今回は、初めてのハワイ旅行先としてオアフ島のワイキキに滞在する人に伝えたい情報です。
具体的には、初ハワイの人に役立つワイキキビーチの楽しみ方をご紹介します。
ワイキキビーチと言ってもかなり広い
初ハワイの人が、ワイキキビーチを楽しむにあたり、まず知っておくべきことがあります。それは、一口にワイキキビーチと言っても、「かなり広い」と言うことです。
その広さは、ワイキキビーチの北西の端をヒルトンラグーンの前とし、南東の端をクヒオビーチパークとすると、距離にして3キロ以上の長さがあります。時間にして、徒歩でビーチ沿いに進むと40分〜50分はかかる広さです。
つまり、ワイキキビーチと言うのは、この広いエリアにある複数のビーチを大きくまとめた総称です。例えば、上で述べたクヒオビーチパークと言うのも、ワイキキビーチの中にあるビーチの1つと言うわけです。
このようにワイキキビーチの範囲はかなり広いため、1つのビーチとして捉えるのは無理があります。例えば、混みやすい場所・混みにくい場所、防波堤がある場所・ない場所など、違いがあります。
自分の宿泊先から最寄りのワイキキビーチを訪れた際、「混んでて落ち着かないな〜」と感じても、それだけワイキキビーチのイメージを判断するのは早計です。ちょっと移動してみると、空いていて快適な場所もあるからです。
混みやすい場所
そこで、ワイキキビーチにおいて混みやすい場所と混みにくい場所をご紹介しますと。
まず混みやすい場所は、ロイヤルハワイアンホテルからモアナサーフライダーあたりかけてのビーチです。その様子は、次のGoogleストリートビューで見るとよくわかります。
次に、デューク・カハナモク像の近辺のビーチも混んでいることが多いです。
以上の2つの例を見るとわかる通り、ワイキキ中心付近のビーチは混雑する場所となります。
この中心付近のビーチが混雑する原因として。ロイヤルハワイアンホテルやモアナサーフライダー、シェラトンワイキキなどのビーチ沿いの人気ホテルがまとまっていることがあります。また、この付近は、カラカウア通りからのアクセスが簡単なので、それも混雑する一因です。
混みにくい場所
次に、混みにくい場所をご紹介しますと。上で述べたワイキキビーチの中心付近から、もうちょっと北西側にあるビーチは、混んでいないことが多いです。
たとえば、Outrigger Reef Waikiki Beach Resortホテルの前のビーチです。その様子を次のリンクで見ることができます。
Outrigger Reef Waikiki Beach Resortホテルの前の様子を見る
このようなホテル前のビーチは、そのホテルの宿泊客専用のビーチと言うわけではありません。なので、空いている場所を見つけて自由に利用して大丈夫です。ハワイのビーチは、州法で所有することが禁じられているからです。
ただ、ロイヤルハワイアンホテル前のビーチチェアなど、ビーチ上のエリアでも「ホテルの宿泊客専用の設備」と言うものはあるのでそれを勝手に利用しないように気をつけて下さい。
ちなみに、Outrigger Reef Waikiki Beach Resortホテルの前のビーチから、さらに北西に進むと、より空いているビーチがあります。たとえばフォート・デロシー・ビーチ・パーク前のビーチです。次のリンクを見ればわかる通り、ワイキキビーチでも本当に空いているビーチもあるわけです。
防波堤のある場所
続いて、防波堤のある場所をご紹介しましょう。ワイキキビーチには、防波堤がある箇所が2つあり、そこは余り波が高くなりません。そのため、小さい子供連れで遊ぶ場合にオススメの場所となります。
防波堤のあるビーチの1つ目として、パシフィックビーチホテル前のビーチがあります。このビーチは、カラカウア通りにも面しており、アクセスもしやすい場所です。
防波堤のある様子は、次のリンクから確認できます。このビーチは、混雑する場所ではあります。ですが、防波堤のおかげで波が小さく、海中で遊ぶのには向いています。ちなみに防波堤沿いを潜ると色々な魚が泳いでいる場合があり、それも楽しめますよ。
防波堤のあるビーチの2つ目として、クヒオビーチパークのビーチがあります。このクヒオビーチパークは、ワイキキビーチの南西の端にあります。そのため、ワイキキの中心部から歩くと、それなりに距離がある立地です。ただ、このクヒオビーチパークのビーチは、上のパシフィックビーチホテル前のビーチよりも、より波が穏やかです。
なぜなら、パシフィックビーチホテル前の防波堤には、一部切れ込みがあるのに対し、クヒオビーチパークの防波堤は完全に塞がれた防波堤となっているからです。そのため、より穏やかな海で海水浴をしたい場合は、このクヒオビーチパークのビーチがオススメです。
そからクヒオビーチパークの防波堤の様子は、次のリンクで見ることができます。
また、ご紹介したこの防波堤のある2つのビーチは、ハワイが初めてでも手軽に海で魚を鑑賞できるスポットの記事で詳しくご紹介しています。どちらも防波堤沿いに魚が見られることがあり、魚鑑賞も楽しめる場所となっています。
目的でワイキキビーチの特徴を使い分けるのがオススメ
以上、ハワイがはじめての人のためにワイキキビーチの楽しみ方をご紹介しました。ご紹介した通り、一口にワイキキビーチといっても実はかなり広く、場所によって特徴があることがわかったはずです。
この特徴を知った上でワイキキビーチを訪れると、ワイキキビーチの楽しさがグッと増して来ます。逆にこの特徴を知らずに訪れると、ワイキキビーチの印象が「何だか人が多すぎて落ち着かないな〜」と言う結果になってしまいます。
つまり自分の目的で、今回ご紹介したワイキキビーチの場所ごとの特徴を使い分けると、ワイキキビーチでの体験はより楽しいものとなります。泳ぐ時は防波堤のあるビーチ、寛ぎたい時は混みにくいビーチ、のような感じですね。