日本の空港でH2O Wirelessのプロファイル設定を導入する時の注意点

今回は、ハワイ旅行に向けてSIMフリーのiPhoneを持ち込み、H2O WirelessのSIMを利用するのが初めての人に伝えたい注意点です。

そのような人の中でも、ハワイに着いたらすぐにデータ通信を使うため、日本の空港にいるうちに普段利用している格安SIMのプロファイル設定を、H2O用に切り替えておきたい人をイメージしています。

空港のWIFIを使える状況下で切り替える

普段、iPhoneで格安SIMのプロファイル設定を入れている人は、それを日本の空港で切り替えるときに注意が必要です。と言うのも、H2O用の新しいプロファイル設定をiPhoneにインストールするためには、まず最初に、日本で利用している格安SIMのプロファイル設定を削除する必要があるからです。

ところが、その格安SIMのプロファイル設定を削除すると、困ったことになります。その瞬間に、iPhoneでデータ通信ができなくなってしまうからです。

この記事を書いている現在、日本にいるうちにH2Oのプロファイル設定をしたい場合、APN Changerと言うサイトを利用するのが簡単です。ですが、格安SIMのプロファイル設定を削除すると、このサイトへアクセスできなくなってしまい困ります。

この状況下でもデータ通信できるようにするため、プロファイル設定を切り替えるときは、空港のWIFIが使える状況下で行うようにした方が良いです。仮にWIFIが使えない、削除した格安SIMのプロファイル設定も戻せない、と言う状況になると、データ通信が全くできない状況になり、本当に困ったことになります。

ハワイに着いて、すぐに使えないこともある

さて、日本の空港にいるうちに、H2O用プロファイル設定に切り替えたい人の多くは、その動機として、「ハワイの空港に着いたら、すぐにH2OのSIMでデータ通信を使えるようにしたい」と考えていますよね。ですが、それができない可能性は想定しておいた方が良いです。

実際、私がこれまでハワイ旅行でH2OのSIMを利用したときは、日本の空港にいるうちにH2OのAPN設定をしておけば、ハワイの空港に着いてすぐデータ通信ができるようになりました。飛行機が着陸して到着ゲートに着き、スマホを使ってもよい許可が降りた瞬間に、もうデータ通信を使い始められるイメージですね。

ところが、2018年1月にハワイを訪れたときは、例外となりました。ホノルル空港に到着しても使えるようにならず、荷物受け取りの場所に移動しても使えませんでした。そして、結局使えるようになったのは、空港を出てワイキキに移動してからとなりました。

空港内でデータ通信ができないときは、「あれ?APNの設定が間違っているのかな?」と思っていたのですが、何も設定を変えずにワイキキでは使えるようになりました。ので、そのとき、空港でたまたま電波の状況が悪かったのかもしれません。

このようなことが考えられるので、日本でアクティベーションを済ませ、APN設定を切り替えていたとしても、すぐに空港でデータ通信できない可能性は想定しておいた方が良いです。例えば、どうしてもiPhoneで確認したい資料がある場合は、オフラインでも見られるようにしておくのが良いです。

ホノルル空港の無料WIFIが使えないことも想定しておく

また、2017年12月14日からは、ホノルル空港では、Boingoという無料のWifiサービスが利用できるようになったそうです。次のリンクは、Boingの公式サイトのFAQで、そのWifiが利用できる範囲が確認できるページです。

Boingo: Daniel K. Inouye International Airport (HNL) Wi-Fi FAQs

ところが、この無料Wifiを必ず使えるとは、思わない方が良いです。実際、2017年12月末に訪れた人の話でも、私が2018年1月に訪れた実体験でも、ホノルル空港到着時に、この無料Wifiは利用できませんでした。iPhoneのWifi設定のネットワークの選択肢に、この無料Wifiが出てきませんでした。

と言うわけで、やはり「全くデータ通信ができない」と言う状況を想定しておく方が、安心です。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア