今回は、ハワイ旅行をする人のうち、普段水泳を趣味としている人に伝えたい情報です。
具体的には、「ハワイの4つのビーチで実際に水泳してみてこう感じた」ということをご紹介します。
実際に泳いだ4つのビーチ
私は水泳を趣味としているので、ハワイのビーチに行っても水泳をします。海での水泳は、プールのように窮屈なスイムキャップなしで伸び伸びと泳げて最高に楽しいわけです。
特にハワイの爽やかな気候、綺麗な景色の中で行う水泳は最高です。また海中では魚の群れが泳いでいるのを見かけたりと、ちょっとしたシュノーケリング気分も味わえます。
というわけで、ハワイではよく水泳をするのですが、今回はスイマーとしての目線で、「オアフ島のビーチがどうだったか」を実体験を元にご紹介します。具体的には、次の4つのビーチです。
- ワイキキ・ビーチ
- マジック・アイランド・ラグーン
- ハナウマ湾
- ラニカイ・ビーチ
ワイキキ・ビーチの南東の端、クヒオ・ビーチ・パークは水泳向き
まず、水泳向きのビーチとしてご紹介したいのが、ワイキキ・ビーチとマジック・アイランド・ラグーンの2つです。なぜこの2つが水泳向きかというと、沖に防波堤があり、高い波が起きにくいからです。
ワイキキ・ビーチについては、ハワイで最も有名な場所の1つです。オアフ島の南東部にあるホノルル市にあるワイキキ湾に面したビーチが、ワイキキ・ビーチです。また一口にワイキキ・ビーチと言ってもかなり広く、端から端まで歩くと20分程度かかります。
これらの範囲にあるビーチの総称がワイキキ・ビーチとなっています。なので、ワイキキ・ビーチにおいても、一部のエリアは、特別な名前を持っていることがあります。その1つとして、ワイキキ・ビーチの南東の端に、クヒオ・ビーチ・パークと言う海浜公園があります。
このクヒオ・ビーチ・パークが、ワイキキ・ビーチの中でも水泳に向いているわけですね。このクヒオ・ビーチ・パークのビーチは、海側にしっかりした防波堤があり、大きい波が起きにくいです。そのため大きい波に邪魔されず水泳をすることができます。
クヒオ・ビーチ・パークの様子は、次のリンクを見て頂くと良くわかります。
クヒオ・ビーチ・パークの様子をGoogle ストリートビューで見る
ワイキキなので日中はかなりの人混みとなりますが、防波堤近くのあたりは足がつかないほど深くなっているので泳いでいる人が少ないです。なので、その辺りを防波堤沿いに泳ぐと比較的人を気にせず泳ぐことができます。
海中の水の透明度や砂浜の綺麗さはあまりないですが、たまに魚の群れが泳いでいるのを見かけることができるのでそれも楽しいです。
マジック・アイランド・ラグーンも水泳向き
次に、マジック・アイランド・ラグーンです。
このビーチは、ワイキキから車で10分もしない距離にあるアラモアナセンターという有名なショッピングセンターの南にあります。このセンターから、徒歩で15分程度歩くと、マジック・アイランド・ラグーンに行けます。
このマジック・アイランド・ラグーンは、水泳をするのに特にオススメです。というのも、水泳好きのハワイ在住者から、「ここで練習しています」と教わったビーチだからです。
ここでは、海側がしっかりした防波堤となっているため、波が穏やかで水泳に向いています。またワイキキ・ビーチと比較して人が少ないです。なので、人を気にせず水泳を楽しめます。
以上が、オアフ島の水泳向きのビーチです。
水泳が得意だとより楽しめるビーチ
次に、水泳が得意だとより楽しめるビーチとしてハナウマ湾をご紹介します。ハナウマ湾は、オアフ島の南東、ワイキキから車で30分のところにある自然保護区です。ハナウマ湾は半円状の入り江となっており、海には珊瑚があり魚がよく泳いでいます。
この保護区にはビーチがあり、シュノーケリングやダイビングを楽しめます。ただしビーチに降りるためには、自然保護に関するビデオを見て、保護区でのルールを学習することが義務づけられています。ビーチでは有料ですがシュノーケリング用のゴーグルや浮き輪をレンタルすることもでき、手軽にシュノーケリングを行えます。
このハナウマ湾は、水泳が得意な人に取っては、より楽しい場所と言えます。なぜなら、水泳が得意な人にとっては、煩わしいシュノーケルはもはや不要で、ぷかぷかと珊瑚の綺麗な海中や魚を眺めながら、自由に楽しめるからです。
「これまで水泳の練習をしてきたのはこの日のためだった」
私は、ハナウマ湾でシュノーケルなしでの魚鑑賞を楽しみながらそう思いました。泳ぎ方としてはクロールで泳ぐと海中の様子が楽しめないので、キックを弱めの平泳ぎがよかったです。キックせずに息継ぎだけするようなイメージですね。
ただ注意点もあります。例えば、湾の中央部はかなり深くなっているので、魚に見とれて泳ぎ疲れてしまい溺れるリスクがあります。なので、可能であれば泳ぎが得意であっても念のため浮き輪を持っている人の近くにいた方が安心です。
また、日によって、海流が強いこともありますし、ライフガードの監視塔前は、離岸流と言う、沖に向かう流れが起きやすくなっています。いかに水泳が得意でも、それらの影響で溺れるリスクがある点には気をつけてください。
水泳向きでなかったビーチ
最後に、水泳向きでなかったビーチとして、オアフ島のラニカイ・ビーチをご紹介します。
ラニカイ・ビーチは、オアフ島の南東部、カイルア湾に面したビーチで、ワイキキから車で40分くらいのところにあります。
このビーチは本当に景色が綺麗なビーチで、良くハワイ旅行のパンフレットでもこのビーチの写真が使われています。次のようなおにぎりのような2つの島(モクルア諸島)が並ぶきれいなビーチの写真を見たことがある人は多いのではないでしょうか。このビーチが、ラニカイ・ビーチです。
ラニカイ・ビーチ
ラニカイ・ビーチは、本当に景色が良く、海水は透き通り、砂浜も綺麗で最高の場所です。ですが、残念なことに水泳にはあまり向いていませんでした。
その理由は、ビーチの波際で泳ぐと視界が良くないからです。このビーチは、砂がパウダー過ぎて、波際ではその砂が波によって舞い上がってしまいます。そのため、波際で泳ぐとその舞い上がった砂に視界が遮られ、何も見えなくなってしまうのです。
なので、沖に向かって泳ぎたくなるのですが、それにもリスクがあります。このビーチにライフガードがいないからです。
ライフガードのいないビーチで、沖の方まで泳ぎ溺れてしまった場合、誰にも助けてもらえず最悪命を落とす危険があります。そのため、このビーチでは波際で泳がざるを得ず、砂で舞い上がった視界の悪い状態で泳ぐことになりました。