今回は、初ハワイ旅行の観光プランを考えている人に伝えたい情報です。具体的には、ハワイ在住者から学んだマカプウ岬の楽しみ方をご紹介します。
一般的にマカプウ岬では、日中のハイキングで楽しむことが多い場所です。一方、先日、ハワイ在住者の方から「こんな楽しみ方もありますよ」と教えていただきました。今回はその楽しみ方をご紹介します。
マカプウ岬の基本
では、マカプウ岬の基本からご紹介すると。マカプウ岬は、オアフ島の南東の端にある岬です。次のリンクから、その場所を地図で見ることができます。
マカプウ岬は、レンタカーで訪れるのが一番簡単で、ワイキキから30分程度の距離となっています。ただ人気の観光スポットのため、曜日や時間帯によっては、駐車場が満車になる可能性にご注意ください。
また、レンタカーがない場合は、オプショナルツアーで訪れるのが簡単です。ほかH.I.S.のツアーで訪れる場合は、レアレアプラスで、マカプウ岬に行けます。
マカプウ岬の地形は丘状になっており、頂上までは緩やかな傾斜が続きます。そして、その頂上までの道は、コンクリートで舗装されており、手軽にハイキングが楽しめるわけです。ただ、頂上付近の広場は、砂利になっているので、その点は気をつけて下さい。
頂上からは、海を一望でき、またオアフ島の東の海岸線や断崖など絶景を楽しむことができます。この記事のトップの写真が、頂上の一部から見えるオアフ島の東側の海岸の様子です。
夜に訪れて満月を見る
以上の通り、マカプウ岬は、日中に訪れハイキングをし、頂上で絶景を楽しむのが基本的な楽しみ方です。
ところが、ハワイ在住者の方によると、「マカプウ岬の楽しみ方は、日中だけではない」とのことでした。具体的には、「夜に訪れて満月を見る」と言う楽しみ方ができるそうです。
この話を伺い、私は「なるほど」と感じました。なぜかというと、マカプウ岬の頂上は、空が開けているからです。月を鑑賞するのに向いている場所なんですね。
また上述の通り、頂上からはオアフ島の東側の海を一望できるます。なので、その方角に月がある場合、とてもよく見えます。ほか、ワイキキの街の灯りからも程よく距離があるので、暗い夜空が期待できる点もよいです。
ハワイ在住者の方によると、実際に、満月に合わせた月見ハイキングのツアーもあるそうで、「機会があればぜひ参加してみてください」とのことでした。また、満月に合わせなくても、夜にマカプウ岬のハイキングを楽しむだけでも、「楽しめる」とのお話でした。
冬場に訪れてクジラを見る
次に。マカプウ岬では、冬場のハワイ近海にクジラが訪れるシーズンになると、その岬の途中にあるビューポイントから、クジラを見ることができます。詳しくは、次の記事でご紹介しています。
ホエールウォッチングもできるマカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイル
私は、クジラ目当てで2月半ばにマカプウ岬を訪れたことがあります。その日は、体がよろけるくらいに風が本当に強く、ちょっと肌寒さを感じることになりました。
で、クジラ目当てに訪れたのですが、強風のため波が荒立っており、クジラを泳いでいる様子と荒立っている波を見分けるのが大変でした。加えて、双眼鏡を準備したのに、マカプウ岬に持ってくるのを忘れてしまい「しまった」と言う結果になりました。
クジラ目当てで訪れる際には、強風で寒い場合に備えることと、双眼鏡を忘れない、の2点にぜひ気をつけてください。
ちなみに、クジラのシーズンに訪れたとしても、マカプウ岬から見られないこともあります。野生の生き物なので、絶対に見られるとは限らないんですね。どうしても、絶対にハワイでクジラを見たい場合は、ホエールウォッチングのツアーに参加するか、マウイ島のラハイナを訪れることをオススメします。
ペレの椅子
最後に、マカプウ岬の楽しみ方として、ハイキングのほかに「ペレの椅子」と呼ばれるパワースポットを訪れると言う楽しみ方もあります。ご参考に、ペレの椅子については次の記事でご紹介しています。
この「ペレ」は、サッカーのペレではなく、ハワイの神話に伝わる火の女神のペレです。そのペレが腰かけたとされる岩が、「ペレの椅子」と呼ばれハワイのパワースポットの一つとなっています。
このペレの椅子に行く場合は、マカプウ岬のハイキングのコースとは、スタート地点から違います。そのため、マカプウ岬のハイキングとペレの椅子のどちらも楽しもうとすると、それなりに時間が必要になるので気をつけてください。
また。上の記事で触れていますが、ペレの椅子に限らずこのようなハワイの神話に由来するスポットを訪れる前には、ちょっとだけでもハワイの神話を勉強しておくことをオススメします。そのほうが、より楽しむことができるからです。
そうしないと、私のように女神のペレをサッカー選手のペレと誤解したまま「???」と感じながら、観光することなりますよ。