今回は、ハワイ旅行において、日本の空港でする出国審査を自動化ゲートでするのが初めての人に伝えたい情報です。
私は、2018年1月のハワイ出張でした羽田空港での出国審査を、自動化ゲートを利用して行いました。その際、私の先に自動化ゲートを利用していた人が、どうも指紋の読み取りができなかったようなんですね。その時の体験をご紹介します。
指紋が読み取れないことが意外とある
私は、このハワイ出張で初めて、自動化ゲートを利用しました。初回だったので、まずは、指紋の登録作業からすることになりました。
その登録作業時に感じたのが自動化ゲートの機械は、「意外と、指紋が読み取りにくいことがあるんだな」ということです。というのも、私が登録しようとした際、2、3回、「正常に読み取れませんでした。もう一度お願いします。」と、窓口の入国審査官に言われることになったからです。
私の指紋は薄いのか、2、3回試しても結局ダメでした。結果、「これに指を押し付けてから、再度試してください」と、小さい朱肉くらいの丸いケースに入った、軟膏のようなものを渡されました。
それに指を押し付けてみると、実際には軟膏のようにベタベタしておらず、硬いものを触っただけのような感触でした。一方で、これで何らかの成分が指につき、指紋が登録されやすくなるようでした。
それに押し付けた後、再度指紋の登録をしたところ、無事に読み取られました。
自動化ゲートで読み取られない人を目撃した
そして、指紋の読み取りが完了した後、その登録作業をした窓口の前で、5分程度待つことになりました。どうも、データの登録作業のような手続きに時間がかかるようなんですね。そのため、登録した窓口の前の椅子に座って、その登録作業が終わるのを待つことになりました。
そのようにして待っている間に、私は、すでに指紋の登録済みで自動化ゲートを利用する旅行客を見かけました。というのも、羽田空港では、指紋の登録作業をする窓口のすぐ隣が、自動化ゲートとなっているからです。ので、登録完了待ちをしていると、自然と自動化ゲートを利用する人たちの様子が、目に入るわけです。
その様子を見ていると、自動化ゲートでの出国審査は、うまく指紋が読まれた人の場合は、本当にスピーディーでした。スタスタとその機械の前に歩いてきて、パスポートをセット、指紋をピッと読ませておしまいでした。時間にして、1分もかかっていない様子でした。
一方で、中には指紋がうまく読み取られない人もいることがわかりました。その人は、何度、指紋を読み取らせてもうまく行かなかったようで、結局、自動化ゲートの先で、有人の出国審査を受けることになっていました。
羽田空港において、自動化ゲートの先にある出国審査の窓口は、本来、無人となっています。ところが、指紋がうまく読まれなかった時に限り、その窓口に入国審査官が座り、通常の出国審査をしているようでした。
自分のときも、指紋の読み取りエラーに一度なった
その様子を眺めていると、私の登録作業が終わったことを、担当してくれた入国審査官が教えてくれました。そこで、早速、自動化ゲートを利用することにしました。
この時、私は、「指紋がうまく読み取られるかな?」と不安を感じていました。というのも、すぐ前でうまく読み取られない人を見ていましたし、指紋の登録時も何度かエラーになってしまったからです。
そして実際に自動化ゲートを試したのですが、悪い予感の通り、一度目は指紋の読み取りエラーとなりました。そこで、落ち着いて読み取る機械の周辺を見てみると、指紋の登録時に渡された指紋を読み取りやすくするための丸いやつが置いてあることに気がつきました。そこで、それに指を押し付けて再度試してみると、無事、指紋が読み取られ、自動化ゲートが開きました。
このように、自動化ゲートは人によっては、指紋が読み取られにくい場合があることが、実際に利用してみてわかりました。そして、うまく読み込めない場合は、有人の窓口を利用することになることも学びました。