今回は、赤ちゃんとのハワイ旅行にあたり、JAL便の座席を検討している人に伝えたい情報です。
バシネットが使える席の魅力
赤ちゃんとのハワイ旅行にあたり、飛行機の席はバシネットが使える席だと、本当に助かります。バシネットが使えること自体が助かりますし、エコノミークラスの席でも足元が広い席に座れる、と言うメリットがあるからです。
一方バシネットが使えない場合は、赤ちゃんを膝の上で抱っこして我慢するか、もしくは子供料金でシートを抑えてチャイルドシートをつけて貰うかになり大変です。なので、赤ちゃんとの飛行機にのる場合は、バシネットが使える席だと本当に助かります。
さて。そのバシネットを使える席に家族で近くにまとまって座りたい場合にオススメな方法は、パッケージツアーではなく個人手配で飛行機を予約することです。なぜかと言うと、日本からホノルル空港行きの全ての航空会社が、赤ちゃん連れの乗客向けに電話でのサポート窓口を用意しているからです。
個人手配で航空券を抑えた場合。その窓口に電話をしてバシネットを使える席を事前に予約できますし、一杯で予約できない場合も、その事実が事前にわかります。その場合はチャイルドシートの席を用意するなど対策が取れるわけです。ご参考に、この方法について詳しくは次の記事で紹介しているのでご覧ください。
JALでバシネット席にしつつ家族の1席分をマイルで予約したい
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。上述の通り、バシネットの使える席にしつつ家族で近くの席にまとまりたいときは個人手配で航空券を抑えるのがオススメです。具体的には、家族の席を航空会社のホームページで座席指定せずにまとめて購入し、航空会社のサポート窓口に「バシネットの席を予約したい」と電話をすればOKです。
一方で。私は、次のような状況でJAL便座席を予約したかったのですが、そのやり方がわからなくて困りました。
- JAL便利用のハワイ旅行
- その内一人分の航空券だけは、マイル交換で入手したい
- それ以外は、普通に航空券を買いたい
- その上でバシネットが使える席に家族でまとまって座りたい
たとえば、次のような状況です。
- 夫婦と赤ちゃん3人でハワイ旅行に行きたい。
- 夫はマイルがたまっているのでハワイ往復分の航空券をマイル交換で入手できる状況。
- 一方で、家族全員分の航空券を交換するだけのマイルはたまっていない。
- なので、夫のみはマイルで航空券を入手し、それ以外の家族の分は普通に購入したい。
そして、バシネットを使える席を予約し、夫婦で隣り合った席に座りたい状況です。私は、まさにこの状況でJAL便の座席をどう手配して良いか分からず困りました。
なぜ困ったかというと、JALのホームページでは、家族分の席をまとめて購入し、その一人分だけマイルを使って交換することができないからです。つまり、JALのホームページでは、航空券を手配時に、マイルを使った交換と、通常の購入を同時に行えません。
JALの場合、バシネットの座席を利用するには、座席を指定せずチケットを購入し、その後サポートセンターにリクエストする必要があります。なので、家族分をまとめて手配したくなります。
ですが、まとめて購入すると一人単位でマイルが使えなくなります。そして、マイルを使おうとするとまとめて買えない、と言う状況になり困りました。
その方法
では、どうしたら良いのかというと。シンプルにマイルを使った交換とそれ以外の通常の購入を別々に行えば大丈夫でした。具体的には、夫婦と赤ちゃんの3人家族を例にその方法をご紹介します。
まず、夫の分は、JALのホームページから夫のマイルを使って航空券の席を指定せずに交換をします。次に妻と赤ちゃんの分は、妻の名義で航空券を普通に購入します。このとき妻の分は、妻のお得意様番号で購入し、予約時に幼児の人数も忘れずに入力し席を指定せずに購入してください。この段階で、夫と妻それぞれが別々に航空券を手配した状況となります。
次に、JALのサポート窓口に電話をし、サポートのオペレーターにつながったら、「家族で3人でハワイ行きの便を取ったが、別々に購入している状況。赤ちゃんがいるのでバシネットを使える席にまとまって座りたい。」と言う要望を伝えます。この時に、オペレーターから夫、妻、赤ちゃんの氏名、夫のお得意様番号、妻のお得様番号を確認されるので、お得様番号の準備を忘れずにしてください。
必要な情報を伝え、オペレーター側で航空券のマイルでの交換および購入していることが確認できると、「承りました」と言うことになります。また、この時点で、すぐ自分の席がわかるわけではなく、「○○時頃にお座席がわかりますので、JALのホームページからご確認ください」となりました。
そして。指定された時間にJALのホームページで確認すると、バシネットが使える座席が手配されていることが確認できます。ただ、席の状況次第では、必ずしも夫婦で隣り合った席にならない可能性もあります。この場合、少なくとも赤ちゃんと一緒の妻の席はバシネットが使える席となりますが、夫の分は隣ではなくその近辺の席となる場合もあります。