今回は、マウイ島のハレアカラ国立公園にレンタカーで自力で行くのが初めての人に伝えたい情報です。
私は、この公園の山頂を自力で訪れた実体験から、「事前にこんなことを調べておけばよかったな」という学びがありました。それをご紹介します。
自力で行くと油断しやすい
私が初めてマウイ島のハレアカラ山頂を訪れたのは、2月のことでした。そのときは、今にして考えると、本当に甘く考えて、ハレアカラ山頂を目指しました。
具体的には、次の2点を全く考慮せず、向かいました。
- その日の天気予報
- 山頂の体感温度
幸い、私が訪れた日は、天気には恵まれ、特に問題はありませんでした。一方で、実際には、この時期は、冬の嵐にならないとも限りませんでした。
ハワイでも、そのような冬の嵐の気圧配置になると、ハワイ島のマウナケアなど4000mを越す山の山頂で雪が降ります。マウイ島のハレアカラでも、2015年3月初旬に、雪が降った記録があります。次の記事の通りです。
PHOTOS: Snow Observations on Haleakalā
なので、本来は、ひどい天気にならないかどうかを確かめておくべきでした。ですが、それをせず、のん気に訪れました。今考えると、私の初ハレアカラ訪問が、天気に恵まれて本当に良かったです。
次に2つ目の体感温度についてです。ハレアカラの山頂の標高は、3,055mあります。なので、山頂の気温は、地上と比べると本当に寒くなっています。
私が初めて訪れた時は、山頂が寒くなる事実を知っていながら、「とは言っても、大丈夫じゃないの?」と甘く考えて訪れてしまいました。
実際、ハレアカラを訪れた際も、途中のビューポイントで何度か降りてその景色を見た際には、半袖・ハーフパンツで大丈夫でした。なので、より油断してしまったのですが、実際には、山頂は寒くて大変でした。結局、山頂近くにあるビジターセンターで売っている厚手パーカーを買い、それで寒さを凌ぐことになりました。
ご参考に、その時の体験について、次の記事でご紹介しています。
ハワイの嵐の予報の調べ方
このように、ハレアカラ山頂に自力で行く場合は、それに慣れた人(例えば、ガイド)に注意点を指摘してもらえません。結果、油断してしまいがちです。なので、自力で行く人は、自衛のために、自分で天気や体感温度を調べておく必要があります。
そこで、まず、ハワイの嵐の予報の調べ方をご紹介しますと、次のハワイの地元新聞が運営するウェブサイトの天気のコーナーを見ると良いです。
この天気のコーナーでは、ハワイの気象に関するニュースが確認できます。夏場ハリケーンが発生した場合や冬の嵐になりそうな場合は、ここにニュースとして記事になります。英語のサイトですが、天気のニュースなので読めばわかるものが多いです。
ハワイで嵐の天気になると、洪水が起きることもあります。そのような危険がないかを調べるためにも、嵐にならないかを確認しておくのが良いです。
ハレアカラ山頂の体感温度の調べ方
次に、ハレアカラ山頂の体感温度の調べ方です。こちらは、mountain-forecast.comというサイトを使うと確認できます。例えば、次のリンクから、ハレアカラの麓(0m)と山頂(3505m)の気温を見られます。
ハレアカラの麓(0m)の気温を見る
ハレアカラの山頂(3505m)の気温を見る
上のリンク先から見える「Chill」が、体感温度です。
ご参考に、この記事を書いている現在、このサイトで、その体感温度を見ると、麓の気温は、25度〜27度あるのに対し、山頂は3〜4度しかないことがわかります。3〜4度ですと、さすがに、半袖・ハーフパンツでは辛いことがわかりますよね。
また、このサイトでは、その日の天気もざっくりとわかります。ので、雨が予報されている時は、その詳細を調べておいた方が良いです。