ハワイ旅行中の大切な写真を守るために気をつけること

今回は、初めてのハワイ旅行中に撮影した写真を「絶対になくしたくない」と考えている人にお伝えしたい、注意点です。

イメージとしては、例えば、新婚旅行でハワイを訪れ、その思い出となる写真をなくしたくない人ですね。また、新婚旅行に限らず、初ハワイ旅行の写真を思い出として「なくしたくない!」と考える人は多いですよね。

そのような人にお伝えしたい注意点です。

スマホ、デジカメ本体の盗難に注意

それでは、早速始めましょう。まず、ハワイですが、日本と比較すると、残念ながら犯罪の発生率が本当に高い場所です。特に観光客を狙った犯罪があり、強盗、置き引き、車上荒らしなどに、注意が必要なんですね。

で。そのような犯罪が多いことは、つまり、ハワイ旅行中に撮影したスマホやデジカメ本体を、丸ごと盗難されるリスクが高いことを意味します。結果として、その本体に入れた大切な写真データを失ってしまうわけですね。

私は、「ハワイでカメラを盗まれた」という話として、ハワイに長年暮らす日本人在住者の方自身が遭われた、次のエピソードを印象的に覚えています。

そのエピソードを簡単にご紹介すると。

  • ハワイのビーチでサーフィン中に撮影するために防水のデジカメを買った
  • そのカメラを実際にビーチで使った際に、ちょっと目を離したすきに失くしてしまった
  • その後、顔見知り程度のサーファー(ハワイのローカルのアメリカ人)が同じカメラを使っているのを見つけた
  • そこで「そのカメラ、自分が落としたものじゃないか?」と聞いてみた
  • すると「確かに拾ったものだ。捨てられたものを俺が拾ったから、今は俺のものだ」との回答だった

結果として、その日本人在住者の方は、その防水デジカメを諦めることになったわけです。

この話を聞いて、私は、「ハワイに長年暮らしている人でもこんな目にあうこともあるんだな」と、まず感じました。加えて、「拾った」と主張する人の開き直りぶりに、「日本の常識とは違った価値観の人がいるから、気をつけないといけないな」とも思ったわけです。

英語が苦手な日本人旅行者としては肌身離さず持ち歩く

そして、このエピソードから、ハワイ旅行中に、カメラの管理に本当に気をつけないといけないこともわかりますよね。ハワイに長年暮らす在住者で、英語で問いただすことができる人でさえ、結局は、”拾われた”カメラを諦めざるを得なかったからです。

仮に英語が苦手な日本人旅行者が、同じ目に遭った場合、何もできず泣き寝入りになる可能性が高いですよね。

というわけで、ハワイ旅行中は、スマホやデジカメを肌身離さず持ち歩く意識を持った方が良いです。

結果として、大切な写真のデータを守ることにも繋がります。また、ご紹介したエピソードは、ビーチでの置き引きでしたが、飲食店のテーブルの上、駐車した車の中、宿泊しているホテルの部屋などでも、そのリスクがあります。

特にレンタカーを借りる人で、車載ホルダーを持参して、カーナビ代わりにスマホを固定して使いたい人は注意です。だんだん、「車載ホルダーに固定したスマホを外すのが面倒」という心境になるからです。つまり、車内に放置したくなるんですね。

結果として、車上荒しに逢うリスクが高まりますので、面倒でもやはり肌身離さず持ち歩く必要があります。

旅行中でも日々、マメにバックアップを取る

ハワイ旅行中は、ご紹介したようにスマホやデジカメを丸ごと盗まれて、撮影した写真のデータを失うリスクがあります。で、 その対策として、上でご紹介した「肌身離さず持ち歩く」という方法が有効ではあるのですが、それでも盗まれない可能性は0ではないんですね。

また、ハワイでは、銃を突きつけられての強盗に遭う可能性もあります。

そのため、ハワイ旅行中に撮影した写真のデータを守りたければ、旅行中でも日々、マメに写真データのバックアップをとるべきです。こうすると本体を失くしたとしても、失くす直前までのデータは、残せるからです。

そのバックアップの取り方として。もしハワイ旅行中に、現地で大量のデータ通信ができるスマホ環境がある人は、写真のデータをインターネット上にも保存しておくと良いですね。

その環境がない人は、いわゆる「Wi-Fi対応SDカードリーダー」というジャンルの製品を、日本から持参しておくと便利です。これがあると、スマホで撮った写真をSDカードにバックアップすることができますし、デジカメで撮った写真をコピーしておくことができます。

つまり、ノートパソコンを用意しなくても、手軽にスマホやデジカメの写真をバックアップすることができるんですね。

ちなみに。Wi-Fiカードリーダーなどでバックアップを取ったとしても、ハワイ旅行中は、本体側の写真データを消さず、残しておくのがオススメです。というのも、せっかくバックアップした側の写真データを失くすリスクがあるからです。

バックアップ側を失くした際に、本体側にデータが残っていないと、結局バックアップをした意味がないですよね。なので、ハワイ旅行中は、常に写真データの控えが2つ以上になるように、バックアップするのがオススメです。

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