ポリネシア・カルチャー・センター行きのバスに男一人で乗った感想

今回は、ハワイへの初めての一人旅を検討している人のうち、滞在中の観光先を検討している人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、私が2018年1月に、オアフ島のノースショアにある人気の観光スポット、ポリネシア・カルチャー・センター(以下、PCC)行きのバスに、男一人で乗車した時の感想です。

日本語ガイドが乗るミニバスの話

まず、この時、私が一人で乗車した、ワイキキからPCCまでのバスについてご紹介すると、日本語ガイド付きツアー用のミニバスを利用しました。この記事のトップの写真が、実際に乗車したそのバスです。このように断りを入れるのは、ワイキキからPCCまで行くバスには、他にも大型バスなど種類があるからです。

日本語ガイド付きツアー用のバスでは、そのバスの車内から、日本語で案内してくれるガイドが付きます。そのガイドが、ワイキキからPCCまで向かうルートの途中にある、車窓からの景色を日本語で紹介してくれるわけですね。

このバスを利用した結果、この車内で日本語ガイドをしてくれた方は、バス専用の人なのだとわかりました。到着後に、日本語ガイドツアーの参加者は、PCCの施設内を案内してくれる別の日本語ガイドに引き渡されることになったからです。

ちなみに、私は、実は、日本語ガイドツアーには参加していませんでした。つまり、単純なバス移動のみの利用でしたので、到着後は自由行動となりました。ツアーの参加者は、引き渡された新しいガイドと一緒に行動することになっていました。

一人だとちょっと寂しい思いをする理由

その後、私は、PCCのスタッフの方から、この日本語ガイド付きツアー用のミニバスのガイドについて話を伺う機会を得ました。そのお話によると、この車内のガイドは、PCCの外部のガイドが担当することもあれば、PCCのスタッフとして、ブリガム・ヤング大学の学生スタッフが担当することもあるそうです。

そして、私が乗車したバスのガイドは、その車内での案内の内容から、前者の「外部のガイドが担当したバスだった」ということを、教えてもらいました。このように詳しく述べるのは、バスガイドが「外部のガイドか学生スタッフかで、車内での案内の内容が違うことがある」という話だったからです。

というわけで、私は、外部のガイドが案内する日本語ガイド付きのミニバスを利用したわけですが、一人で乗車すると、この車内ではちょっと寂しい思いをすることがわかりました。というのも、このバスの車内では、ワイキキ内の各バス停から乗り込む人が全て揃った後、「どこどこからお越しの〇〇さん!」とガイドが乗客を紹介する時間があったからです。

このバスは、予約制のためバスのガイドが、その乗客名簿を持っています。私が利用したバスでは、その名簿をもとに、このような乗客のご紹介タイムがありました。そして、「お名前を呼ばれた方は、はーい、と手を挙げてください」ということになりました。

この時、グループの場合は、グループで全体で手を挙げることになります。つまり、一人旅だと、この手を挙げる瞬間に、それが周りにわかるわけですね。結果、ちょっと寂しい思いをすることになりました。

レンタカーで自力でも行ける

この時、私以外に一人でこのバスを利用している乗客がいなかったことも、寂しさを感じた理由と言えます。また、「ミニバスの車内の密接した空間で、周りは同じ日本人旅行者しかいない」という状況も、寂しさを感じさせやすくする要因と感じました。

ただ、この最初の乗客紹介タイム以降は、特に寂しい思いをすることもなく、ガイドの楽しい話を聞きながらの移動となりました。なので、「最初だけ」と割り切って利用するのも選択肢と言えます。

また、そのような寂しい瞬間をどうしても避けたい人は、レンタカーで自力で行くのも方法だと感じました。例えば、PCCの日本語公式サイトのパッケージ・料金のページには、次の記述があります。

送迎バスをご利用されないお客様は、14:00までに当センターのチケット売り場にチェックインして頂き、日本語ガイドと合流していただきます。

ので、自力で訪れた上で、日本語ガイドのツアーに合流することが可能です。こうすると、少なくとも行きのバスでの寂しい瞬間は避けられます。

レンタカーの運転を避けたい人は、タクシーやUberなどを利用する方法もあります。実際、私は、この時PCCからワイキキまでの帰りの交通手段として、Uberを利用しました。ただ、その料金は、73.30ドルとそれなりにかかりました。この点は、考慮する必要があります。

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