今回は、ハワイ旅行が初めての人へのお役立ち情報として、旅行前に知っておくと役立つハワイのホテルの便利なサービスを3つご紹介します。
これらのサービスがあることを事前に知っておくと、旅行の荷造りを簡単にできるメリットがあり助かるんですね。
ロビーにウォーターサーバーがある
それでは早速始めましょう。ハワイのすべてのホテルとは言えないのですが、いくつかのホテルでは、ホテルのロビーにウォーターサーバーがあります。
全体的な傾向としては、高級ホテルのロビーにはウォーターサーバーがあることが多いですね。ただ、高級ホテルでなくても、ウォーターサーバーがあるホテルもハワイにはあります。
このウォーターサーバーですが、よくオフィスにあるようなウォーターサーバーより一工夫されていることが多いです。例えば、レモンやオレンジ、ハーブなどを入れた水になっているんですね。
その水にミネラルウォーターを使っているのかどうかまではわかりませんが、そのような工夫から水道水よりは美味しく飲めます。また、ホテルによってはウォーターサーバーに氷が入っていて、より冷たい水を飲めることもあります。
このホテルのウォーターサーバーですが、通常はその横にすぐ飲めるように、紙コップやグラスが用意されています。なので、利用するにあたり、特に何か飲むための容器を用意する必要がありません。
一方で、その容器として、魔法瓶タイプの水筒を用意しておくと、意外と役立ちます。というのも、このウォーターサーバーの水を注いで持ち歩くことができるからです。その水は、出かけた先で飲んでも良いですし、部屋で飲むのに使っても良いですね。
また水筒を準備しなくても、空いたペットボトルで同じことができます。実際、ロビーのウォーターサーバーでペットボトルに水を注いでいる人を結構見かけることになるはずです。
こうすると、ハワイ旅行中にミネラルウォーターを買う頻度を少なくできるメリットもあります。ただ、ハワイの場合水道水を飲むこともできます。なので、わざわざロビーのウォーターサーバーを利用するのが面倒に感じるかもしれません。
ただ、ロビーのウォーターサーバーの水のほうが、その冷たさやレモンウォーターなどの工夫から、水道水より飲みやすいのは確かです。なので、直接の飲む水としては、ウォーターサーバーの水を利用するのがオススメです。
ビーチ専用のタオルが無料で借りられる
次に。ハワイのホテルですが、ビーチ用のタオルが無料で借りられるのが通常です。なので、日本から「ビーチ用に」とバスタオルを持ってくる必要がありません。
このビーチ用のバスタオルの借り方ですが、ホテルによってそのシステムが異なります。例えば、専用のタオル貸し出しカウンターがあるホテルもあれば、ホテルのフロントで借りられる場合もあります。
また借りるにあたり部屋番号を確認されたり、引き換え用のカードが必要だったりする場合があります。ほかリゾート型のホテルでは宿泊客であることを示す、リストバンドをもらい、それでビーチ用のタオルを借りる場合もあります。
このようにホテルによって、その借り方は様々なのですが、ホテルであればビーチ用のタオルは無料で借りられるのが基本です。私が泊まったグレードの低いワイキキのホテルでも、このサービスがないホテルはありませんでした。なので、基本どのホテルにもあるサービスと考えて大丈夫です。
ただ、上述したように、ホテルのフロントでビーチ用のタオルを借りるケースもあります。そのようなホテルは、大抵グレードの低めのホテルであることが多いのですが、この場合は、フロントのスタッフに英語で、「ビーチ用のタオルをください」と伝えることになります。
英語が苦手だと、それに戸惑うかもしれませんが、心配ありません。「タオル、プリーズ」と言うだけで伝わるからです。ただ、そう言うと、ホテルのスタッフから「How many?(何枚いる?)」と聞かれることもあります。
その場合は欲しい枚数を英語の数字で言えばOKです。で、この時知っておきたいのは、実は自分の人数以上のタオルを借りられることです。例えば、大人二人でも、「Four, please!(4枚ください)」と答えることで、バスタオルを4枚借りることができます。
こうすると、うち2枚をビーチマット代わりに使うこともできます。ただ、ホテルによってはそれがマナー違反になる可能性はあるので、心配な人は確認してください。
つまり、ハワイ旅行では、このようにバスタオルを借りられるため、ビーチ用のバスタオルの準備は必要ありません。また、多めに借りたバスタオルをビーチマット代わりに使うのでよければ、ビーチマットの準備も入りません。
これらを日本から持ってくると、スーツケースの中で結構かさばります。なので、その準備をしなくて済み助かるわけです。
コインランドリーがある
最後に。これもホテルによっては、ない場合もあるのですが、ハワイのホテルには、Laundry room(洗濯室)があるホテルがあります。で、この洗濯室ですが、つまりコインランドリーになっているですね。
このコインランドリーには、一般的に、洗濯機、乾燥機、洗剤の自販機があり、洗濯に必要なものがすべて揃っています。ただ、ホテルによっては洗剤は、ホテルの売店で買う必要がある場合もあります。
このようにハワイには、ホテルのルームサービスとして洗濯サービスのほか、洗濯室で自分で洗濯できるホテルがあるんですね。
で、ホテルに洗濯室があると、旅行中に洗濯をする前提で、服を用意することができます。なので、下着の数はもちろん、ほかの衣類の数も少なく済ませられます。つまり荷造りを少なくできるメリットがあるんですね。
ただ、初めてハワイのコインランドリーを使う時には、注意点もあります。まず、洗濯機を動かすためのコインの入れ方がわかりにくいことです。また、洗濯機の設定の仕方も初めてだとよくわかりません。その方法については、次の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
・写真付きで分かりやすい!ハワイのコインランドリーの洗濯機の使い方
また別の注意点として、「ベランダに洗濯物を干してはならない」と言うホテルのルールもあります。これは、町の景観を守るための厳密なルールとなっています。なので、ホテルのスタッフに、ベランダに洗濯物を干しているのが見つかると、注意を受けることになります。
ちなみに、ホテルではなく、コンドミニアムに宿泊していた場合に、ベランダに洗濯物を干して、それが管理スタッフに見つかると、罰金を請求されることがあります。ハワイでベランダに洗濯物を干すことは、これくらい厳しく規制されているので、本当にご注意ください。
なので、洗濯物を乾かしたい時は、基本、乾燥機を使うことになります。それをどうしても避けたければ、室内で干せるように洗濯ロープがあると便利です。その辺を詳しく解説しているのが、次の記事です。
このような注意点はあるものの、ホテルの洗濯室で洗濯できると旅行中の衣類をだいぶ減らすことができ便利ですよ。