今回は、ハワイ旅行でオアフ島のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアン(以下、ワイキキアン)に宿泊するのが、初めてのヒルトンのタイムシェアへの宿泊となる人に伝えたい情報です。
この施設では、日本人旅行者は、チェックイン日は、ロビー階にあるベルデスクに荷物を預けて過ごしたくなります。というのも、日本からのハワイ便は、現地の午前中に到着することが多いのに対し、この施設の部屋の準備ができるチェックイン時間は、16時からとなっているからです。
そのため、部屋の準備ができるまでどこかに出かけたい場合は、ベルデスクに荷物を預けることになります。そして、このベルデスクに荷物を預ける際に、その受け取りを受け付けてくれたスタッフにチップを渡す必要があるのか、というのが今回お伝えしたいことです。
荷物を預けるタイミングではチップは必要ない
ホテルの場合、チェックイン後、部屋まで荷物を運んでくれたホテルスタッフに、チップを渡すことになりますよね。
一方で、ワイキキアンのようなタイムシェアの棟では、ホテルと違い、ベルデスクに荷物を預けるそのタイミングでは、受け付けてくれたスタッフにチップを渡す必要がありません。
というのも、ワイキキアンのベルデスクは、あくまで荷物を預かってくれるだけの場所だからです。タイムシェアの場合は、部屋の準備ができたら部屋まで預けた荷物を運び入れてくれるようなサービスがなく、シンプルにそこで荷物の受け渡しをするだけというわけです。
この「ワイキキアンのベルデスクに荷物を預けるタイミングではチップは要らない」という事実は、私が2019年1月にワイキキアンに宿泊した際、フロントの近くにいたHGVCのスタッフの女性に確認しています。
預けた荷物を部屋まで運んでもらう場合にチップが必要
そして、ワイキキアンのベルデスクに預けた荷物は、預けた時と同じベルデスクで受け取ることになります。
この受け取った荷物を自分の部屋まで運ぶ時に、次の選択肢があります。
- 自分で部屋まで運ぶ
- ベルデスクで部屋まで運んでもらうように依頼する
この選択肢のうち、2つ目の「ベルデスクで部屋まで運んでもらうように依頼する」を選択した場合は、それを運んでくれたスタッフにチップを渡す必要があります。
つまり、荷物に関するチップは、それを運んでくれた人への労いを込めたものということですね。なので、ベルデスクで受け取った荷物を自力で部屋まで運ぶ場合は、チップに関して何も考える必要は無くなります。
私が2019年1月にワイキキアンのベルデスクで、部屋まで荷物を運ぶように依頼した時は、それを受け付けてくれたベルデスクのスタッフから、「運ぶ場合はチップが必要ですよ?」という確認がありました。なので、「荷物を運ぶことに対しての労い」という位置付けで間違いないようです。
運んでもらう場合のチップの相場
ワイキキアンのベルデスクで、自分の部屋まで荷物を運んでもらうように依頼することを選択した人が、次に気になるのは、「チップをいくら渡せば良いのか?」という点です。
このチップの額の相場について、私が2019年1月に実際にお願いした時の例をご紹介すると、スーツケース2つ、チャイルドシートを運んでもらうので、3ドル渡しました。
この3ドルの額は、上でチップの必要性を確認したワイキキアンのフロント前のスタッフのアドバイスから決めました。「ベルデスクに依頼して、これらの荷物を運んでもらう場合、チップの相場はどんなもんでしょうか?」とそのスタッフに尋ねたところ、「3ドル程度で十分です」とのご回答だったんですね。
ただ、運ぶスタッフからすると、たくさんもらえる方が嬉しいに決まってますので、この3ドルはあくまで一例としてご紹介です。また、ハワイの物価によって、その相場も変わる可能性がある話なので、その前提で参考にしてください。