ハワイ旅行中の食費を安くおさえるコツ

はじめてのハワイ旅行にあたり、滞在中に必要な食費がいくらになるのか気になる人は多いのではないでしょうか?特に、「ワイキキは日本よりも物価が高い」と言う話を知ると、ハワイ滞在中に食費がどれくらいかかってしまうのか不安になりますよね。

そこで、今回はそのように不安に思っている人のために、2015年1月末のハワイ滞在で実際に必要になった食費をご紹介し、それを踏まえてハワイ旅行中の食費を安く抑えるコツをご紹介します。

2015年1月末のハワイでの食費

はじめに、次の表を見てください。この表は、2015年1月末に私がハワイに滞在した時に使った食費の一部を表にまとめたものです。

番号 項目 ドル 1人当り 備考
1 Boot’s & Kimo’sのパンケーキ $10.46 ¥1,255 ¥628 大人2人分
2 Subwayのサンドイッチ $13.03 ¥1,564 ¥782 大人2人分
3 Whole Foodsのサラダバーでランチ $7.38 ¥886 ¥886 大人1人分
4 Yama’s Fish Marketのプレートランチ2つ $19.79 ¥2,375 ¥1,187 大人2人分
5 Chinatown Expressの麺料理 $10.25 ¥1,230 ¥1,230 大人1人分
6 Panda Expressのプレートランチ $10.57 ¥1,268 ¥1,268 大人1人分
7 Los Chaparrosでメキシコ料理 $38.48 ¥4,618 ¥1,539 大人3人分、チップ別
8 CORONAのビール6本 $11.37 ¥1,364 ¥227 ワイキキのWhalersにて
9 1000mlくらいの水 $4.39 ¥527 ホノルル空港にて

この表ですが、「項目」の欄にどのようなものを飲み食いしたのかその内容を書いています。「ドル」の欄は、その項目を飲み食いするために必要になった費用です。「円」の欄は、「ドル」に120円を掛けて小数以下を切り上げた額です。実際の2015年1月末のドルと円のレートは、1ドル120円から微妙に上下していました。ですが、わかり易さのために1ドル120円に統一しています。

「1人当り」の欄には、「円」を大人1人当たりに割り勘した場合の金額となっています。ただし、番号8のCORONAのビールに関しては、ビール1本あたりの金額です。番号9の水は割り勘する意味がないので入力していません。最後に、「備考」欄には、その項目を「どこで買ったか」または「大人何人で使った額なのか」を入れています。

割高なものも・お得なものもある

さて。上の表をご覧になってみて、ハワイの食費についてどのように感じられたでしょうか。私は、こうしてまとめてみると、「割高だったな」と思うものと、「意外とお得だな」と思うもののどちらもあります。

私が割高に感じているのは、番号5のChinatown Expressの麺料理と番号6のPanda Expressのプレートランチです。これらはどちらもワイキキからも近い、アラモアナセンターのフードコードで買った料理です。そして、大人1人当たりに1,000円以上の費用が掛かったわりに、それほどボリュームがなかったことに割高感を感じています。

また番号9の水も割高に感じています。これは帰国日のホノルル空港の搭乗ゲート前のキオスクで買ったペットボトルの水です。喉が渇いていたのでとにかく水が飲みたくて値段を見ずに買ってしまったのですが、・・・$4以上もしていたんですね。

次に私が、「まぁ妥当かな」と感じたのは、番号2のSubwayのサンドイッチです。これはワイケレのプレミアムアウトレット近くで、手軽にランチを済ませたいと考え購入しました。Subwayのサンドイッチのサイズには、footlongと呼ばれる12インチのサイズとその半分の6インチのものがあるのですが、これはfootlongのサンドイッチの価格です。footlongであれば、大人2人でシェアして食べても、まずまずお腹が満たされる量になります。

この理由から、Subwayが、「まぁ妥当かな」と感じることになりました。ただ日本のSubwayの価格と比較すると少々割高ではあります。ですが、ハワイで物価で考えると、大人2人が食べてそこそこの量のランチをチップ代無しでこの額で食べられる店は、妥当に感じます。

最後に、私がお得に感じたものですが、番号3のWhole Foodsのサラダバー、番号4のYama’s Fish Marketのプレートランチ、番号7のLos Chaparrosのメキシコ料理です。そしてなぜ私がこれらのお店をお得に感じたかですが、それがそのままハワイ旅行中の食費を安くおさえるコツになります。なので、以下で詳しく述べていきます。

ハワイ旅行中の食費を安くおさえるコツ

ハワイ旅行中の食費を安くおさえるコツなのですが、「ワイキキの飲食店を避け、ワイキキ周辺の地元の人が使う店を利用する」ことにあります。なぜこうすると食費を安く抑えられるかですが、シンプルに値段に対して食事のボリュームが多いからです。

例えばですが、番号4のYama’s Fish Marketのプレートランチ。この店は、ワイキキから車で10分もしない距離にある持ち帰り専門のハワイ料理の店です。で、上の表で、大人2人のランチとしてかかった費用をみると、総額で2,375円、大人1人当りで1,187円となっています。

この金額を見て、「ランチに大人1人で1,000円以上?高い!」と思うかもしれませんが、そう思うの早計です。なぜなら、このプレートランチはとてもボリュームがあるため、2回に分けて食べても十分満足できる量となっているからです。つまり1食あたりで考えると、大人1人の食費は594円となるわけです。この額であれば、日本でランチを外食することを考えても妥当な額ですよね。

番号7のLos Chaparrosの場合も同様です。この店もワイキキから車で10分もしない距離にある、メキシコ料理のレストランです。ランチで訪れ、ランチスペシャルのブリトーを注文したのですが、フルサイズを食べきれないので半分を箱詰めして持ち帰っています。つまり2食分の食費と考えることができるわけです。

また、番号3のWhole Foodsのサラダバー。Whole Foodsは、ワイキキから車で10分ちょっとの距離にあるオーガニック食材を扱うスーパーなのですが、量り売りで買えるサラダバーが店内にあります。このサラダバーは、自分が食べたい分の料理をとって、その重さに応じてお金を払うシステムなのです。そのためたくさんの料理を注文しすぎて、それを無駄にすることがないわけです。ちなみに、私が訪れた曜日がこのサラダバーが割引となる水曜日だったので、上の表での費用は割引後の額となっています。

ワイキキ周辺の店を活用すると食費を安くおさえられる

以上のように、ワイキキの周辺の飲食店をうまく活用できると、ハワイ旅行中の食費を安くおさえられます。

さらに。部屋にキッチンがある宿泊施設で、炊飯器がある場合はもっと食費をおさえられます。なぜなら、ご飯を自炊しておかずを持ち帰りで買って食べるようなスタイルでの食事ができるからです。こうすると、「旅行中に料理を作るのは面倒、でもハワイ滞在中の食費はおさえたい」と言う過ごし方が実現可能になりますよ。

一般的に「ハワイは物価が高いので滞在中の生活費も高い」と思われがちです。たしかに、毎日ワイキキのレストランで外食すると、食費がばかにできない額になります。ですが、今回ご紹介した方法をうまく活用できると、ハワイでも意外に食費はおさえられます。ぜひご活用ください。

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