今回は、ハワイ旅行に向けて、現地で使う格安SIMフリースマホの購入を検討している人に伝えたい情報です。
私は、2018年1月のハワイ出張でワイキキに滞在する間、ASUSのZenFone 3 Max(ZC520TL)を利用してみました。その感想をご紹介します。
iPhoneとは別に格安スマホを準備した理由
私は、日本では普段SIMフリーのiPhoneを利用しています。なので、このハワイ出張中も、そのiPhoneとハワイの現地SIMの組み合わせでも、スマホを利用することができました。
にも関わらず、別途SIMフリーの格安スマホを準備したのは、ハワイの治安の悪さを心配したからです。特に2017年は、日本人旅行者が、強盗に遭う事件が、二度もニュースになりました。
そのため、失くすと価格が高く痛手が大きいiPhoneを、ハワイ旅行中なるべく持ち歩きたくないと考えていました。そこで、格安のSIMフリースマホを用意して、出張中それを利用してみました。
ただ、滞在中、ZenFone 3 Maxを使い続けたわけではなく、iPhoneを使ったり、ZenFoneを使ったり、使いわけました。と言うのも、ハワイでのiPhoneとの使い勝手の違いを体感したかったからです。
購入した時のASUSのZenFone 3 Max(ZC520TL)の価格
そのSIMフリースマホの予算としては、2万円以内で考えていました。用途としては、電話、SMS、ブラウザ(Chrome)でのネット閲覧、Googleマップ、ハワイツールが、「それなりに使えれば良い」と言う考えでいました。
この目的で私が選んだのが、ASUSのZenFone 3 Max(ZC520TL)でした。
AmazonでZenFone 3 Max(ZC520TL)の価格を見る
この記事を書いている2018年2月現在、その価格をみると、21,799円となっています。ですが、私が実際にAmazonで買ったときの価格は、13,450円でした。おそらく在庫が少なくなり、価格が上がっているのかもしれませんね。
いずれせよ、私が買った当時は、このスマホは、2万円の予算内に収まっていました。ので、ハワイ滞在中に万が一、紛失したり、強盗に奪われたりしたとしても、諦めのつく価格のスマホを準備できました。
ハワイ現地で使ったSIM
このZenFone 3 Maxに、ハワイ現地で利用するSIMとして、H2O WirelessのSIMを選びました。
購入したのは、isoonというECサイトで、「SIM +$30データ今だけ4GBセット 平行輸入品」というプランを選びました。H2OのSIMは、Amazonでも買えるのですが、isoonの場合は業者側でアクティベーションしてくれる便利さがあるので、こちらで買いました。
日本でアクティベーション済みだったので、ZenFone 3 MaxとこのSIMをハワイで利用するにあたり、特別難しい事はありませんでした。強いて言うなら、データ通信をするために必要なAPNの設定が挙げられますが、それもAPNに「Prodata」と設定するだけなので、簡単でした。
と言うわけで、ZenFone 3 MaxとH2OのSIMの組み合わせは、思った以上に簡単にハワイで使い始められました。ただ、H2OのSIMは、テザリングができませんでした。この点は、それに期待している人は注意が必要ですね。
ハワイ滞在中に使う分には十分なスマホだった
このように準備したZenFone 3 Maxのスマホは、ハワイ滞在中、特に問題なく利用できました。
すでに述べた通り、その用途としては、電話、SMS、ブラウザ(Chrome)でのネット閲覧、Googleマップ、ハワイツールだったのですが、新しいiPhoneと比較するとちょっともっさり感はありましたが、どれもそれなりに問題なく利用できました。また、バッテリーの持ちも、この用途であれば問題なく、1日充電せずに持ちました。
H2OのSIMでのデータ通信に関して、速度を測っていないので正確にはわかりませんが、おそらくLTEで繋がっているような使用感でした。実際、アンテナの表記には、「4G」と表示されていました。ただ、これは主にワイキキ周辺で利用していたので、電波の状況がよかったことが背景にある可能性もあります。
ちなみに、このスマホのAmazonのレビューを読むと、「ゴーストタッチが頻発して使い物にならない」と言ったものがあります。私が購入するときもそのレビューが気になっていたのですが、私がハワイ滞在中に使った期間に限っては、問題ありませんでした。
と言うわけで、ZenFone 3 Maxは、ハワイ滞在中に使う分には十分なスマホと感じました。この経験から、この価格のスマホで、基本的な機能がそこそこ使えることがわかりました。結果、普段使いのスマホとしても「果たして自分は高価なiPhoneを利用する必要があるのだろうか」と考える良いきっかけになりました。