今回は、ハワイ旅行をする人のうち、これからiPhone、iPad、MacなどApple社の製品の購入を検討している人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「ハワイのApple Storeで製品を買うとき、GE TAXと呼ばれる税金が追加でかかるのか」をハワイのApple Store、およびハワイの会計士に確認した結果です。
ワイキキ滞在だとApple Storeに行きやすい
ハワイ旅行の宿泊先として、オアフ島のワイキキに滞在している場合、Apple Storeは、訪れやすい店となります。というのも、ワイキキの繁華街にその店舗がありますし、ワイキキ近くにあるショッピングセンターのアラモアナセンターやカハラモールなどにも、Apple Storeが入っているからです。
なので、私は、新しいApple製品が欲しい時期とハワイに滞在する時期が重なると、「これって、ハワイで買った方が安かったりするんだろうか?」と、これまでしばしば思うことがありました。
例えば、この記事を書いている現在、新しいiPhoneの価格について、Appleの英語サイトと日本語サイトで比べてみると、次のようになっています。
iPhone XS Max 512GB(SIMフリー)の価格
+ 英語サイト: $1,449.00
+ 日本語サイト: 税別164,800円 (税込177,984円)
この時、「177,984円 / $1,449.00」で、1ドルあたりを考えると、約122.8円となります。つまり、その時のドルと円の為替のレートが、この値よりも小さければ「多少なりとも、ハワイで買った方がお得なのでは」と考えられます。
GE Taxがかかる
一方で、私は、ハワイのApple Storeで買う場合、「このような単純に比較ができないのでは?」とも思っていました。と言うのも、ハワイでは、物を買うとGE Taxという、日本で言う消費税のような税金がかかるのが基本だからです。
例えば、オアフ島のApple Storeで買う場合は、4.712%のGE Taxがかかり、$1,449.00の商品は、$1,517.28になると言うことですね。なので、このGE Taxを踏まえた上で、日本で買うよりお得かを考える必要があります。
そして、ハワイのApple Storeでも「そのGE Taxが本当にかかるか確認しました」と言うのが、今回お伝えしたいことです。その結論としては、ハワイのApple Storeで製品を買う場合は、その価格にGE Taxがかかるそうです。
私は、この事実をカハラモールのApple Storeのスタッフに直接たずねて確認しました。また、仕事でお付き合いがあるハワイの企業を経由して、その企業がお世話になっているハワイの会計士にも確認してもらいました。
と言うわけで、「ハワイのApple Storeで買う方が、日本で買うよりお得か?」と言うことを考えるときは、このGE Taxを踏まえて、日本の価格と比べる必要があります。ちなみに、iPhone XS Max 512GBの場合、この記事を書いている時点の為替のレートだと、GE Tax分高くなることを踏まえても、ハワイで買ったほうが5千円程度安くなる結果となりました。
隣島で買えたとしたら微妙にお得
さて、「ハワイのApple Storeで買う製品の価格にGE Taxがかかる」と言う事実を知った後、私が次に気になったのが、「では、仮に隣島(マウイ島、ハワイ島など)でApple製品を買えたら、オアフ島より、ちょっとお得に買えるのか?」と言う点でした。
と言うのもGE Taxの税率は、オアフ島の場合は4.712%ですが、それ以外では4.166%となるからです。この点について、上でアドバイスを頂いたハワイの会計士によると、「この税率の差の分、隣島で買った方がお得になる」とのことでした。
実際には、今現在、Appleの公式サイトで店舗一覧を確認すると、Apple Storeはオアフ島にしかありません。つまり、旅行者が、隣島でApple製品を買うことはまず考えにくいのが実情です。
そのため、あくまで「もし隣島で買えたら」と言う仮定の話なのですが、買えた場合は、オアフ島で買うより0.546%分お得になると言うことですね。