オアフ島のワイメア・バレーでしかできないユニークな体験

今回は、ハワイ旅行中、「ちょっと変わった体験がしてみたい」と考えている人に伝えたい情報です。

具体的には、変わった体験として、オアフ島のノースショアにある、ワイメア・バレーでできる体験をご紹介します。

ちなみに、カウアイ島にもワイメア峡谷という人気観光スポットがあります。ですが今回ご紹介したいのは、オアフ島のノースショアにあるワイメアの方ですので、誤解しないように気をつけてください。

オアフ島のワイメア・バレーでしかできないユニークな体験

オアフ島のワイメア・バレーでしかできないユニークな体験ハ、滝つぼでの水泳体験です。

このワイメア・バレーハ、川沿いに遊歩道が整備された公園となっています。で、その遊歩道の突き当たりに、Waimea Fallsと呼ばれる滝があります。その滝つぼが、池となっていてそこで泳ぐ体験ができるわけです。

で、なぜこの滝つぼでの水泳体験が、ここでしか体験できないのかというと。基本的にハワイの川や池などの自然水には、人間にとって危険なバクテリアが含まれているからです。

なので、原則として、ハワイでは川や池で泳ぐことは、危険です。実際、そのバクテリアに感染して死亡する事故も起きています。そのように泳ぐのが危険な滝つぼとして、例えば、ワイキキの近くでは、「マノアの滝」の滝つぼがあります。

マノアの滝は、その滝までのジャングルを抜けながらのハイキングを楽しめる人気のスポットです。で、その滝つぼが、ちょっとした池になっています。ですが、「バクテリアで汚染されている」という理由から、その滝つぼでの水泳が禁止されています。

なので、管理スタッフがいるときに、このマノアの滝の滝つぼに入ろうすると、そのスタッフに止められます。中には、その制止を振り切って、その滝つぼに入るツワモノもいるのですが、そのバクテリアに感染して死亡する可能性があることを知っていれば、入ろうとしなかったはずです。

で、マノアの滝に限らず、ハワイの滝つぼでは、泳げないことが基本です。それが、ワイメア・バレーでは例外的に、泳げる滝つぼとなっているわけです。つまり、ここでしかできない体験と言うわけです。

滝つぼで泳ぐための準備

そこで、ワイメア・バレーの滝つぼで泳ぐための方法をご紹介します。まず、水泳をするので、当然ですが水着の準備が必要です。

ワイメア・バレーの公園内には、更衣室があるのでそこで水着に着替えられます。ただ、それが面倒な人は、服の下に水着を事前に着るなどしておくと楽ですね。また上がった時に体を拭くためのタオルも用意した方が良いです。

上でも述べた通り、この滝つぼまでは、川沿いの遊歩道を歩いて行くことになります。舗装された道路なので、足元はスニーカーでなくても大丈夫です。ただ、30分程度は歩くことになるので、ビーチサンダルだとちょっと足が痛くなるかもしれません。ただ、ビーサンで行ってもそれほど無理はないです。

この遊歩道沿いは、様々な植物やネイティブハワイアンの当時の暮らし再現した様子を楽しめるようになっています。また途中川沿いに降りられるようになっている箇所もあり、そのようなところを1つ1つ見て行くと、滝まで30分以上必要です。

ちなみに足腰が悪い人を複数乗せて走る、自動カートのようなサービスもありました。私はそれに乗らなかったので、それが無料なのかどうかはわからずです。

そのように遊歩道を楽しんだ最後に、滝とその滝つぼがあります。それが近づくにつれて滝の流れる音が聞こえて来るので、ちょっとワクワクした気持ちになりますよ。

滝つぼで泳ぐ方法

で、いよいよ滝つぼでの水泳体験となります。この滝つぼで泳ぐ時には、まず滝つぼの手前にいるライフガードと一緒に、滝つぼの安全性をチェックする必要があります。つまり、いきなり行って自由にずかずかと滝つぼに入れるわけではありません。

またライフガードからは、無料で、ライフジャケットを借りることができます。私はライフジャケットをつけずにここで泳いでいる人も見かけたことがあります。ですが、泳ぎが得意でも最初はライフジャケットをつけたほうが良いですね。

というのも、水深が9mあり、かなり深いからです。加えて、滝つぼで泳いだ経験がないと、泳ぎが得意な人でも、何があるかはわかりません。

この滝つぼで泳ぐ時の禁止事項としては、飛び込みがあります。飛び込まず、ゆっくりと進むように水に入る必要があります。

また、開いた傷口がある人は泳げません。加えて、この滝つぼの水を飲むことも禁止されています。つまり、この滝つぼの水も、バクテリアに感染する危険がある、ということですね。それをライフガードを常駐させ、その注意を怠らないように促すことで、この滝つぼでは水泳が可能となっているというわけです。

またライフガードとのコミュニケーションは、当然ですが英語となります。この滝つぼでの水泳に関しては、ライフガードがする英語での安全性の説明を理解する必要あります。なので、ガイドがする英語の説明を、わかったふりをして聞き流すのは大変危険です。つまり、英語が苦手な人だけで、この滝つぼ水泳をするのは避けたほうが良いです。

ちなみに。海外ドラマのLostを見たことがある人は、この滝を見ると、「オオッ」という気持ちになるはずです。ドラマ内でよく登場しているロケ地だからです。この滝つぼで泳ぐシーンもありました。なので、そこで実際に泳ぐとより感慨深いものがありますよ。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア