が大きくなってしまい、パドリングが大変になるんですね。
ただ、実際のところ、ロングボードでする場合、多少重心が合っていなくても、何とか波に乗って立てたりするものです。ですが、このサーフボードの重心を捉えた位置でパドリングできると、その進みやすさが全然違うんですね。
結果として、重心を外しているときと比べ楽にパドリングができるため、波に乗りやすくなりますし、疲れ具合も変わってきます。なので、より楽しくたくさんサーフィンを楽しめるようになります。
さて、この位置ですが、自分では、中々ベストな位置がわかりにくいんですね。なので、誰か別の人に見てもらうのが、その位置を把握する方法として簡単です。サーフスクールでは、その位置をトレーナーが教えてくれるはずですが、軽く考えず自分ベストな位置を忘れないように心がけてください。
テイクオフする時の目線
次に2つ目のコツです。サーフィンでは、波が起こるポイントまでパドリングで進み、板が波に押されるようになったタイミングで、立ち上がることになります。その立ち上がって波に乗るまでの一連の動作を「テイクオフ」と呼ぶのですが、そのテイクオフする時の目線の向きにコツがあります。
具体的な目線の向きですが、しっかりと顔を上げて、進行方向の先に目線を向ける必要があります。逆に言うと、サーフィンを始めた頃は、パドリングすることに精一杯で、テイクオフの瞬間は、目線が足元の水面に向いてしまいがちなんですね。
で、目線が下を向いていると、つまり、頭が下がった姿勢となるため、テイクオフのために足を出しにくいんですね。加えて、足を出した後のバランスが取りにくく、そのまま水面にドボンと落ちてしまいがちになるわけです。
テイクオフの時に顔を上げ、目線を前に持ってきていると、これらの問題を防ぐことができます。
そして、テイクオフ時に目線を前に持っていくためには、結局のところ、パドリングの時の姿勢が重要です。パドリングの時点で、背筋を使って上半身を浮かせ、頭を上げていると、自然とそのままテイクオフの時の目線も前に向きにます。
逆に、がむしゃらにパドリングをしていると、目線の向きに構っている余裕もなく、結果としてテイクオフの時も目線が下を向いたままになるわけです。
行きたい方向に目線を向ける
最後のコツです。ロングボードでサーフィンをする場合ですが、おそらく想像しているより早く波に乗れるようになります。人によっては、全くの初回でも波に乗れてしまう人もいるはずです。
で、最後にご紹介したいコツは、実際にテイクオフが成功し、波に乗って板の上に立った状況で役立つものです。具体的には、「自分が進む進行方向を変えたい時にどうするか」ということなのですが、自分の行きたい方向に目線を向けると良いです。
目線を変えると、それに合わせて体の向きが変わり、結果としてサーフボードの進む方向が目線の見ている先に向かいます。
逆に、小手先というか、足先で強引にグイっとサーフボードを操作しようとすると、バランスを崩してすぐに海の中にドボンと落ちることになります。なので、初めのうちは、目線の向きを変えることで、ゆったりと曲がることを意識するのがオススメです。
以上3点、サーフィンデビューするときに役立つ3つのコツをご紹介しました。このアドバイスですが、私がサーフィンをし始めた頃、本当に何度も指摘されたことです。なので、初サーフィンの人には、役立つポイントとなりますよ。