今回は、ハワイ旅行でこれから、「プライオリティーパス(Priority Pass)を使おう」と考えている人に伝えたい注意点です。
「ハワイ旅行でプラオリティーパスを利用する良さから、かつての輝きが失われちゃったよ」と言うのが今回お伝えしたいことです。
ハワイ旅行でのプライオリティーパスのかつての輝き
では、まず、「ハワイ旅行におけるプライオティーパスのかつての輝き」から説明します。
ハワイ旅行に、プライオリティーパスがあると、かつては帰りのホノルル空港で使えるラウンジが良かったです。具体的には、ホノルル空港のJALのラウンジをプライオリティーパスで利用できました。
そのため乗る飛行機のクラスがエコノミークラスであっても、空港まではビジネスクラス気分で快適なラウンジで過ごすことができました。
次に。行きの飛行機を成田空港の第1ターミナル発の航空会社を選んでいた場合。こちらではユナイテッド航空のユナイテッドクラブと言う航空会社系ラウンジをプライオリティーパスで利用することができました。
この場合は、「成田空港の第1ターミナル発の航空会社」と限定されることにはなります。ですが、その航空会社を選んでいた場合は、エコノミークラスの利用者であっても、ビジネスクラス向けのユナイテッド航空のラウンジが利用でき快適でした。
つまり。帰りのホノルル空港でのJALのラウンジが使えること、行きの成田空港の第1ターミナルでユナイテッドクラブが使えること、この2点がハワイ旅行におけるプライオリティーパスのかつての輝きでした。
帰りのホノルル空港でJALのラウンジが使えなくなる
ところが。まず帰りのホノルル空港で、プライオリティーパスを使ってJALのラウンジに入れなくなりました。
正確な時期は覚えていないのですが、少なくとも2015年1月末にハワイを訪れた際にはすでにそうなっていました。
ホノルル空港も含めてアメリカの空港のラウンジは、日本の空港では高級感がある航空会社系ラウンジでも、それほど高級感がないことが多いです。そのような中で、ホノルル空港のJALのラウンジは、少なくとも日本式の清潔感のある快適な空間でした。
つまりJALのラウンジは、ホノルル空港で使えるラウンジとしては、かなり快適なラウンジでした。その快適なラウンジに、かつてはプライオリティーパスで入ることができたのですが、現在はできなくなってしまいました。
プライオリティーパスとユナイテッドの提携が終わる
さらに、残念なことが続いてしまいます。それは、2015年5月15日から、プライオリティパスとユナイテッドクラブの提携が終了してしまったことです。
その結果、かつては行きの成田空港の第1ターミナルで使えたユナイテッドクラブも、現在では利用できなくなってしまいました。
つまり、ハワイ旅行でプラオリティーパスを使える場合の嬉しいポイントであった2点、そのどちらのラウンジも今現在では利用できなくなってしまったのです。
結果、「ハワイ旅行においてプライオリティーパスからかつての輝きが失われてしまった」わけです。
全く役立たないわけではない
ただ、プライオリティーパスが、「ハワイ旅行に全く役立たなくなったか」、と言うとそうではありません。
たとえば、今現在でも、成田空港の第1ターミナルではプライオリティーパスで大韓航空のラウンジが使えます。大韓航空のラウンジは、ユナイテッドクラブほどの快適さはないものの、航空会社のラウンジです。
ほか航空会社のラウンジほど快適ではありませんが、成田空港では出国審査前のエリアにある、クレジットカード会社のラウンジも利用できます。
また、ホノルル空港ではクレジットカード会社系のIASSラウンジが、プライオリティーパスで利用できます。このラウンジは、2014年にリニューアルされ、清潔感のある快適な空間になっています。
これらのラウンジは、かつて利用できたラウンジと比べると快適さはありません。ですが、ハワイ旅行でプライオリティーパスを使って利用できるラウンジが全くなくなったわけでは、ありません。