ハワイ旅行での星空ツアーを申し込む前に確認しておくべきこと

今回は、ハワイ旅行中に「星空ツアーに行ってみたい」と計画中の人に、お伝えしたい注意点です。

具体的には、「星空ツアーを申し込む前に、自分がハワイに行く日程の月の満ち欠けを調べておいた方がいいよ」ということをご紹介します。

「月の満ち欠け」というのは、満月であったり、三日月であったり、全く見えない新月であったり、つまり月の形のことですね。

星空ツアーの申し込み前に月の満ち欠けを確認するべき理由

なぜ月の満ち欠けを確認するべきかというと。

月の明かりが、星空ツアーで見られる星の綺麗さに影響するからです。つまり、満月の明るい夜に見る星空と、新月の暗い夜に見る星空には、かなり違いがあるわけです。

例えば、満月の夜は、その明かりだけで外を歩けるくらい、明るくなります。つまり、それだけ、星空が見えにくくなります。一方、新月の夜は、月明かりがない分、暗い星でも綺麗に見ることができます。

そのため、降ってくるような満天の星空を見るためには、可能であれば新月の夜、もしくは少なくとも新月に日付が近い夜に、星空ツアーに参加するのが良いです。

なので。星空ツアーに申し込む前の計画段階で、自分が訪れる日程での月の満ち欠けを確認しておくと良いです。

ハワイの月の満ち欠け、月の出・月の入時刻の調べ方

では、自分がハワイを訪れる時点での月の満ち欠けの調べ方をご紹介すると。英語となりますが次のサイトが役立ちます。

Moon Phases for Honolulu

このリンク先のサイトでは、ホノルル市での直近の月の満ち欠けにおいて、新月(New Moon)、上弦(First Quarter)、満月(Full Moon)、下弦(Third Quarter)の4つの形の日付を見ることができます。

加えて、この4つの形になる日時について、指定した年の1年間のカレンダーも見ることができます。このカレンダーを使って、自分の行く日程での月の満ち欠けが、これらの4つのどれに近いかを調べることができます。

例えば、「自分が行くこの時期は、下弦から新月になるから星空が綺麗に見られそうだな」や「満月にあたるから、星空が見にくそう」ということがざっくりわかるわけです。

また、指定した月の月の満ち欠けについて、より詳しく知りたければ、同じサイトの次のページが役立ちます。

Moonrise, Moonset, and Moon Phases

こちらのページを使うと、指定した月において、日付別に月の入・月の出の方角、時刻、満ち欠けがどうなるかを確認することができます。ちなみに何も指定しなければ、直近の月が初期値として選ばれています。

最初にご紹介したページでは、「4つの形のどれに近いか」しかわかりませんでしたが、こちらでは、もっと細かく月の形がわかります。以上の2つのページを利用すると、実際に自分が訪れる時点での月の満ち欠けを調べることができます。

また、ハワイ現地に着くと、ハワイの月の満ち欠け、月の出・月の入の時刻は、より簡単に調べられるようになります。なぜかというと、ハワイの地元新聞、Star-Advertiserの天気欄に、直近の月の満ち欠けの4つの形の日付、当日と翌日の月の出と月の入の時刻が掲載されるからです。

思い切ってお月見ツアーに切り替える

さて。以上でご紹介した方法で、自分がハワイを訪れる時点での月の満ち欠けを調べた結果、「どうも満月になります」となった場合。

もちろん、その日程で星空ツアーを申し込むのもそれはそれでありです。満月だからと言って、星空が全く見えないわけではないからです。普段、都会に暮らし星空が全く見えない人からすると、満月の夜に見る星空ツアーだったとしても、それはそれで十分楽しめるはずです。

一方で。ハワイ旅行では、「満月の夜」ということを活かした、別の楽しみ方もできます。具体的には、満月鑑賞をする「お月見ツアー」というツアーがあります。

このお月見ツアーは、オアフ島では、南東のマカプウ岬のハイキングコースでするのが一般的となっています。なので、オアフ島のワイキキに滞在することが多い、初ハワイ旅行の人にとっても参加しやすいものなんですね。

例えば、ハワイ旅行で星空ツアーというと、ハワイ島でするものが有名です。実際には、オアフ島でも星空ツアーはあるのですが、有名なのは、ハワイ島のものです。で、その有名なハワイ島の星空ツアーに参加したければ、少なくともハワイ島に行く必要があります。その点、お月見ツアーは、オアフ島でできるため、ワイキキ滞在の場合は、気軽に参加できます。

また、お月見ツアーは、満月の夜にしか企画されないため、参加できるチャンスが限られます。なので、自分がハワイを訪れる日程に満月があるのを「チャンス」と考えて、思い切ってお月見ツアーに切り替えるのも1つの選択肢です。

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