今回は、ハワイ旅行にあたり、ワイキキ・サンドビラ・ホテルに初めて宿泊する人に伝えたい情報です。
私は2018年1月にこのホテルに宿泊したのですが、その際、このホテルのWIFIをiPhoneでうまく使えない体験をしました。そのときにした対応方法をご紹介します。
ウェブ認証でWIFIが使えるようになるのが原則
このホテルのWIFIへの接続方法については、ホテルへのチェックイン時にその方法を書いた案内の紙でわかりました。
そして、私は、このホテルのWIFIを、iPhoneではなく、まずは持ち込んだ自分のノートパソコンで利用することにしました。案内の通りに、パソコンをホテルのWIFIに接続すると、自動的にブラウザが起動しウェブ認証画面となりました。
その認証画面に、案内の紙あった情報を入力し、無事に認証が終わると、ネットが使えるようになりました。つまり、パソコンでこのホテルのWIFIを使うにあたっては、特に問題なくすんなり使えました。
iPhoneではブラウザが立ち上がらず認証されない
次に、iPhoneで、このホテルのWIFIを使えるかを試しました。ところが、パソコンでした手順と同じようにしても、WIFIをうまく使えませんでした。
と言うのも、iPhoneのWIFI設定で、このホテルのWIFIに接続できるところまではうまく行くのですが、その後にブラウザ(Safari)が起動せずウェブ認証画面が表示されなかったからです。
つまり、iPhoneでは、認証情報を入力できず、ホテルのWIFIには接続できても、データ通信ができない(ネットが使えない)状況となりました。
このように認証画面が表示されなかった背景として、私のiPhone側に固有の問題があった可能性もあります。ただ、私はiPhoneに特別な変更をして使っていません。例えば、ブラウザは標準のSafariのままですし、そのSafariも標準のままです。
つまり、認証画面が表示されないこの問題は、誰にでも起こる可能性があります。
Safariに認証画面のURLを直打ちして解決
この問題への対応方法として、「自分で認証画面をiPhoneのSafariに表示させたら良いのでは?」と考え、試してみました。
私は、最初にパソコンでこのホテルのWIFIに接続していたので、その認証画面のURLがわかっていました。次のようなURLです。
http://172.16.XXX.YYY/user/guest_authed.jsp
XXX、YYYのところには、実際には数値が入りますが、敢えてぼかしました。ホテルがセキュリティ上の理由から、公開したくない可能性があるからです。また、そのフロアや部屋ごとで、この数値が変わる可能性もあります。いずれにせよ、パソコンでホテルのWIFIに接続すれば、自動的にブラウザが立ち上がり、このウェブ認証のURLは確認できます。
この認証画面のURLを、ホテルのWIFIに接続した状態のiPhoneのSafariのアドレスバーに直打ちしたところ、認証画面が表示されました。そして、その画面で認証させたところ、iPhoneでもホテルのWIFIで、データ通信できました。
と言うわけで、iPhoneでホテルのWIFIに接続しても、認証画面が表示されない場合は、この方法で対応できることがわかりました。
ただ、この方法は、iPhoneの他に、パソコンを持ち込んでいる人しか使えません。なので、パソコンを持ち込んでいない人の場合は、ホテルのフロントに「iPhoneでWIFIが使えない」と確認した方が簡単です。
ちなみに、私が他に持ち込んでいたAndroidのスマホで、このホテルのWIFI接続を試した際には、自動的にChromeが起動し認証画面が表示されました。つまり、Androidの場合は、特に問題なく使えました。