ワイキキの立体駐車場で駐車方向に注意が必要なケース

今回は、ハワイ旅行中レンタカーを借り、ワイキキに駐車するのが初めての人に伝えたい注意点です。

お伝えしたいのは、「ワイキキの立体駐車場には、バック駐車禁止の駐車場所があるので気をつけて」ということです。

ワイキキの駐車場は狭い

私が、初めてワイキキの駐車場に車を停めた時に感じたのは、「想像していたより、ワイキキの駐車場は狭い」ということでした。

その時駐車したのは、宿泊先と同じビルにある立体駐車場でした。この駐車場は、対向車とギリギリすれ違える狭さでした。また、駐車スペースも狭かったです。結果、駐車のたびにヒヤヒヤしました。普段運転している車よりも、大きい車体のSUVを借りていたからです。

実際にワイキキに初駐車をする前は、「アメリカだから駐車場が狭いことはないだろう」と考えていました。ですが、ワイキキは例外でした。

その後、ヒルトンハワイアンヴィレッジ、ワイキキショッピングプラザ、ワイキキサンセット、ワイキキバニアンなどの立体駐車場を利用しました。結果、ワイキキの駐車場は、どこでも同じような狭さだとわかりました。

なので、ワイキキに初駐車の人は、「アメリカといえど、ワイキキの駐車場は狭い」という点を知っておくと良いです。

バック駐車禁止の駐車場所もある

そして、そのように場内が狭いワイキキの駐車場の中には、バック駐車禁止の駐車場所が、ある場合があります。これは全ての駐車場所がバック禁止というのではなく、駐車場の一部がバック駐車禁止となっています。

例えば、私の実体験としては、ワイキキバニアンの駐車場がそうでした。

Googleマップでワイキキバニアンの場所を見る

この駐車場の一部は、バックでの駐車が禁止されていました。なので、前向きで駐車する必要がありました。

私は、その事実に気がつかず、最初、そこにバックで停めようとしました。結果、たまたま巡回していた駐車場のスタッフに「Hey!」と大きな声で呼びかけられ、「そこには前向きで駐車してください」と、やんわりと注意を受けました。

バック駐車が禁止の理由

その後、前向きに方向を変えて駐車をした結果、この場所にバック駐車が禁止されている理由がわかりました。その理由は、バックで停めると、半上階の床の出っ張りに、ぶつける可能性があることです。

この立体駐車場は、ビルの中をらせん状に回るようにして館内ができています。具体的には、2階、2.5階、3階、3.5階…のように階が分かれています。そして、例えば2.5階に停める時は、その反対側の頭の高さぐらいに3階の床が出っ張っている場所があります。

この記事のトップがまさに、そのバック駐車禁止の駐車場所の様子です。「CAUTION DO NOT BACK…」と書いている箇所が、問題の出っ張りです。

借りた車の車高次第では、その床の出っ張りにぶつかる可能性があります。例えば、SUVなどの車高では確実にぶつかる高さでした。つまり、バックで停めると、その出っ張りに気がつけず、ぶつけてしまう危険があったわけです。

ぶつからない車高でもバック駐車はダメ

この理屈で考えると、その半階上の床の高さよりも、後ろ側の車高が低い車の場合は、バックで停めても良さそうなもんですよね。ですが、そうであってもバックで駐車禁止の場所には、やはり前向きで停める必要がありました。

上で、バック駐車禁止の場所にバックで停めようとして、駐車場のスタッフに注意された体験をご紹介しています。その時は、実は、バック禁止の場所に、バックのまま、ほぼ完全に駐車できてしまっていました。

というのも、その時、借りていた車が、4ドアの普通のセダンだったからです。なので、どちら向きで停めようが、半階上の床の出っ張りに、ぶつかることはありませんでした。それでも、駐車場のスタッフからは、「前向きでお願いします」と注意されました。

バック禁止の場所に、バックで停まった車があると、次の車が真似してバックで停める危険が考えられます。それを避けたかったのかもしれません。

また、バック禁止の場所にバックで停めてしまうと、セダンの場合、「トランクが開けにくい」というデメリットもありました。なので、素直に前向きに停めるのがやはり良いです。

というわけで、ワイキキの立体駐車場には、バック駐車禁止の場所があるかもしれない点にご注意ください。私の体験では、セダンでバックしたからよかったものの、SUVだったら、ガツンとぶつけている可能性がありました。

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