ハワイ現地のプリペイドSIMが使えるお得なスマホの準備の仕方

今回は、ハワイ旅行に向けて、「ハワイ現地のプリペイドSIMが使えるスマホを探してます」という人に伝えたい情報です。

ハワイ旅行に向けてこれから新たにSIMフリースマホを用意したい人に向けて

イメージしているのは、「国際ローミングは通信料が高いので日本で使っているスマホはハワイで使いたくない」、なので、「ハワイ現地のキャリアのプリペイドSIMを使いたい」という人ですね。

また、「すでに1台はSIMフリースマホを持っている」、だけど、「家族との連絡用にもう1台、ハワイでお得に使えるスマホを準備したい」という人もイメージしています。例えばハワイ旅行中、奥さんのために「とりあえずネットと通話ができれば十分」というスマホをお得に準備したい時ですね。

とにかく、ハワイ現地のプリペイドSIMを使えるスマホを、これから新たに用意したい人にお伝えしたい内容です。

中古のau版iPhoneがオススメな理由

それでは、早速始めましょう。最初にお断りとして、今回ご紹介する内容は、2016年3月時点に、ハワイで確認ができている内容です。一方で、このようなモバイル業界事情は、キャリア側も端末側も、変動が激しいです。

なので、今回ご紹介する方法が、今後実際にハワイに行く時には、「使えない」となる可能性は十分に考えられます。今回の記事は、そのようなリスクがある前提でお読みください。

では、本題の「ハワイの現地プリペイドSIMが使えるお得なスマホ」は、中古のau版iPhoneがオススメです。その理由は、次の通りです。

  • 中古かつSIMフリー版ではないため、本体の価格が安いから。
  • その一方au版iPhoneは今現在ハワイでat&t系のプリペイドSIMが使えるから。

この理由を詳しくご紹介しますと。まず、中古のiPhoneを探してみるとわかる通り、SIMフリー版とSIMロック版で大きく価格が異なります。

例えばこの記事を書いている現在、中古のiPhoneとして出回っている機種の最も古いものは、iPhone 4sで、その価格の違いは、おおよそ次のような感じです。

  • 中古のau版iPhone 4s: 4500円〜
  • 中古のSIMフリー版iPhone 4s: 16,000円〜

このように、iPhone 4sの価格は、au版とSIMフリー版で3倍以上の違いがあります。

そして、この価格の安い中古のau版iPhoneで、なぜかハワイ現地のat&t系のプリペイドSIMが使えちゃいます。「at&t系のプリペイドSIM」としては、例えばat&t自体が提供しているGoPhoneというサービスがあります。

それ以外としては、at&tのMVNOである、H2O WirelessやNET10 Wirelessなどの業者も、プリペイドSIMのプランを提供しています。

ハワイでau版iPhone 4s + H2O Wirelessの動作確認が取れている

で、なぜau版のiPhoneで、at&t系のプリペイドSIMが使えるかですが・・・、「使えるから使える」という感じですね。つまり、ハワイでこの組み合わせを実際に試してみた結果、使えてしまっている状況です。

その意味で、今回ご紹介の方法は、ちょっと裏技的な側面がある点は否めません。なので、将来的には使えなくなるかもしれません。

この記事を書いている2016年3月現在では、実際にハワイでau版iPhone + at&t系のプリペイドSIMの組み合わせで使えることが確認できています。

より具体的には、ハワイでau版iPhone 4s + H2O Wirelessでの動作確認が取れています。つまり、ハワイの現地プリペイドSIMを使えるスマホとして、中古のau版iPhone 4sを利用すると、4500円〜の予算感で準備できます。

実際のところ、H2O Wirelessは、KDDIのアメリカ現地法人、KDDI Americaが運営しているサービスです。その事実は次の公式サイトから確認できます。

KDDI Mobile x H2O Wireless

この事実から、auのSIMロックがかかったiPhoneでも、H2O Wirelessが使えても不思議はないことがわかります。

ハワイでau版iPhone 4s + H2O Wirelessの組み合わせで出来なかったこと

さて、ハワイで使える、au版iPhone 4s + H2O Wirelessの組み合わせにおいて、音声通話、SMS、ネット閲覧、地図など、標準的な機能であれば、2016年3月時点では、全く問題なく快適に利用できています。地図としては、Google Mapのアプリも快適に動作します。

一方で、いくつか出来ないこともありました。例えば、テザリングがあります。この組み合わせのiPhone 4sでテザリングしようとすると、「at&tに連絡して」というエラーメッセージが出て使えない状況です。

また、オアフ島の路線バスを利用するときに便利なDaBusというアプリがあるのですが、これがなぜかWi-Fi状況下でしか使えませんでした。キャリアの電波を使う状況下、つまり、外出中にこのアプリが使えない状況となり不便でした。

この2点が、ハワイでau版iPhone 4S + H2O Wirelessの組み合わせで利用するときにできなかったことです。

H2O WirelessのSIMがオススメの理由

最後に、今回ハワイ現地で使うSIMとして、「H2O Wireless」を選んだのか、その理由をご紹介します。

上で述べた通り、au版iPhoneで使える、ハワイ現地のプリペイドSIMは、at&t系の複数の業者から選べます。その中で、H2O WirelessのSIMをオススメする理由は、次の通りです。

  • ワイキキのHoku Wirelessというショップで扱っていてハワイ現地で手に入れやすいから。
  • KDDI Mobile x H2O Wirelessisoon.orgで日本でも買うことができるから。

この2点がオススメする理由です。つまり、「ハワイでも、日本においても、H2O WirelessのSIMが手に入れやすいから」というのが、その理由です。

私は、実際に、上で紹介したisoon.orgのサイトで、ハワイ旅行のために日本でH2O WirelessのSIMを買ったことがあり、ここで買って良かったです。

何が良かったのかというと、日本にいる間にアクティベーションまでしてくれるため、その手間が楽だったからです。また、そのおかげで、日本にいる間に、ハワイでの電話番号がわかる点も嬉しかったんですね。事前にそのハワイでの電話番号を伝えたい相手が、ハワイ現地にいたからです。

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