今回は、ハワイ旅行で、ライドシェアサービスのUberを初めて利用する人に伝えたい情報です。
ハワイでUberを初体験する人が疑問に思うこととして、自分が利用する車のドライバーに対し、「ドライバー側に、自分側の情報として、何が伝わっているんだろう?」ということがあります。
その疑問への回答を、私がハワイでUberを利用した実体験を元にご紹介します。
Uberの車への乗車時に確認されたこと
直近では、私はハワイでは、2018年1月にUberを利用しました。その時、2度ほどUberを利用する機会があり、そのどちらでも、自分が乗車しようとドアを開けると、私の名前、具体的には名字をドライバーに確認されました。
「Mr. 〇〇?」や「〇〇さん?」という感じにです。2度利用したうち、2度目のドライバーは、日系のアメリカ人だったようで、日本語が話せるわけではありませんでしたが、ちょっと片言な感じで、「〇〇(私の名字)さん?」と呼びかけられました。
というわけで、Uber利用時に、先方には、こちらの名前、少なくとも名字は確実に伝わっていることがわかりました。
Uberの日本語公式サイトには、Uber のご利用方法へのご案内というページがあり、Uberを初めて利用する人向けに、日本語でわかりやすい利用方法の解説がされています。
このページに、次の記述があります。
車両の確認
…(略)照合してください。車に乗り込んだ後は、出発前にご自分の名前をドライバーに確認してもらいます。
というわけで、この内容からも、Uberのドライバー側にこちらの名前が伝わることがわかります。
ちなみに、上で述べたとおり、私の実体験では、名前を確認されたのは、実際に「車に乗り込んだ後」ではなく、車に乗り込もうとドアを開けて座ろうとするときでした。この辺りは、そのドライバー次第で変わるのかもしれません。
いずれにせよ、Uberのドライバーに対し、こちらの情報として名前が伝わるのは、確実です。
メールアドレスは伝わっていない
Uberのスマホ向けアプリに登録する情報として、自分の電話番号やメールアドレスがあります。
私が直近でハワイで利用した時のドライバーとの会話の印象では、少なくともメールアドレスは、ドライバーには伝わっていないのだろうと感じました。
なぜ、そう思ったかというと。上で直近でハワイでUberを2度利用する機会があったことを述べましたが、そのうちの1度は長距離ドライブとなり、そのドライバーと話す中で、お互いに「子育て中の父」ということで盛り上がり、仲良くなりました。
そして、「じゃ、連絡先でも交換しときましょうか?」ということになり、先方から手書きのメモでメールアドレスをいただきました。先方がわざわざこのように伝えてくるということから、先方には、私がUberに登録しているメールアドレスが伝わっていないことがわかります。
電話番号と自分の乗客としての評価は伝わる
一方で、自分の電話番号と「乗客としてどうだったかについて、ドライバーからの評価」については、ドライバーに伝わっています。それは、次のUberのドライバー向けアプリの使い方の解説動画を見ると確認できます。
この動画では、Uberのドライバー側が使うアプリを利用する様子を確認できます。この中で、実際に配車依頼を受けて、その乗客の情報をドライバーからどのように見えるかが分かる場面があります。その画面から、ドライバーから、乗客の電話番号や、ドライバーからの評価の平均点が見られる様子が確認できます。
Uberは、乗車後、そのドライバーがどうだったかを、乗客が評価できます。その一方で、ドライバー側からもその客がどうであったかを評価されます。その乗客としての評価の平均点が、ドライバーに伝わっているということです。ということは、ドライバーから見ると、「この人は、初めてUberを利用する人かも」ということもわかりそうですね。初めての人は、乗客としての評価がないからです。
というわけで、Uberのドライバーには、自分の名前、電話番号、乗客としての評価、が伝わっています。