ハワイ一人出張で選んだ飛行機の座席の感想

今回は、ハワイへの一人旅に向けて、飛行機の座席を検討している人に伝えたい情報です。

私は、2018年の1月にしたハワイ一人出張では、羽田発着のハワイアン航空を利用しました。その際に選んだ座席の感想をご紹介します。

利用した飛行機と座席の詳細

まず、私がその出張で利用した飛行機と座席について、詳細をご紹介すると、次の通りです。

  • 航空会社: ハワイアン航空
  • 行きの便名: HA 458 (羽田→ホノルル)、座席 11H
  • 帰りの便名: HA 855 (ホノルル→羽田)、座席 33C
  • 機材: Airbus A330-200 (332) V1 ※リンク先はSeatGuru

私が利用した便の座席の配置については、ハワイアン航空の公式サイトよりも、上のSeatGuruのページを見るのがわかりやすいです。というのも、この記事を書いている現在、ハワイアン航空の公式サイトで予約時に利用できるシートマップでは、トイレなどが省略されているからです。SeatGuruでは、トイレも含めて、実際の機内に近い形で、座席の配置を確認できます。

今回の出張では、行きも帰りも追加料金が必要なちょっと広いエコノミークラス(エクトラ・コンフォート)を利用しています。具体的には、行きも帰りも、エコノミークラスのブロックの先頭で、前に人が座らない足元に余裕がある席となっています。

要するに「エコノミークラスの先頭座席の通路側のシートを選ぶ」という方針で、座席を選びました。

行き(HA 458便)の座席11Hを利用した感想

では、行きと帰りの座席を一人で利用した感想を、それぞれご紹介します。まず、行き(HA 458便)の座席11Hの位置からご紹介すると、次の図の通りです。

HA 458 (羽田→ホノルル)、座席 11Hの位置

※SeatGuru: Airbus A330-200 (332) V1より引用

私が利用した際、この便の11列目のシートは、すべてエクトラ・コンフォートの座席でした。複数あるエクトラ・コンフォートのシート中で、最も先頭になるのが、11列目です。この列は、2-4-2の座席配置となっており、11Hは、進行方向右側の2列シートの通路側の座席です。

この座席を一人で利用した感想として、まず思ったのが、「やはり、先頭座席は、足元が広くて快適」という点です。この座席の前は、ビジネスクラスとの境界の壁となっており、前に人が座りません。ので、前の人がシートを倒して来て、席が狭くなったり、機内エンターテイメントが見にくくなったり、ということありません。この点で、本当に快適でした。

次に感じたのは、「隣に来る人との相性次第で、快適さが変わる」ということです。11Hと11Jで2列シートになっているわけですが、11Jにどんな人が座るかがポイントということですね。というのも、一人旅の場合、赤の他人と2列シートに隣り合って座ることになるからです。

実は私は、11Hのシートの予約時点では、「隣に人が座らず、最高の環境になるのでは?」と期待していました。というのも、予約時点では、11Jが空席の状況だったからです。また、実際に機内に乗ってしばらく経った後も、13のC〜Gが丸々空席の状況で、「これだけ空席があれば、隣に人が座らない可能性はありそうだ」と感じていました。

実際には、お隣の11Jは、同じく一人旅のおっちゃんが座ることになりました。これはこれで気を使わず楽だったのですが、全く気を使わずに済むかというとそうではありませんでした。例えば、隣の人がトイレに行きたい時、飲み物や機内食を受け取る時、税関申告書をもらう時、など、気遣いが必要になるシーンがありました。

ちなみに、13のC〜Gは、飛行機が出発しても、丸々空席の状況でした。ので、今回のケースで言えば、13のC〜Gを選んだ方が、快適だったかもしれません。知らない他人と2列シートで二人きりになる気遣いと、前に人が座らない快適さのどっちをとるか、という感じですね。

帰り(HA 855便)の座席33Cを利用した感想

続いて、帰り(HA 855便)の座席33Cを利用した感想です。まず、その座席の位置からご紹介すると、次の図の通りです。

HA 855 (ホノルル→羽田)、座席 33Cの位置

※SeatGuru: Airbus A330-200 (332) V1より引用

この便の33列目は、2つ目のエコノミークラスのブロックの先頭列となっています。Cの位置は、進行方向から見て左から3番目のシートです。2-4-2の座席配置の、4列シートの左端の通路側に位置しています。

33Cも、目の前は壁となっており、人が座りません。足元も広々としており、その点では、行きの11Hと同様に快適でした。一方、11Hとの違いとしては、すぐ左手にトイレがあることです。これは、「トイレが便利に使える」という点では、よかったです。ただ、そのトイレを利用する人の出入りが気になりもしました。

特に機内食の後には、トイレ前に、トイレ待ちの人が2、3人並ぶこともありました。そして、そのように待っている人と、ぶつからないようにする気遣いが必要になりました。

さて「隣に座る人との気遣い」という意味では、行きに利用した11Hよりも、帰りの33Cの方が気楽でした。というのも、すでに述べたとおり、11Hの場合は、2列シートに知らない人同士で二人きりで座ることになります。お互いに逃げ場がない感じになります。

一方、33Cの場合は、そのような閉じた雰囲気にはなりませんでした。こちらは4列シートの座席だからです。33Dの隣には、33E席があり、「知らない人同士で二人きり」という状況にならずに済みます。その点で、気楽でした。

この気楽さから、今回のケースで言うと、私は33Cの方が、ハワイ一人旅で利用するに座席として快適でした。ただ11Hを一人で利用できていた場合は、11Hの方が快適だったとも感じています。

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