今回は、ハワイへの社員旅行を検討している人のうち、その手配を担当している人に伝えたい情報です。
以前、男7人でしたハワイへの社員旅行の概要の記事では、2019年5月に、私の友人がした男7人でのハワイへ社員旅行の概要をご紹介しました。
この旅行の手配は、経営者である友人自身がしたのですが、その手配にあたり「一番大変だった」と話していたことがあったのでご紹介します。
7人分のESTAの申請が辛い
この友人によると、7人分のハワイへの社員旅行の手配において、一番大変だったのは、7人分のESTAの申請だったそうです。
今回の社員旅行の参加者の中には、ハワイ旅行の経験者が何人かいたそうなのですが、一方で有効なESTAを持っている人は、その手配をした友人も含め誰もいなかったそうです。
そのため、この社員旅行の参加者全員が、ESTAを申請する必要がある状況でした。
この時、各々が申請してもよかったはずですが、今回その友人が一括で申請することにしたそうです。おそらくですが、社員旅行ということで、ESTAの申請費用を会社から出したかったのかもしれませんね。
また、受け取りが本人でなくてはならないパスポートの申請と違い、ESTAはネット上で代理で申請し、それで済ませられます。なので、やれる人が一括でやったほうが早いと考えたのかもしれません。
7人分のESTAの申請には2時間以上かかる
この話を聞いて、私は、「7人分のESTAの申請は、本当に大変だったろうな」と思いました。
というのも、私自身、以前、家族3人分のESTAを代理で申請して60分程度、時間がかかった経験があるからです。詳しくは、次の記事でご紹介しています。
3人分のESTA申請の入力に必要になった時間・承認されるまでの時間の例
この時は、家族だったので、いくつか共通の入力項目がありました。例えば、両親の名前を入力する欄では、私の子供二人分は、同じことを入力することになります。またローマ字表記のスペルはパスポートを見なくてもわかりますし、連絡先の電話番号やメールアドレスは、子供のたちの分は、すべて私と同じものを入力したので、楽ができました。
一方、これが社員旅行の参加者のESTAを代理申請する場合は、このような共通の入力項目がなく、それぞれ異なることになります。結果、一人一人、間違わないように気をつけて入力することになり、時間がとてもかかったはずです。
私が家族3人分のESTAの代理申請に60分かかったことを考えると、社員旅行の7人分では、2時間以上かかっても不思議ではないはずです。
事実、在日米国大使館・領事館の公式サイトのESTA(エスタ)申請のページには、次の記述があります。
ESTA申請書の記入にかかる平均時間は約23分です。
23分 x 7人ですと、約160分となり、やはり2時間以上かかる見込みとなります。
そうとは知らず代理申請のサービスで申し込みそうになった
また、この友人が話していたこととして、「最初、ESTAの公式サイトではなく、代理申請のサイトで申し込みそうになったので注意が必要だった」ということがありました。
上でご紹介した、米国大使館・領事館のページにある通り、ESTAの公式サイトは、次のURLのものです。
ESTA申請公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
一方、世の中には、このESTAの申請代行を行っているネット上のサービスがあり、この友人は、公式サイトを見つける前に、そのような代行業者のサービスを見つけ、一度、そちらで申し込みそうになったそうです。
実際、この記事を書いている現在、例えば、「esta 団体」や「esta グループ」などで検索すると、そのような代理申請のサービスを紹介するページが先に来ます。ので、間違いそうになるのも仕方がないと感じました。