今回は、ハワイ旅行が初めての人に伝えたい情報です。
初めて乗るハワイ行きの飛行機において、その機内を少しでも快適に過ごしたいですよね。今回は、そのために役立つノウハウをご紹介します。
行きのフライトの過ごし方で初日の元気が違う
日本からハワイまでのフライト時間は7時間前後かかります。これは、沖縄やグアムと比べると倍以上の時間です。
なので、ハワイ旅行の飛行機では、機内で一眠りし目が覚めて「そろそろハワイかな」と期待しながら時計を見ても、「あと3時間あるのか・・・」のような思いをすることもあります。
そして、この行きの7時間前後のフライトを、疲れずに快適に過ごせるかは重要です。なぜなら、ハワイ行きの飛行機は現地の午前に着くことが多いからです。
つまり、ハワイ到着日の午後は、観光する時間が取れます。その時間を楽しむ体力を残すために、行きのフライトを快適に過ごし、少しでも疲れを残さないことが重要なわけです。
ハワイ行きの飛行機内を快適に過ごす方法
ハワイ行きの飛行機内を快適に過ごす方法は、とてもシンプルです。
具体的には、「日本の空港でハワイ現地でする服装に着替える」と言う方法を取ります。日本の空港でハワイでする服装に着替えてから飛行機に搭乗し、その格好で機内を過ごすと言うわけです。
男性であれば半袖のシャツとハーフパンツ、ビーチサンダルのような格好に着替えます。女性の場合も基本は同じでハワイでする楽な格好に着替えます。ただし女性は、機内での寒さに備えて、念のため1枚羽織るものを用意した方よいですね。
開放的な服装でリラックスできる
では、「なぜ行きの飛行機に搭乗する時からハワイ現地の格好をすると快適なのか」ですが、その理由は、半袖、ハーフパンツ、ビーチサンダルのような服装に着替えておくと、手足に開放感がありリラックスできるので狭い機内で過ごすのが楽だからです。
特にエコノミークラスの席は前の席との間隔が非常に狭いので、開放感がある格好をしているかどうかで全然快適さが違います。
またこのように開放感がある格好をしていると、エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)の予防にもなります。エコノミークラス症候群は、下半身がずっと同じ姿勢で固定されることで起こるからです。
開放感のある格好をしているとそれを予防しやすくなります。ハーフパンツに着替え、足下をビーチサンダルにしておくと、あぐらをかいたり、体育座りをしたりなど、お隣に迷惑のかからない範囲で足を自由自在に動かせるからです。
一方、ジーンズやパンツに靴を履いていたらどうでしょうか。足を動かせる範囲がぐっと狭くなり、とても窮屈な思いをします。結果、エコノミークラス症候群にもなりやすくなるわけです。
現地に到着してからが楽
別の理由として、ハワイ現地でする服装に着替えると、「ハワイに到着してからが非常に楽だから」ということもあります。その格好のまま、着替えることもなくハワイ観光を始めらるわけです。
これが「ハワイに到着してから着替える」となるといささか手間になります。なぜ手間になるのかと言うと。まずハワイに着いてから着替えるチャンスとしては、次の2つがあります。
- ホノルル国際空港で荷物を受け取り空港のトイレで着替える
- ワイキキに移動してからホテルの部屋で着替える
ですが、そのどちらの方法も不便です。ホノルル空港のトイレは、それほど不潔ではありませんが、残念ながら日本の空港のトイレほどは綺麗な場所ではありません。なので、どうせ着替えるならより綺麗な日本のトイレで行う方がオススメです。
また、ホノルル空港のトイレのうち、それも手荷物を受け取るBaggage Claim近くのトイレは人気が少ない場合もあります。そのため、そこで着替えると安全面での心配もあります。
ワイキキに移動してからホテルの部屋で着替える場合。この場合は、ハワイに現地に到着してワイキキに移動するまで時間が快適に過ごせないのが不便です。空港からワイキキまでは車で25分程度の距離なのですが、実際には飛行機が到着してから入国審査をして、荷物を受け取るまでの時間があります。
混んでいる時は、意外とこの時間が長くなるため、日本から長袖を着たままの格好でいると暑くて大変です。
日本の空港で着替えておくと、このような不便さを感じることがなくそのまま観光ができるので快適です。
日本の空港でハワイ現地でする服装に着替えると快適
以上を読んで「日本でハワイの格好をするのは何だか恥ずかしいな〜」と思うかも知れませんが、大丈夫です。ハワイ行きの便には、この方法を実践している人がまず間違いなく乗っており、浮くようなことはありません。
また「空港で寒い思いをするのでは?」と思うかもしれませんが、私の実体験では、冬の成田空港や羽田空港でも大丈夫でした。少なくとも空港の建物の中は暖房が効いているからです。ので、半袖短パンで過ごせました。
私は、初めてハワイ行きの飛行機に乗る時は着替えず、そのままの格好で搭乗しました。そして、周りにアロハシャツ、短パン、ビーチサンダルに着替えている乗客がいるのを見て、「何だか気が早い人がいるな」と言う目で見ていました。
ですが、今はそれが気が早いのではなく、飛行機内と現地に着いてからを快適に過ごせるから、そうしているということがよく分かります。
ちなみに、真冬でコートなどの厚めのアウターががある場合は、空港のコート預りサービスを使うと便利です。7日間預けてもそれほど高くないのですし、日本の空港にコートを預けると、空港でハワイ現地の格好に着替えるのがより簡単になります。