今回は、赤ちゃんとのハワイ旅行を検討している人に伝えたい情報です。
赤ちゃんと過ごしやすい飛行機選びのコツがある
お伝えしたいのは、「赤ちゃんと乗る場合は、こんな座席配置の機種の飛行機だと助かるよ」という、飛行機選びのコツです。
私は、子供が10ヶ月の時にハワイ旅行をし、その後もハワイ便を利用する機会がありました。その際に、「なるほど、自分が赤ちゃんと乗った便の機種は、赤ちゃん連れで過ごし易かったんだな」と改めて感じたんですね。
そう感じたポイントをご紹介します。
実際に赤ちゃんと「乗ってよかった」と感じた機種
赤ちゃんとのハワイ旅行において、私が、実際に「乗ってよかった」と感じた機種は、JALのJL080/089便の飛行機です。
この便は、この記事を書いている2017年3月現在は、羽田ーホノルル間を結ぶ便ですが、2017年4月1日からは、成田ーホノルル間に変更されるものです。
で、私が乗った当時は、羽田ーホノルル間の便でした。また、その当時は、まだこの便には、プレミアムエコノミークラスの座席が導入されていない状況でした。
そして、実はそのおかげで、今回ご紹介したい、赤ちゃん連れで過ごすのに助かったポイントを利用できました。具体的には、飛行機の窓の横にあるちょっと間仕切りされたようになった空間です。
その空間の位置を説明するためにJALの次のページから、座席の配置図を引用します。
上の図における、赤い四角で囲われた部分が、赤ちゃん連れで利用するにあたり、あって嬉しかったポイントです。この部分は、この図においては、ビジネスクラスの間に位置していますが、私が利用した便では、ビジネスクラスとエコノミークラスの間にありました。
なぜ、この空間があると赤ちゃん連れに嬉しいかというと。赤ちゃんがぐずった時に、パッと抱っこして過ごす場所として使えるからです。なので、この空間があると、赤ちゃんがぐずっても周りにかける迷惑を少なく済ませられたんですね。
すでに述べた通り、私が、JL080/089便を利用した当時は、プレミアムエコノミークラスが導入されておらず、エコノミークラスの先頭座席が、この空間に面していました。
で、JALの場合、赤ちゃん連れは事前に予約すると、バシネットの使えるエコノミークラスの先頭座席を利用できます。つまり、バシネットが使え、かつ、グズった場合は、この空間に避難する、ということができました。
これがとても助かりました。
航空会社や便によって、この空間が使いにくい機種がある
でですね。最近のハワイ旅行の飛行機でした体験から、私は、「自分が乗った飛行機は、赤ちゃん連れで過ごし易かったんだな」と改めて感じました。
具体的には、デルタのD579便で、ホノルル空港から成田空港に帰る時の体験から、そう感じました。その時の体験をご紹介しますと。
まず、その便には、私の座席の3つか、4つくらい後ろに、赤ちゃん連れのお母さんが座っていました。途中、その赤ちゃんがぐずって大泣きする機会がありました。で、お母さんは、頑張ってあやしてはいるのですが、中々、泣き止まずにいる状況となりました。
一方で、そのお母さんの座席の位置だと、あやすために抱っこして、移動するのも難しい状況となっていました。というのも、この機種の座席配置では、ビジネスクラスとエコノミークラスの間にある、空間に行きにくい雰囲気となっていたからです。
私が乗ったデルタの便の座席配置を説明するため、デルタの公式サイトから、その図を引用すると次の通りです。
私が利用した便にも、上の図のように、赤ちゃんをあやすのに使えそうな空間がありました。ですが、実際には、そこに移動してあやすのは難しい雰囲気となっていました。
なぜかというと、デルタの場合、エコノミークラスの先頭座席が、追加料金が必要なCOMFORT+という座席になっているからです。なので、赤ちゃん連れと言っても、JALのように先頭座席に座れるとは限りません。
そして、先頭座席に座っていない場合、「グズったらパッと席を立ってあやす」ということが、難しくなるんですね。
先頭座席で、あやせる空間に面した座席が過ごし易い
というわけで、赤ちゃん連れで飛行機に乗る際、エコノミークラスの場合は、先頭座席で、あやせる空間に面した座席を選ぶと過ごし易いです。一方で、ハワイ旅行で利用できる便において、すべての機種が、そのような座席配置とは限りません。
例えば、JALの便でも、私が利用した当時は、プレミアムエコノミー導入前だったおかげで、エコノミークラスの先頭かつ、あやせる空間に面した座席で、快適に過ごすことができました。
ところが。今現在では、同じJALの便でも、プレミアムエコノミーが導入された上、ビジネスクラスのエリアが広がった結果、「普通のエコノミークラス、かつ、あやせる空間に面している」という座席が、存在しない状況となっています。
このような背景があるため、赤ちゃんとの過ごしやすさを考えるなら、追加費用をかけて良い席を選ぶのも1つの選択肢と言えます。例えば、デルタのようなアメリカ系の航空会社は、片道+1万円くらいで、ちょっと広いエコノミークラスが利用できます。
そのクラスの座席を早めに予約すると、時期によっては、先頭座席が取れることもあります。すると、ビジネスクラスほど投資をせずに、あやせる空間に面した、ナイスな座席を確保できます。
ただし。アメリカ系の航空会社を選んだ場合、機内での日本語でのサポートの充実具合は、日系の航空会社には及びません。その点は、ご注意ください。