今回は、ハワイ行きの飛行機を初めて利用する人に伝えたい情報です。
以前、たったこれだけで全然違う!ハワイ行きの飛行機内を快適に過ごす方法の記事では、ハワイ行きの飛行機を快適に過ごす方法として、『日本の空港でハワイの服装に着替える』と言う方法をご紹介しています。
今回は、この方法にプラスαのハワイ行きの飛行機での快適な過ごし方として、『機内食を食べない』という方法のメリットをご紹介します。
行きの機内食を食べないメリット
私は何度もハワイに訪れた経験から、ハワイまでの行きの飛行機の機内食は食べないようになりました。その理由は、食べない方が色々とメリットがあることがわかったからです。
そのメリットとして具体的には、次の3つがあります。
- 寝られる時間を増やせる
- 変な時間に食事をするのを避けられる
- 席が狭くならない
では、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
寝られる時間を増やせる
まず1つ目のメリットとして、寝られる時間を増やせることがあります。というのも、ハワイ行きの飛行機は日本の夜に出発することになるからです。
たとえばJALのこの記事を書いている現在の時刻表で見ると、成田発で最も早い時間が19:50発で、最も遅い時間が22:00発となっています。そして、ハワイ現地に到着すると、ハワイ現地の午前中に到着します。上の例だと19:50発が現地の07:25着、22:00発が現地の09:35着となります。
このようにハワイ行きの飛行機では、日本の夜にでて現地の午前に着くため、ホテルの午後となるホテルのチェックイン時間まで間があります。そのため、アーリーチェックインなどを利用しない限り、すぐにホテルで休むことができません。
そのため、ハワイ行きの飛行機で寝ておかないと、徹夜明けのような体調で初日を迎えることになります。なので、飛行機内でどれくらい寝られるかが重要です。
そして、行きの飛行機で機内食を食べないようにすると、寝られる時間を増やせます。なぜなら、機内食を食べるために途中で起きる必要がなくなるからです。
ただ周りでは機内食を食べる人がいるが普通ですので、その音が気になり寝れないこともあります。なので、本格的に機内で寝続けたい場合はアイマスクと耳栓を使って、眠りに集中するのも一つの方法です。
変な時間に食事をするのを避けられる
次に2つ目のメリットとして、変な時間に食事をするのを避けられることがあります。
上述した通り、ハワイ行きの飛行機は夜のそれも遅めに出発します。また、飛行機が離陸してすぐに機内食が食べられるわけではなく、機内食が出てくる時間まで間があります。
さらに、エコノミークラスの場合、機内食が出てくるタイミングは選んだ席の位置によって大きく異なります。場合によっては最初に食事を出された人が食べ終わる頃に、後半の人の食事が配膳されることさえあります。
このような理由から、ハワイ行きの飛行機で機内食を食べる時間は、標準的な夜ご飯を食べる時間より遅い時間となります。若ければ胃袋も元気でしょうから、このように夜食の時間にそれなりの量の食事を取っても元気です。
ですが、そうではない場合胃もたれを起こします。そのため、せっかくハワイに着いてからの体調に影響がでてしまいます。機内食を食べないことで、このような事態を避けられます。
席が狭くならない
最後の3つ目のメリットとして、席が狭くならないことがあります。ビジネスクラスを利用しているならば大丈夫ですが、エコノミークラスの場合、機内食が自分の席の前に置かれると、ただでさえ狭い席がより狭くなります。
具体的には、エコノミークラスの場合、前のシートに設置された食事を乗せるためのボードをパタンと手前に倒し、その上に機内食のお盆を乗せて食事をすることになります。このボードが前に倒れた状態と言うのは本当に窮屈です。
というのも、このボードを倒していない場合、エコノミークラスのシートはせめて体育座りをするくらいの余地は残されているのですが、ボードを倒してしまうとそれすらできないくらいになるからです。
「なら食事が済んだらCAに食器を下げて貰えばいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それもできません。自分が食事が終わる頃でも、CAはまだ別の席の機内食の配膳に忙しく、一人一人に対応して食事を下げる余裕はないからです。
そして、この食器を下げる作業は大体の人が食べ終わった頃を見計らってまとめて行われます。なので、食事を終えてからだいぶ時間がたってから下げられます。
結果、機内食を食べてしまうと、このように食事を乗せたお盆が長いこと自分の前に置かれることになり、席が狭くなってしまうのです。一方、機内食を食べなければ当然、このように狭くなることを避けられます。
お腹が空くのが心配な人は
このようにハワイ行きの飛行機では、機内食を食べないことで得られるメリットは大きいです。一方で、「お腹が空くのが心配」と言う人もいますよね。
そういう人にオススメの方法として、まず行きの空港のレストランでしっかり食事をとる方法があります。海外旅行の場合、搭乗時間の2時間前には空港にいるはずなので、混雑が少なく荷物をすんなり預けられると、搭乗時間までは意外に時間があります。その空き時間を利用して、空港内にあるレストランでしっかりと食事を取ります。
他の方法として、弁当やおにぎり、サンドイッチを空港で買って飛行機に持ち込む(持ち込めます)と言う方法もあります。この場合は、食事の時間がずれ込むと遅くなる機内食と比較して、機内でも自分で好きなタイミングで食事を取ることができます。
また、正直なところ、機内食は感動するほど美味しいものではありません。なので、自分の好みの弁当を買って食べたほうが美味しいものが食べられます。
強い意志を持って機内食を断る
以上、ハワイ行きの飛行機で機内食を食べないことで得られる3つのメリットをご紹介しました。
中には「せっかく付いている食事を食べないなんてもったいない」と考える人もいるでしょう。ですが、私は、食べないことで得られるメリットが、そのもったいなさを上回っていると考えています。なので、やはり機内食を食べないことをオススメします。
この「機内食を食べない」方法は、慣れていないと、なかなかしにくいです。なぜなら、周りの乗客が機内食を取っている人が多く、ちょっと奇異の目で見られる感じがするからです。
そこを強い意志を持って、機内食を断るのがポイントとなります。飛行機で向かっている先は、自由の国です。人にどう思われるかなど気にせず、自分の考えで行動して全然問題なしです。