今回は、シニア世代との初めてのハワイ旅行を予定している人に伝えたい情報です。
シニア世代のとハワイ旅行は到着日のケアが重要
シニア世代とのハワイ旅行には、次の心配があります。
「ハワイ到着初日に、シニア世代の体力が、ホテルにチェックインするまで持つか」
つまり、日本からの7時間前後のフライトで、ハワイ到着後に高齢者が疲れてしまった後のことが心配になります。
なぜかというと、日本からホノルル空港に到着する便は、現地の午前に着くことが多いからです。つまり、ホテルのチェックイン時間まで間があるわけです。
この時、体力のある旅行者であれば、ホテルのフロントで荷物を預けてワイキキ散策などでその時間を過ごせます。一方、高齢者の場合は、疲れてしまうので、そうも行かないのが現実的なところです。
飛行機だけでも疲れる上、19時間の時差ボケの影響があるからです。なので、ハワイ到着後、一休憩入れる必要が出て来ます。
つまり、シニア世代とのハワイ旅行では、到着日に、ホテルにチェックインするまで、ワイキキでの休憩方法を知っておくことが重要です。
ホテルにチェックインするまでワイキキで休憩する方法
その方法として、次の4点の方法が考えられます。
- アーリーチェックイン
- ホテルの独自サービス
- 旅行代理店のラウンジ
- クレジットカード会社のラウンジ
それぞれの方法について詳しく見て行きましょう。
アーリーチェックイン
まずアーリーチェックインを利用する方法があります。これはホテル規定のチェックイン時間より早く部屋に入れるサービスです。
このサービスを利用すると、午後が基本となるチェックイン時間よりも、早く部屋に入ることができます。なので、ホテルの部屋で休憩することができます。このサービスを利用するには、大抵の場合追加料金が発生し、それを支払うことで利用できます。
アーリーチェックインを利用するには、パッケージ・ツアーの場合は旅行代理店にその手配をお願いし、個人旅行の場合はホテルと直接交渉することになります。
ただし、アーリーチェックインができるかどうかはホテルによって異なります。また、このアーリーチェックインは、場合によっては予約していても利用できないことがあり、注意が必要です。例えば、繁忙期などでホテル側でどうしても部屋の準備ができない場合です。
実際に、旅行代理店を通じてアーリチェックインを予約したのに、現地についたらホテル側から「準備ができない」と言われてしまう事例がハワイで起きています。結果、この事例の旅行者は、飛行機で疲れているのに、家族とホテルのロビーで途方に暮れることになりました。
なので、念のためアーリーチェックインできない場合の休憩方法も考えておいた方が安心です。
逆に、部屋の準備さえできていれば、アーリーチェックインの予約をしていなくても、ホテル規定のチェックイン時間前にチェックインし部屋に入れることもあります。
2010年の話として、実際に次のようなケースもあります。シェラトン・ワイキキ・ホテルでアーリーチェックインの予約をせず午前9時にフロントでチェックインできるかを交渉した時、「追加$100ですぐにチェックインできます」となる。
また場合によっては追加料金なしで、そのままチェックインできるケースもあり、これはその時々のホテル側の状況で変わります。
結局のところアーリーチェックインができるかの本質は、ホテル側で部屋の準備ができるかどうかにあります。なので、できなかった場合に備えて、以下で紹介する別の休憩方法も知っておいた方がよいです。
ホテルの独自サービス
アーリチェックイン以外でホテルで休憩できる方法として、ホテルが提供しているラウンジやデイユースのなどの独自のサービスを利用する方法があります。
たとえば、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジでは、ホテルの予約センターを通して、到着した日の午前中から使えるデイユースの部屋を予約できます。
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジは人気のホテルのため、アーリーチェックインができる可能性が低いです。ですので、確実に早く部屋を利用したい場合は、追加料金が必要となりますが、このようなデイユースの部屋を取る方法があります。
ほか、ロイヤルハワイアン・ホテルの「ホスピタリティ・スイート」のように、宿泊者が無料で利用できる設備があるホテルもあります。チェックインまでの時間をこのようなラウンジを利用して休憩するのも一つの方法です。
旅行代理店のラウンジ
また旅行代理店のパッケージ・ツアーを利用する場合は、その旅行代理店が運営するラウンジを利用して休憩できます。
たとえば、ルックJTBを利用した場合は、そのままですが、「ルックJTBラウンジ」を利用することができます。ハワイの場合は、「ルックJTBラウンジ」のラウンジとして、「Luanaラウンジ」が利用できます。
「Luanaラウンジ」は、ルックJTBのツアー利用者限定のラウンジで、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、シェラトン・ワイキキ・ホテル、ロイヤル・ハワイアン、モアナ・サーフライダーなどの人気のホテルにそのラウンジがあります。これらのラウンジを追加料金なしで利用することができます。
またJALパックでは、ワイキキ内の東西に渡って複数のラウンジがあります。ほか、H.I.S.は、レアレアラウンジというラウンジを提供しています。
このように、ワイキキには日本の大手旅行代理店が運営するラウンジがあります。なので、これらのラウンジを利用して休息できます。ただ、これらのラウンジは、何時間も長時間滞在するのではなく、短時間でホッと一息するのに適した環境です。その点は、ご注意ください。
クレジットカード会社のラウンジ
また、ワイキキには、クレジットカード会社が運営するラウンジもあり、そのラウンジを利用して休憩できます。
たとえば、JCBのクレジットカードを持っていれば、ワイキキのDFSの2階にある「JCBプラザ・ラウンジ・ホノルル」を利用できます。
また同じくワイキキのDFSの1階には、いくつかのクレジットカードブランド合同で利用できる「VJデスク・ホノルルラウンジ」があります。
このラウンジは、三井住友VISAカードやダイナース、JTBカード、JCBなど、幾つかのクレジットカードブランドのどれかを持っていれば利用できます。
クレジットカード会社のラウンジも、予約代行など、サポート窓口に相談するのが主目的のラウンジです。つまり、長めの休憩目的で利用しにくい環境ですので、その点はご注意ください。
ただ、「高齢者と一緒でどこにも行く場所がない」と困った時の休憩先の候補として、その存在を知っておくと役立ちます。