今回は、ハワイ旅行にあたり、オアフ島のヒルトン・ハワイアン・ビレッジにあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアン(以下、ワイキキアン)に初めて宿泊する人に伝えたい情報です。
私は、この記事を書いている直近では、2019年1月にこの施設に宿泊しました。その際、日本からSIMフリーのiPhoneを持ち込み、ハワイ現地で使えるプリペイドのSIMカードを刺して、利用しました。
具体的には、Lycamobileという業者の通話とSMS(TEXT)が使えるプランのSIMを利用したのですが、ワイキキアンに宿泊するにあたり、そのSIMカードを刺したiPhoneが役立ったのでご紹介します。
808始まりのハワイの番号を取得
最初に、私が2019年1月にしたハワイ旅行で利用した、LycamobileのSIMカードについて、ご紹介します。
私が利用したのは、アクティベーション後30日間使えるもので、米国内通話とSMSが無制限に使えるものでした。また、LTEでのデータ通信が1GB分ついたプランでした。
購入したのは、日本のAmazonで、具体的には、次のリンク先の商品を買いました。ちなみに、私が購入した当時、この商品は、1枚税込1780円でした。
Amazon: アメリカ・ハワイSIM lycamobile 30日LTE1GB 米国内通話・SMS無制限コミコミパック+YM SIMピンセット (日本語オリジナルマニュアル付)
このSIMは、日本にいる間にアクティベーションができ、その時点でハワイのZIPコードを指定することで、808始まりのハワイの番号を取得することが可能です。実際、私は、このハワイ旅行の数日前にアクティベーションし、808始まりの現地の番号を取得できました。
部屋の準備ができたら通知をもらえる
このように808始まりの電話番号が使えるSIMカード入れたiPhoneが、ワイキキアン宿泊にどう役立ったかをご紹介しますと。
「フロントと連絡し合うのに便利だった」というのが基本です。「フロントと連絡し合う」とは、具体的には、ワイキキアンのフロントのスタッフと、SMS(TEXT)でメッセージのやり取りをすることです。
例えば、次の画像は、「部屋の準備ができましたよ」という通知をワイキキアンのスタッフから貰った時のやり取り例です。
ワイキキアンのチェックイン時間は、基本的には16時となります。日本からのハワイ便は、現地の午前中に着くことが多いので、部屋の準備ができるまで間がある場合が多いです。
なので、「部屋の準備ができました」とSMSで連絡がもらえると、どこかに出かけて暇つぶしをしている場合でも、その連絡を受け取れて便利でした。実際には、私は、ワイキキアン8Fのラウンジで過ごしていたのですが、それでも、SMSでその通知が貰えよかったです。一々フロントに確認する手間が省けたからです。
わからないことを質問できる
ただ、「部屋の準備ができました」の1回きりの連絡をSMSでもらうだけであれば、日本で使っている携帯電話の国際ローミングを有効にすれば、それで足ります。
というのも、国際ローミングした状況でも、SMSの受信であれば、滞在先で無料で受け取れるからです。以下の日本の大手キャリア3社の国際SMSの利用料金に関するページを見ると、その事実がわかります。
- docomo: 海外でのご利用料金
- au: 文字メッセージをおくる(国際SMS)
- ソフトバンク: SMS/MMS
逆にSMSを送信したい場合は、どのキャリアでも通信料が発生することもわかります。例えば、docomoの場合は、この記事を書いている現在、100円/1通の利用料がかかることがわかります。
そして、ワイキキアン宿泊時には、こちらからフロントにSMSでメッセージを送れると便利なんですね。上の図で、私が「Thank you!」とメッセージを返しているように、フロントのスタッフには、こちらからSMSでメッセージを送ることも可能です。
ので、滞在中、何かわからないことがあれば、SMSを送って質問することができます。そして、その回答もSMSで返って来ます。一々フロントに行かずとも、このように質問できるのが便利なんですね。
他にも、ワイキキアンでは、「express checkout」という、フロントに寄らずにチェックアウトできる仕組みがあるのですが、それを利用したい旨を伝えるのに、私はSMSで伝えました。その際、フロントから、「荷物を運ぶサービスは必要ですか?」という質問が来たりと、このような感じで、テンポよくフロントとメッセージやりとりができ便利でした。
一方、これが国際ローミングの場合は、SMSで気軽にメッセージを送りたくない心理になります。こちらからの1回の送信のたびに料金が発生するからです。
というわけで、ハワイでSMSが使えるSIM、それも通話・SMS使い放題のものを利用していると、そのような気遣いもなく、フロントと連絡ができ役立ちました。