今回は、初めてハワイを訪れる人に伝えたい情報です。具体的には、ハワイ旅行をより楽しくするためのワイキキのDFSの活用の仕方をご紹介します。
DFSとは
まず「ワイキキのDFSとは」と言うところからご紹介すると、DFSは、ワイキキのメイン通り沿いの中心地にあるビルのことです。
このビルには、様々なブランドのショップが入っており、免税価格でアパレル製品や化粧品などが買えます。なので、旅行客がお土産を買うのにも良く利用される建物です。
このDFSは、2015年7月現在は、「T ギャラリア ハワイ by DFS」と言うのが正式な名前です。その立地について東京でたとえるならば、銀座の4丁目の交差点にあるようなイメージですね。
またハワイ旅行でDFSと言うと、基本的にこのワイキキのビルのことを指します。ですが実はホノルル空港のセキュリティーチェックを抜けたターミナル内にも、DFSのショップがあります。つまり日本に帰るときの空港にもDFSのショップがあるわけです。
ただ、空港のDFSは、ワイキキのDFSより、売り場の規模も品揃えも違い小さいので、その点にはご注意ください。
トロリーのターミナルとして
上でもご紹介した通り、DFSと言うと「ブランド物を免税価格でお得に買える場所」と言うイメージが一般的です。一方で、DFSの役割ははそれだけではありません。
たとえば、トロリーのターミナルとしての機能があります。トロリーというのは、ワイキキを中心に走る観光客向けのオープンエアのバスで、レンタカーを使えない観光客にとっては便利な交通手段となります。特に初ハワイの人は、よく使う交通機関です。
そのトロリーには、ワイキキトロリーと言うお金を払えば誰でも乗れるものや、レインボートロリーのように特定の旅行会社のツアー客専用のものもあります。そして、DFSは、それらのトロリーの乗り場のターミナルとして機能しています。
なので、「ブランド物の買い物に興味がないよ」と言う人でも、DFSを利用することが多くなります。そのトロリーの乗り場は、カラカウア通りの正面の入り口から入って、一番奥の左手にあります。初めてだとこの乗り場がややわかりにくいので、気をつけて下さい。
日本円を米ドルに両替できる場所として
次に。DFSは、日本円を米ドルに両替できる場所としても利用できます。具体的には、DFSの建物1Fに両替所があり、日本円を米ドルにすることができます。もちろんその逆もできます。
また。両替所は、このDFSの建物内のもののほか、DFSの周辺のロイヤル・ハワイアン通り沿い側にいくつかあります。詳しくは次の記事でご紹介しています。
そのため。ハワイ旅行にあたり、ドルの現金をたくさん準備する必要がありません。日本円をDFS周辺の両替所でドルの現金にいつでも便利に両替できるからです。
また、DFSの1FにはATMもあります。そのATMにて、クレジットカードのキャッシングして、ドルの現金を用意することもできます。
コーヒーの試飲とクッキーの試食
次に。ブランド物に興味がない人でも、DFSの1Fにあるお土産売り場はぜひ訪れる価値があります。なぜかと言うと、コーヒーの試飲とクッキーの試食が無料でできる場所があるからです。
このコーヒーとクッキーは、ハワイ土産の定番と言えるお土産です。その両方を同じ売り場で試せる場所は、このDFS以外にはなかなかありません。
DFSのコーヒーとクッキーを試せる場所は、可能な限りハワイに到着して早い段階で訪れることをオススメします。可能ならばワイキキに到着した日に訪れるのがベストですね。
なぜかと言いますと。そうすると早い段階でハワイの定番土産の味を確かめることができるからです。
すると、その後のハワイ旅行で出会うお土産候補と、定番のお土産を比較することができますよね。なので、早い段階でこの試飲と試食ができる場所を訪れると役立ちます。
トイレが綺麗
次に。DFSのビルの嬉しい特徴として、「トイレが綺麗」と言うことがあります。DFSのトイレは、2013年9月にリニューアルし、日本の百貨店のトイレのように綺麗で清潔な環境となっています。
また、ワイキキ内では貴重なウォッシュレットが使える公共のトイレです。ので、ウォッシュレット依存症の人には、このDFSのトイレはありがたい存在です。
ハワイのトイレは、公共で使えるものは、その雰囲気といい、便座の大きさといい、あまり日本人旅行客にとって、落ち着ける場所ではないことが多いです。
そのような中で、DFSの綺麗なトイレは本当に貴重な存在です。
ラウンジはたくさんあるので注意
次に。このDFS内には、旅行客が休憩したり、サポートを受けられるラウンジがあります。たとえば、特定のクレジットカードを持っている人が利用できるラウンジ、のようなラウンジがあります。
ただし、DFS内には、このようなラウンジがいくつかあるので注意が必要です。そして、そのラウンジまでの入り方も、1Fから細い廊下を抜けた先の2Fにあると言う点が共通していて、目当てのラウンジの入り口がわかりにくくなっています。
実際に目当てのラウンジを間違う人が多発しています。例えば、入り口の前に次の写真のような張り紙がしてあるラウンジもあります。
と言うわけで。初めてDFSの2Fにあるラウンジを利用したい人は、事前にその場所を本当に良く確認してください。ちなみに、私は良く確認したつもりでDFSのあるラウンジを目指しましたが、それでも間違いました。