ハワイ旅行の空港で保安検査にミルク用のお湯を持ち込んでしまった体験談

今回は、赤ちゃん連れのハワイ旅行が初めての人に伝えたい情報です。

私は、2019年1月に、4歳児と10ヶ月の赤ちゃんを連れてハワイ旅行をしました。その際、行きの成田空港でも、帰りのホノルル空港でも、意図せず、水筒に100mlを超える量のお湯を入れたまま保安検査を受ける体験をしました。

その時の体験談をご紹介します。

原則100mlを超える液体は持ち込めない

日本の空港では、国際線の場合、100mlを超える量の液体は、保安検査の先の出国後エリアに持ち込めないのが原則です。その事実は、成田空港の公式サイトの次のページで確認できます。

成田空港株式会社: 液体物の持ち込みについて(国際線)より

国際線ご利用の際、100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は、航空機内への持ち込みが禁止されております。

また、このルールは、アメリカの空港でも同様で、それは、米国のTSA(Transportation Security Administration)の公式サイトの次のページで確認できます。

TSA: Liquids Rule

These are limited to travel-sized containers that are 3.4 ounces (100 milliliters) or less per item.

すっかり忘れて保安検査を通ってしまった

以上のように、日本の空港でも、アメリカの空港となるホノルル空港でも、100mlを超える液体を保安検査の先のエリアに持ち込むことは原則できません。

2019年1月のハワイ旅行において、私は、その事実は事前に知っていました。ですが、機内持ち込み用のバッグの中にミルク用のお湯を入れた水筒を入れたことをすっかり忘れたまま、保安検査を通り抜けようとしてしまいました。

正確には、行きの成田空港では、出国前のエリアでゆっくりしすぎて、慌てて保安検査に向かったことが、そうなった原因です。理由は何れにせよ、水筒にお湯を入れたまま保安検査を抜けようとしたところ、案の定、保安検査の荷物検査で呼び止められ、「この水筒の中身は何ですか?」と質問されることになりました。

帰りのホノルル空港では、お湯の入った水筒を持っていることをど忘れしており、そのまま保安検査を抜けようとしてしまいました。そして、やはり荷物検査で水筒が引っかかり、その中身が何かを尋ねられることになりました。

中身をチェックしてもらった上でそのまま持ち込めたが面倒だった

そして、その中身を捨てさせられることになるかと思ったのですが、意外にもどちらの空港の保安検査でも、そのお湯を持ち込むことができました。

「中身は何ですか?」という質問に対し、「赤ちゃんのミルク用のお湯です」と回答したところ、「では、中身を確認したいので、水筒の蓋を開けてください」ということになりました。

そして蓋を開けて渡すと、保安検査のスタッフが、手で手前に仰ぐようにして、その匂いをチェックしてるんですね。余談ですが、成田でも、ホノルルでも、化学の授業で習う薬品の匂いの嗅ぎ方をちゃんと守って、その匂いを確かめていました。

結果、本当にお湯だと判断してもらえ、そのまま蓋をして持ち込んで良いことになりました。これは、その用途が赤ちゃん用のミルクということからの例外だったのかもしれません。

というわけで、成田でもホノルルでも、水筒の中に入れた100ml以上のお湯を、中身をチェックしてもらった上で保安検査の先に持ち込めました。ただ、このチェックをしてもらう手間を考えると、事前に中身を捨てておいたほうが、スムーズに保安検査を抜けられて良かったです。

成田の場合は、保安検査を抜けた先に、ベビールームがあり、そこでお湯がもらえるからです。ただ、ホノルル空港では、私の知る限り、保安検査を抜けた先に、そのような設備がない印象です。なので、飛行機に搭乗する前にどうしてもお湯が欲しい場合は、空港のスタッフに尋ねてその方法を確認する必要があります。

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