在住者から学んだハワイでの外食先選びに役立つノウハウ

今回は、初めてのハワイ旅行でする外食先を検討している人に伝えたい情報です。

私がお世話になっているハワイ在住者の方に、移住されて30年以上の方がいます。その方から学んだ、ハワイの飲食店を探す時に役立つノウハウとして、格言を2つご紹介します。

美味しいのは、日本人か中国人経営の店

その在住者の方から聞いたハワイの飲食店を探す時の格言として、「ハワイで美味しい店に行きたければ、日本人か、中国人経営の店を探せ」というものがあります。

その理由は、「日本人・中国人経営の店は、日本人旅行者にとって、その味付け、料理方法が好みの料理であることが多いから」とのことでした。

その具体例として、例えば、ワイキキの北、マノアにあるPaesanoというイタリアンのレストランがあります。その在住者の方によると、この店は「中国人が経営者の店で、だからこそ、日本人好みの料理が食べられる」とのことでした。

私も実際に、この店でその料理を食べてみて、「なるほど」とわかりました。例えば、パスタの茹で具合に、程よい硬さがあり、私の好みで美味しかったからです。これが、アメリカのチェーンのファミレスで食べると、びっくりするくらい茹で過ぎで柔らかい麺が出て来ます。

また、この格言の正しさを感じた別の体験もあります。それは、ワイキキにあるイタリア料理店のアランチーノで食べた時です。この店でも、「パスタの茹で加減が、ちゃんとしている」と感じました。そして、この店は、ハワイでも有名な日本人オーナーが経営している店です。

この2つの店では、パスタ以外の料理も食べましたが、それらも好みに合う料理でした。

そのラーメン店では丼ものを食べろ

一方で、同じ在住者の方からは、「日本のチェーン店だからと言って、日本人の好みに合うとは限らない」ということも教わりました。それがよくわかる格言が、「そのラーメン店では、丼ものを食べろ」というものでした。

これは、日本からハワイに進出している、あるラーメンチェーンの店で食事をする時に向けての格言です。その店が、ラーメン店なのにも関わらず、「その店では、麺類は避けて、丼ものを食べた方がいいよ」というのが、この格言の言わんとすることです。

なぜ麺類を避けた方が良いかというと、日本人の好みではそれが合わないことが多いからです。例えば、麺が茹で過ぎで、コシがなかったり、スープの味付けが濃すぎたり、などです。

要するに、ハワイには、日本から進出したチェーン店でありながら、アメリカ人の好み向けに、料理を変えている店があるんですね。上で述べたイタリア料理店のパスタの時と同様、それが麺の茹で加減に現れやすいというわけです。

私は、この格言に従わず、その店でラーメンを食べたのですが、「・・・素直に従っておけば、良かった」と後悔しました。やはり茹で過ぎで、伸び切った麺を食べることになったからです。

日本のチェーン店だからと言って、日本人に合うとは限らない

そして、この格言は、ラーメン店に関するものですが、実際にはラーメンに限ったものではないこともわかりました。

例えば、ハワイで、寿司、うどん、焼肉、などの日本から進出したチェーン店を利用した際にそう感じました。寿司はシャリが柔らかすぎで、うどんはコシがなく、焼肉はタレが甘すぎる、と言った具合です。

このように、ハワイにおいて、日本のチェーン店の料理が、アメリカ人向けになっていることがあります。

現在、ハワイの観光客の半分以上がアメリカ本土からの旅行者であることを考えると、そうなるのも仕方ないとわかります。ですが、日本人としては、日本のチェーン店には日本の味を期待してしまい、そこに溝が生まれてしまうわけです。

今回の格言を総合すると、ハワイにおいて、「大手のチェーン店ではなく、日本人・中国人経営の店」が、日本人好みの料理を期待できる飲食店とわかります。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア