今回は、初めてハワイを訪れる人に伝えたい情報です。具体的には、ハワイ旅行中に身分証(=ID)の提示を求められた際に、パスポートのコピーの提示して、問題なかったケースをご紹介します。
「コピーじゃダメ」と言われるリスクがあるとしてもコピーを持ち歩く
初めに、今回ご紹介するケースは、あくまでご参考として考えてください。なぜかというと、店によっては「コピーではダメ」と言うことも考えられるからです。また、お店の人によって、「ダメ」となることも考えられます。
ただダメと言われる可能性があるとしても、ハワイでは、パスポートのコピーを持ち歩くほうがオススメです。なぜならパスポートの原本を持ち歩くと、それをなくすリスクがあるからです。
ハワイ旅行中にパスポートをなくすと、それが悪用されることも考えられますし、再発行するための時間も余計にかかり面倒になります。
なので。ハワイでは、「パスポートのコピーはダメ」と言われる店は素直に諦めると言う心構えで、パスポートのコピーを持ち歩くのがオススメです。
スーパーのレジでクレジットカードを使うとき
ハワイのスーパーのレジでクレジットカードを使うときに、「IDを見せて」と言われることがあります。
で、これは買った商品の中に、お酒などの年齢確認が必要な商品がない場合でも、言われることがあります。一方、全く言われることがないこともあり、どうも私には、その基準がよくわかりません。
もしかすると、実年齢より若く見られて、「こいつは本当にクレジットカードを持てるような人間なのか?」と疑われているのかもしれませんね。
ただ、理由はどうあれ、ハワイのスーパーで、普通にクレジットカードで会計する際に、「ID見せて」と言われることがあります。実体験として、ワイキキのFood PantryやハレイワのMalama Marketで、そのように言われました。
で、その際に提示するIDとして、パスポートのコピーで問題ありませんでした。
お酒を買うときや飲食店で飲むとき
次に。これは見た目で年齢をどう判断されるかにもよりますが、ハワイでお酒を買うときや飲食店で飲むときには、IDの提示を求められることがあります。
特に日本人は若く見られることが多く、30歳を過ぎていても、「ID?」と、その提示を求められる場合があります。
例えば、お店でお酒を買うときは、レジでの会計時に確認されます。また、飲食店でお酒を頼むときは、注文時や注文後にお酒をテーブルに置く直前でも確認されることになります。実際、飲食店で確認するタイミングは、お店やスタッフで異なります。
このようなお酒関連の理由でIDの提示を求められたときに、私が訪れた範囲のお店では、パスポートのコピーの提示で問題ありませんでした。
またワイキキには、ABCストアやCoco Coveなどコンビニのような店がたくさんあり、そこでもお酒が売っています。そのような店でお酒を買う際にも、若く見られると、会計時にIDの提示を求められます。
その際に、私は、パスポートのコピーを出すのが面倒感じ、「30超えてるんですが・・・」と、口頭で伝えたことがあります。その結果、IDを見せずにお酒を買えたこともあります。
ただ、これは、私の発言をレジのスタッフが信じてくれた例外的なケースですね。
ナイトクラブの入り口のガードマンに見せるとき
次に、ハワイのナイトクラブでのケースです。ハワイのナイトクラブには、入り口にガードマンが立っていて、お店に入るためにそのガードマンに対してIDの提示が必要な店があります。
そのような場合に見せるIDとしても、パスポートのコピーの提示で大丈夫でした。ただ、すべてのナイトクラブにおいて、パスポートのコピーで大丈夫かどうかはわかりません。
私が訪れた店が、日本人観光客が訪れることが多い店で、日本のパスポートのコピーを提示する人が多いためにそれに慣れていただけ、と言う可能性も考えられます。
その一方で、ナイトクラブで遊ぶにあたり、酔っ払う可能性はかなり高いですよね。なので、ナイトクラブは、パスポートの原本を持って訪れると、それをなくすリスクが高まる場所と言えます。
なので。「パスポートのコピーで入れないなら、そのお店は諦める」方針が良いですね。
レンタカーを運転するときは、原本を用意する
最後に、「これだけはパスポートのコピーではなく、原本を用意しています」という例をご紹介すると、ハワイで車を運転する時があります。
ハワイでレンタカーを運転するときに携帯が必要なものとして、在ホノルル日本国総領事館のページには、次のものが必要だとあります。
ハワイでドライブのときは
- 日本の運転免許証(必須)
- パスポート(必須)
- 国際運転免許証(参考)
つまり、日本の免許とパスポートの携帯は必須とのことなんですね。
パスポートは、アメリカに入国後1年以内であることを証明するために必要です。それが、日本の免許でハワイでの運転ができる条件だからです。
つまり、ハワイで交通事故を起こすなどして、警察のお世話になった際に。ハワイの警察が、パスポートで確認したいところは、「この日本人がアメリカに入国して1年以内か」なんですね。
それを考えると、パスポートの写真のページのコピーだけでは不十分と考えられます。写真のページでは、入国した日付が確認できないからです。つまり、パスポートの原本を持ち歩く必要があるわけです。
一方で、ハワイで運転する際に、パスポートの原本ではなく、「コピーでも大丈夫」と言う説があるんですね。ですが、上の事情を考えると、運転時にはコピーではなく原本を携帯するのが良いですね。